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報道発表

令和3年2月17日

財務省

令和2年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況

押収量は5年連続で1トンを超え、2トンに迫る
MDMA及び大麻樹脂等(大麻リキッドを含む)の押収量が増加

財務省は、令和2年の1年間に全国の税関が空港や港湾等において、不正薬物の密輸入その他の関税法違反事件を取り締まった実績をまとめましたのでお知らせします。

1.不正薬物*1

不正薬物全体の摘発件数は733件(前年比30%減)、押収量*2,3は約1,906kg(同43%減)となり、共に減少した。しかしながら、不正薬物全体の押収量は、5年連続で1トンを超え、2トンに迫る過去3番目を記録し、深刻な状況となっている。

  • *1覚醒剤、大麻、あへん、麻薬(ヘロイン、コカイン、MDMA等)、向精神薬及び指定薬物をいう。

    *2錠剤型薬物を除く。

    *3重量等未確定につき含まれないものがある。以下、個々の押収量についても同様。

〔覚醒剤〕

  • 摘発件数は72件(同83%減)、押収量は約800kg(同69%減)と共に減少した。

  • 押収した覚醒剤は、薬物乱用者の通常使用量で約2,668万回分、末端価格にして約512億円に相当する。

〔大麻〕

  • 大麻草の摘発件数は86件(同22%減)、押収量は約49kg(同21%減)と共に減少した。

  • 大麻樹脂等(大麻リキッド等の大麻製品を含む。)は、摘発件数が117件(同11%減)と減少したものの、押収量は約68kg(同約3.2倍)と増加した。

〔麻薬〕

  • コカインの摘発件数は27件(同48%減)と減少したものの、押収量は約818kg(同28%増)と増加した。

  • MDMAの摘発件数は74件(同10%増)、押収量は錠剤型が約9万錠(同48%増)、その他の形状が約2kg(同約4.3倍)と共に増加した。

〔指定薬物〕

  • 指定薬物の摘発件数は293件(同78%増)、押収量は約168kg(同約12倍)と共に増加した。

2.金地金

摘発件数は51件(同16%減)、押収量は約150kg(同53%減)と共に減少した。

3.知的財産侵害物品等

商標権を侵害するマスクや著作権を侵害するDVD等の知的財産侵害物品の密輸入事件を10件告発した。

ワシントン条約に該当するオーストラリアハイギョの密輸入事件等や、うなぎの稚魚の密輸出事件等を告発した。


【参考資料】

問い合わせ先

財務省関税局調査課 代表03-3581-4111

(内線) 5389