財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨
1.日時
平成30年10月18日(木) 16:02~17:34
2.場所
財務省第3特別会議室(本庁舎4階)
3.出席者(敬称略)
[委員]
池尾和人、川村雄介、土居丈朗、野村浩子
[臨時委員]
翁百合、冨田俊基、林田晃雄、渡部賢一
[専門委員]
中島厚志
[財務省]
うえの財務副大臣、可部理財局長ほか
4.議題
○平成31年度財政投融資計画要求の概要
○平成31年度財政投融資計画の編成上の論点
5.議事経過
(1)議題について、事務局より説明が行われた。
(2)委員からの主な意見等は以下のとおり。
○平成31年度財政投融資計画要求の概要
- 近年、多額の運用残を出している官民ファンドにおいて増額要求となっている機関も見受けられる。積上げの根拠など内容の精査が必要。
○平成31年度財政投融資計画の編成上の論点
- 投資において実績のある日本政策投資銀行が、課題となっている案件発掘において知見を発揮するとともに、民間金融機関からの資金供給を誘発することに期待したい。
- 投資人材の育成の重要性は、これまでも十分に認識されているため、成功事例の横展開など、具体的な方策を議論していくべき。
- 地域においてもハイリスク・ハイリターンの案件への出資が実現するようリスクマネーの供給に期待したい。
- 産投の出資に際しては、損失が出た場合も含め、事前の目標をきちんと定め、責任の所在を明確にしておくべき。
- 投資・収支計画等の策定においては、産投の目的から考えると、民間のリスクマネー供給の促進について数値化した目標値を設定することも考えてはどうか。
(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。
問い合わせ先
財務省理財局財政投融資総括課調査係
電話 代表03(3581)4111 内線2578