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レーガン政権における税制改革

《1981年改正》

5年間で約7500億ドルの減税

【目的】

1970年代を通じた高インフレが、
(1 )税率区分が維持されたことによる所得税負担の増大
(2 )設備投資の償却額の実質価値の低下による法人税負担の増大
をもたらしたことから、減税により労働・貯蓄・投資のインセンティブを回復させ経済を再建する。

【内容】

○所得税 所得税率の引下げ
 14〜70%(15段階)
    ⇒11〜50%(14段階)
 







キャピタルゲイン税率の引下げ
 最高税率28%⇒20%


○法人税




租税特別措置の拡充
     ・ 加速度償却の導入
 ・ 投資税額控除の拡充  等

 
 

《1986年改正》

5年間で歳入中立

【目的】

各種優遇措置の増大により税制が複雑かつ不公平になっており、経済成長にも悪影響を及ぼすことから、租税特別措置や諸控除の縮減を通じて資源の効率的配分を図り、公平・簡素でかつ経済成長を促す税制を構築する。

 

【内容】

○所得税 税率構造の簡素化
 11〜50%(14段階)⇒
    15、28%(2段階)
  諸控除の廃止、縮減(課税ベースの拡大)
     ・ 共稼ぎ控除の廃止
 ・ ローン利子所得控除の縮減
 ・ 失業保険給付への課税
 ・ 交際費の控除の制限等
  キャピタルゲイン税率の引上げ
 最高税率20%⇒28%


○法人税




税率の引下げ46% ⇒ 34%
  租税特別措置の縮減(課税ベースの拡大)
    ・ 加速度償却の縮減・合理化
・ 投資税額控除の廃止  等

(参考)「経済再建計画」(1981年2月)の骨子
歳出削減(国防費以外の項目について414億ドルの歳出削減)、減税、規制緩和(運輸、金融、エネルギー産業への新規参入等の規制緩和)、安定的な金融政策(マネーサプライの伸びの抑制)