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報道発表

平成31年2月22日

財務省

平成30年の全国の税関における金地金密輸入事犯の摘発状況

金地金の密輸入1,088件摘発/押収量は2トン超え

財務省は、平成30年において全国の税関で摘発された金地金密輸入事犯の実績をまとめましたのでお知らせします。

  • 平成30年に全国の税関が摘発した金地金*密輸入事犯の件数は1,088件(前年比約20%減)、押収量は2,119kg(前年比約65%減)でした。摘発件数、押収量ともに減少傾向にあり、手口も小口化傾向にあります。
  • * 金地金には、金塊に加えて一部加工された金製品も含む

過去10年間の摘発状況
 H21H22H23H24H25H26H27H28H29H30
摘発件数(件)27151718121194658111,3471,088
押収量(kg)2149263791334492,0322,8026,2772,119(注)

(注)平成30年の押収量は速報値

  • 摘発した事犯を密輸形態別件数でみると、前年は航空機旅客等による密輸入が全体の9割以上であったのに対して、平成30年は、航空機旅客等が約6割にとどまる一方、航空貨物が3.5割を占め、密輸形態が多様化しています。
  • 密輸仕出地別にみると、香港、韓国、中国の順に摘発件数が多く、上位3か国・地域で全体の約8割を占めました。特に、中国からの密輸入が増えている状況(前年比7倍)です。
  • 摘発事例は全国にまたがっており、大規模空港のみならず地方の海港・空港(清水港、宮崎空港等)でも摘発。金密輸入に対しては、全国の税関で取締りを強化し、厳正に対処しています。

グラフ(仕出地別摘発件数(平成30年))

密輸形態別の摘発状況(H30)
密輸形態摘発件数(件)押収量(kg)
航空機旅客等6531,876
航空貨390219
国際郵便369
船員814
海上貨10
1,0882,119

(注)航空機旅客等には航空機乗組員を含み、船員等には船舶旅客を含む。

海上貨物の押収量はkg未満であることからゼロ表示となる。

密輸形態別の押収量は各々端数処理を行っているため、全てを合算しても合計の押収 量の数値とは一致しない。


[告発事例]

平成30年4月10日施行の改正関税法による罰則強化後の告発事例として、平成30年7月、横浜税関は台湾から金地金約1.6kgを密輸しようとしたとして台湾人他2名を宇都宮地方検察庁へ告発、同年9月、門司税関は韓国から金地金約3kgを密輸しようとしたとして韓国人3名を宮崎地方検察庁へ告発しました。今後も、金密輸入に対して厳しく対応していきます。

写真(金地金密輸事犯を複数摘発)

問い合わせ先

財務省関税局調査課 代表03-3581-4111

(内線) 5389