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平成30年1月から6月までの税関における知的財産侵害物品の差止状況(詳細)

  • 輸入差止件数は、13,833件(前年同期比10.2%減)でした。
  • 輸入差止点数は、673,404点(前年同期比141.3%増)でした。
  • 1日平均で、76件、3,700点以上の知的財産侵害物品の輸入を差し止めていることになります。

(注)   「輸入差止件数」は、税関が差し止めた知的財産侵害物品が含まれていた輸入申告又は郵便物の数です。
 「輸入差止点数」は、税関が差し止めた知的財産侵害物品の数です。
例えば、1件の輸入申告又は郵便物に、20点の知的財産侵害物品が含まれていた場合は、「1件20点」として計上しています。

知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移

知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移の棒グラフ

○ 仕出国(地域)別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、中国を仕出しとするものが12,308件(構成比89.0%、前年同期比13.8%減)で、引き続き高水準にあります。次いで香港が587件(同4.2%、同54.1%増)、フィリピンが273件(同2.0%、同39.3%増)、韓国が176件(同1.3%、同9.3%増)でした。
  • 輸入差止点数は、中国を仕出しとするものが583,997点(構成比86.7%、前年同期比164.9%増)、次いで、香港が58,975点(同8.8%、同58.7%増)、韓国が10,691点(同1.6%、同101.4%増)、タイが7,597点(同1.1%、同244.5%増)でした。
  • 件数、点数ともに中国を仕出しとするものの構成比が依然として高くなっています。

仕出国(地域)別(中国・香港・韓国・その他)輸入差止件数構成比の推移

仕出国別(中国・香港・韓国・その他)件数構成比の推移の横棒グラフ

(注)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

○ 知的財産別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、偽ブランド品などの商標権侵害物品が13,512件(構成比97.2%、前年同期比10.8%減)で、引き続き全体の大半を占め、次いで偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品が208件(同1.5%、同30.0%増)でした。
  • 輸入差止点数は、商標権侵害物品が562,876点(構成比83.6%、前年同期比252.8%増)で全体の大半を占めており、次いでイヤホンなどの意匠権侵害物品が62,637点(同9.3%、同19.5%減)でした。

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)の横棒グラフ

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

知的財産別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の横棒グラフ

(注1)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

(注2)各権利で保護されているものは、例えば以下のものです。

商標権:商標法に基づき商標登録された文字、図形等の「ロゴマークやブランド名」

著作権:創作されたキャラクターや音楽CD等の「著作物」

意匠権:意匠法に基づき意匠登録された物品の形状、模様等の「デザイン」

特許権:特許法に基づき特許登録された「発明」

不正競争防止法で輸入が規制されているものは、例えば以下のものです。

・広く認識されている他人の「商品等表示」との混同を生じさせるもの

・著名な他人の「商品等表示」を使用するもの

・他人の商品の形態を模倣するもの

・「営業秘密」として管理されている秘密情報の不正使用により生じたもの

・技術的に制限されているプログラムの実行を可能とする装置

(例:ゲーム機器において本来は使用することができない海賊版ソフトを使用できるようにする装置)

税関では、各権利を侵害するもの及び不正競争防止法で規制されているものを輸入してはならない貨物として、取締りを行っています。

○ 品目別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、財布やハンドバッグなどのバッグ類が5,153件(構成比34.3%、前年同期比18.3%減)と最も多く、次いで衣類が3,074件(同20.5%、同42.2%増)、靴類が1,734件(同11.5%、同15.4%減)、スマートフォンケースなどの携帯電話及び付属品が1,384件(同9.2%、同33.3%減)で、前年とほぼ同様の傾向が続いています。
  •  輸入差止点数は、医薬品が310,815点(構成比46.2%、前年同期比3099.3%増)と大幅に増加し、次いで家庭用雑貨が56,911点(同8.5%、同524.4%増)、財布やハンドバッグなどのバッグ類が50,004点(同7.4%、同141.9%増)、電気製品が40,981点(同6.1%、同44.7%減)でした。

品目別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

品目別構成比の推移(件数ベース)の円グラフ

品目別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

品目別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の円グラフ

(注)構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

○ 輸送形態別輸入差止実績

  • 輸入差止件数は、郵便物が大半を占めており、郵便物が12,084件(構成比87.4%、前年同期比17.0%減)、一般貨物が1,749件(同12.6%、同108.2%増)でした。
  • 輸入差止点数は、郵便物が421,705点(構成比62.6%、前年同期比283.3%増)、一般貨物が251,699点(同37.4%、同48.9%増)でした。

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(件数ベース)の棒グラフ

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)

輸送形態別輸入差止実績構成比の推移(点数ベース)の捧グラフ

税関で輸入を差し止めた侵害品の例

  • 輸入差止めが多い品目
    輸入差止めが多い品目や差止めが増加した物品を紹介しています。

医薬品(商標権)

侵害品の写真

ピンバッチ(商標権)

侵害品の写真

バッグ(商標権)

侵害品の写真

スマートフォンケース(著作権)

侵害品の写真

イヤホン(意匠権)

侵害品の写真

インクカートリッジ(特許権)

侵害品の写真
  • 健康や安全を脅かす危険性のある物品
    これらの侵害物品の使用又は摂取は、消費者の健康や安全を脅かす危険性があります。

医薬品(商標権)

侵害品の写真

スマートフォン用バッテリー(商標権)

侵害品の写真

キャブレター(商標権)

侵害品の写真

電子タバコ用バッテリー(意匠権)

侵害品の写真

美容用ローラー(意匠権)

侵害品の写真

顔面筋鍛錬具(意匠権)

侵害品の写真

(注)各権利で保護されているものは、例えば以下のものです。

特許権:特許法に基づき特許登録された「発明」

意匠権:意匠法に基づき意匠登録された物品の形状、模様等の「デザイン」

商標権:商標法に基づき商標登録された文字、図形等の「ロゴマークやブランド名」

著作権:創作されたキャラクターや音楽CD等の「著作物」


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