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独立行政法人評価委員会 酒類総合研究所分科会
経営等ワーキンググループ 議事録
日 時:平成20年7月31日(木)13:31〜16:33
場 所:財務省第1会議室(本庁舎4階)

○笠酒税課課長補佐 それでは、定刻となりましたので、ただいまから酒類総合研究所分科会・経営等ワーキンググループを開催させていただきます。
 委員の皆様方には、御多忙の中お集まりいただきまして、ありがとうございます。
 本日の議事進行は私、国税庁酒税課の笠が務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 委員の皆様方には引き続き幅広い見地から御意見を賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。
 本日は、前回の分科会から引き続き、平成19年度に係る業務の実績評価につきまして、経営等項目についての御審議を主にお願いしたいと存じます。
 本日御審議いただく資料でございますが、前回の分科会で使用した資料を基本的に使用させていただく予定でございますが、前回の分科会におきまして委員の皆様方から御意見、御指摘があった事項等につきましては、研究所で資料を修正したものを御用意いたしておりますので、こちらを使わせていただきます。それが資料1でございます。
 資料1を御覧いただけますでしょうか。修正した箇所にアンダーラインが引いてございますので、これについて説明させていただきます。
 まず、1ページでございます。イの(ロ)のところですね。裁量労働制と研究員手当の導入について、表現を改めております。前回の分科会でお示しした資料では「効率的・効果的な研究業務の実施及び人件費の削減を図っている」という表現でございましたが、この項目は「組織運営」でございまして、人件費の削減という予算のことに言及するのは適当ではないということから、「効率的・効果的な研究業務の実施に努めている」という表現に改めております。
 続きまして、6ページをお開きください。上段の表につきまして、「効率化対象契約の状況」という表を追加しております。また、同じページの(ニ)の随意契約見直し計画の策定において、ホームページで公表していることと、ホームページのアドレスを追加しております。
 7ページに移ります。下の「自己収入の状況」の表でございますが、差引合計額につきましてちょっと誤りがございまして、当初は−934万5,000円という記載でございましたが、計算誤りで修正しております。710万4,000円ということに修正しております。
 次に、8ページでございます。ニの人件費の削減でございますが、当初は単に欠員が生じたので人件費の削減を達成したという表現であったため、削減理由の書き方を改めております。
 続きまして、18ページでございます。(イ)の鑑評会の開催について、アンケートに関する部分をより分かりやすい表現に改めております。それと、18ページから19ページにかけての開催実績の表も整理しております。具体的には、全国新酒鑑評会についてアンケートの結果が製造技術研究会に対するものなのか、公開きき酒会に対するものなのか、当初分かりづらい表現となっておりましたので、製造技術研究会に対するものであることを明確にし、公開きき酒会については、表の一番下に移しております。
 飛びまして74ページをお開きください。中段の表の満足度の平均値について、当初は4.9と記載してありましたが、内書きからは4.9にならないのではないかという御指摘がございまして、再度計算していただいた結果、誤りでございましたので、訂正しております。
 次に、80ページをお開きください。施設の公開等の報告内容に、新酒鑑評会における一般公開の状況を追加すべきという御指摘をいただいておりまして、記載を追加しております。
 続きまして、83ページでございます。イの情報提供等で、冊子の累計発行部数を括弧書きで追加しております。それと、84ページでございます。上のほうでございますが、「醸造に学ぼう 発見!微生物の力」について、冊子の配付先を追加記入しております。
 その次、85ページでございます。ニの酒類に関する教養講座の開催の説明につきまして、適正飲酒等の社会的な要請を踏まえて実施していることを追加しております。
 最後に、96ページ、97ページでございます。予算・決算の表の研究・調査関係経費と収支計画実績の表の研究・調査関係経費の金額の差額につきまして、その説明としまして、97ページに注2を加えております。
 資料の修正については以上でございますが、委員の皆様方から御意見・御指摘があった事項で資料の修正をしていないものにつきましては、研究所から説明することとなっております。
