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令和2年上半期の税関における知的財産侵害物品の差止状況(詳細)

  • 輸入差止件数は、15,344件(前年同期比18.7%増)でした。
  • 輸入差止点数は、272,567点(前年同期比53.3%減)でした。
  • 1日平均で、84件、1,400点以上の知的財産侵害物品の輸入を差し止めていることになります。

(注)「輸入差止件数」は、税関が差し止めた知的財産侵害物品が含まれていた輸入申告又は郵便物の数です。

「輸入差止点数」は、税関が差し止めた知的財産侵害物品の数です。

例えば、1件の輸入申告又は郵便物に、20点の知的財産侵害物品が含まれていた場合は、「1件20点」として計上しています。

知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移

(件数ベース)

知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移の棒グラフ(件数ベース)

(点数ベース)

知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移の棒グラフ(点数ベース)

(注)令和元年は、平成31年1月から令和元年12月を示します。

仕出国(地域)別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、中国を仕出しとするものが13,231件(構成比86.2%、前年同期比22.3%増)で、引き続き高水準にあります。次いでシンガポールが755件(同4.9%、同978.6%増)、ベトナムが437件(同2.8%、同106.1%増)、香港が286件(同1.9%、同61.9%減)でした。
  • 輸入差止点数は、中国を仕出しとするものが165,876点(構成比60.9%、前年同期比23.0%減)、次いで、香港が40,433点(同14.8%、同10.9%減)、韓国が39,966点(同14.7%、同66.0%減)、台湾が8,183点(同3.0%、同95.6%減)でした。
  • 件数、点数ともに中国を仕出しとするものの構成比が依然として高くなっています。

仕出国(地域)別 輸入差止件数構成比の推移

仕出国(地域)別 輸入差止件数構成比の推移の横棒グラフ

(注1)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

(注2)平成22年及び平成27年のシンガポール及びベトナムを仕出しとするものについては、0.5%未満のため「その他」に含めます。

知的財産別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、偽ブランド品などの商標権侵害物品が14,990件(構成比97.4%、前年同期比19.2%増)で、引き続き全体の大半を占め、次いで偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品が218件(同1.4%、同0.5%増)でした。
  • 輸入差止点数についても、商標権侵害物品が187,129点(構成比68.7%、前年同期比63.6%減)で、引き続き大半を占める傾向は変わらないものの、スマートフォンのグリップ・スタンドなどの特許権侵害物品が31,142点(同11.4%、同723.4%増)となり、大幅に増加しました。

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)の横棒グラフ

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の横棒グラフ

(注1)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

(注2)各権利で保護されているものは、例えば以下のものです。

  • 商標権:商標法に基づき商標登録された文字、図形等の「ロゴマークやブランド名」
  • 著作権:創作されたキャラクターや音楽CD等の「著作物」
  • 意匠権:意匠法に基づき意匠登録された物品の形状、模様等の「デザイン」
  • 特許権:特許法に基づき特許登録された「発明」

不正競争防止法で輸入が規制されているものは、例えば以下のものです。

  • 広く認識されている他人の「商品等表示」との混同を生じさせるもの
  • 著名な他人の「商品等表示」を使用するもの
  • 他人の商品の形態を模倣するもの
  • 「営業秘密」として管理されている秘密情報の不正使用により生じたもの
  • 技術的に制限されているプログラムの実行を可能とする装置
    (例:ゲーム機器において本来は使用することができない海賊版ソフトを使用できるようにする装置)

税関では、各権利を侵害するもの及び不正競争防止法で規制されているものを輸入してはならない貨物として、取締りを行っています。

品目別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、衣類が4,663件(構成比27.3%、前年同期比43.8%増)と最も多く、次いで財布やハンドバッグなどのバッグ類が4,626件(同27.1%、同18.4%減)、時計類が2,342件(同13.7%、同308.0%増)、靴類が1,029件(同6.0%、同4.4%増)でした。
  • 輸入差止点数は、イヤホンなどの電気製品が31,162点(構成比11.4%、前年同期比30.3%減)と最も多く、次いでプリンター用インクカートリッジなどのコンピュータ製品が28,591点(同10.5%、同24.8%増)、衣類が23,807点(同8.7%、同3.1%減)、バッグ類が20,417点(同7.5%、同20.0%増)でした。

品目別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

品目別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)の円グラフ

品目別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

品目別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の円グラフ

(注)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

輸送形態別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、郵便物が大半を占めており、郵便物が14,273件(構成比93.0%、前年同期比24.9%増)、一般貨物が1,071件(同7.0%、同28.6%減)でした。
  • 輸入差止点数は、郵便物が106,450点(構成比39.1%、前年同期比19.9%増)、一般貨物が166,117点(同60.9%、同66.4%減)でした。

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)の棒グラフ

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の捧グラフ

税関で輸入を差し止めた侵害物品の例

  • 輸入差止めが多い物品・差止めが増加した物品

ハンドバッグ(商標権)

商標権を侵害するハンドバッグの写真

イヤホン(意匠権)

意匠権を侵害するイヤホンの写真

スマホケース(著作権)

著作権を侵害するスマホケースの写真1著作権を侵害するスマホケースの写真2

運動用ユニフォーム(商標権)

商標権を侵害する運動用ユニフォームの写真商標権を侵害する運動用ユニフォームの写真ロゴ

東京五輪レプリカメダル(商標権)

商標権を侵害する東京五輪レプリカメダルの写真(表)商標権を侵害する東京五輪レプリカメダルの写真(裏)

シール(著作権)

著作権を侵害するシールの写真

タオル(著作権)

著作権を侵害するタオルの写真

トナーカートリッジ(意匠権)

意匠権を侵害するトナーカートリッジの写真

ペンケース(意匠権)

意匠権を侵害するペンケースの写真意匠権を侵害するペンケースの写真(複数)
  • 健康や安全を脅かす危険性のある物品

    これらの侵害物品の使用又は摂取は、消費者の健康や安全を脅かす危険性があります。

医薬品(商標権)

商標権を侵害する医薬品(容器)の写真
商標権を侵害する医薬品(錠剤)の写真商標権を侵害する医薬品(ラベル)の写真

マスク(商標権)

商標権を侵害するマスクの写真商標権を侵害するマスクの写真(ロゴ)

カメラ用バッテリ(特許権)

特許権を侵害するカメラ用バッテリの写真

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