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報道発表

平成30年2月23日

財務省

平成29年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況

覚醒剤の押収量が2年連続1トン超え

財務省は、平成29年の1年間に全国の税関が空港や港湾等において、不正薬物の密輸入その他の関税法違反事件を取り締まった実績をまとめましたのでお知らせします。

1.不正薬物等

不正薬物*1全体の摘発件数は784件(前年比12%減)、押収量*2は約1,379キログラム (前年比16%減)といずれも減少したが、深刻な状況が継続

  • *1 覚醒剤、大麻、あへん、麻薬(ヘロイン、コカイン、MDMA等)、向精神薬及び指定薬物をいう

  • *2 錠剤型薬物を除いたもの

[覚醒剤事犯]

摘発件数は151件(前年比45%増)と大幅に増加

押収量は約1,159キログラム*3 (前年比23%減)と、“2年連続1トン超え”を記録

  • *3 薬物乱用者の通常使用量で約3,864万回分、末端価格にして約741億9,300万円に相当

  • 大口事犯を複数摘発
    • 洋上取引による事犯を摘発
    • 商業貨物及び国際郵便物において、一度の押収量として過去最高となる事犯を摘発
    • 1件当たりの平均押収量は約8キログラム
  • 航空機旅客による密輸入の活発化
    • 摘発件数は99件(前年比87%増)、押収量は約190キログラム(前年比約2.4倍)と、いずれも大幅に増加
    • タイからの密輸入の摘発件数が前年比約6.7倍(20件)、マレーシアが6.5倍(13件)
    • タイ・マレーシアからの密輸入の半数以上は、若年層(20〜30代)の女性によるもの

[大麻事犯]

摘発件数は171件(前年比45%増)と増加し、3年連続100件超え

押収量は約130キログラム(前年比約14.9倍)と、減少傾向から一転大幅に増加

[指定薬物*4事犯]

摘発件数は274件(前年比43%減)、押収量は約8キログラム(前年比57%減)と、いずれも大幅に減少

  • *4 中枢神経系の興奮・抑制・幻覚の作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがあるとして、厚生労働大臣が指定する薬物(医薬品医療機器等法第2条第15項)

2.その他

  • 偽造クレジットカードの密輸入事犯の摘発が67件(前年比約6.1倍)と急増
  • 知的財産侵害事犯として、商標権を侵害する電源アダプタ等の密輸入事犯を10件告発

【参考資料】

問い合わせ先

財務省関税局調査課 代表03-3581-4111

(内線) 5389