 また、東京事務所の資産の有効活用と官民競争入札の考え方につきましては、次回の分科会で研究所から説明させていただくということになっております。
 また、研究所より、席上配付資料として1から4をお手元に用意させていただいております。御確認願います。
 それでは、これから研究所に資料1に沿って説明していただきますが、適当なところで区切って説明をお願いいたします。
 それでは、よろしくお願いいたします。
○藤岡総務課長 総務課長の藤岡でございます。よろしくお願いします。
 それでは、私のほうから評価シートの順番に御説明をさせていただき、途中、切りのいいところで随時切らせていただきたいと思っております。
 業務運営は、23日において理事長から簡単に説明させていただきましたが、私から再度、若干詳細に説明をさせていただきたいと思います。
 最初に、資料1の1ページから3ページを御説明いたします。1ページをお開きいただきたいと思います。
 まず、小項目の組織運営でございます。項目(イ)の部門制を主体とした組織運営でございます。これは、平成18年7月の定期人事異動にあわせ、従来の1課12室体制から1課6部門体制にし、より効率的かつ効果的な研究が推進できる体制とさせていただきました。
 また、重点的に資金を投入する研究である特別研究課題は、部門を超えたプロジェクトとして遂行しております。プロジェクトチーム及びメンバーは、2ページの表に示しているとおりになっております。
 次に、(ロ)の裁量労働制と研究員手当の導入でございます。この裁量労働制と研究員手当は、昨年も御説明させていただいておりますが、18年度から導入した制度でございます。研究員の業務管理は、研究業務の性質上、通常の労働時間による管理にはなじまないことから、研究職員のうち主任研究員及び研究員に対して裁量労働制を導入いたしました。これに伴い、主任研究員の職責手当と研究員の超過勤務手当を廃止し、研究員手当を導入し、効率的・効果的な研究業務の実施を図っているところでございます。
 次に、(ハ)の理事長裁量枠予算の確保でございます。理事長裁量枠予算は、平成19年度は5,600万円を確保し、理事長ヒアリングを踏まえ麹菌のゲノム解析などに必要なジーンチップの作成や清酒の劣化防止に係る研究など、必要性・緊急性の高い研究や、前期において優れた研究実績を上げた研究者へ優先的に配賦する施策を講じております。
 続きまして、2ページ下のロの業務の効率的かつ効果的な運営ですが、こちらは研究企画知財部門の荒巻部門長から説明します。
○荒巻研究企画知財部門長 研究企画知財部門の荒巻でございます。私から、ロの業務の効率的かつ効果的な運営について御説明させていただきます。
 業務の一層の効率的かつ効果的な運営を行うために、研究所業務の運営に関する事項を審議するために、運営会議というものを設けて、開催しています。会議の議題は、予算や人事などの場合は除いており、構成メンバーは部門長以上としております。
 また、定期的に研究成果、それと業務実績を取りまとめますとともに、同時に理事長ヒアリングを行いまして、各部門における進捗状況を把握しております。研究業務につきましては年度の中間期、10月に全体研究連絡会というものを開催しております。これは基本的に全研究職員が参加し、各人の研究に対して質疑、アドバイスを行うということを行っております。業務全体の進捗状況を見極めながら、各部門の意見を聴取しまして、さらに予算配分を調整しております。
 3ページになりますけれども、さらには外部有識者の先生方からの意見を業務に反映させるため、研究開発評価委員会というものを設けております。これは表にもございますように、兒玉徹東京大学名誉教授、日本醸造学会の会長でもございますけれども、を会長として、7名の委員の方に委嘱させていただいております。平成19年度は、特別研究課題4課題のうち2課題について、総合科学技術会議が定めている研究開発評価の基本指針「国の研究開発評価に関する大綱的指針」に基づきまして中間評価を行っていただいております。
 結論を簡潔に書いておりますけれども、その2課題につきましては、研究計画どおり進んでおり、継続して実施すべきという評価をいただいております。
 ここまででいったん区切らせていただいて、御意見、御質問を賜りたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 ありがとうございます。
 先ほど私、申し上げ忘れまして、本日は経営等ワーキンググループでございますので、御審議いただく項目としては、経営等ワーキンググループの分担でございます資料の1ページから14ページまで、それと、共通事項でございます18ページから21ページまで、飛びますが、共通事項でございます73ページから最後の1つ前の102ページまで、それと、経営等の分担でございます103ページでございます。本日は、以上の御審議をいただく予定でございます。
 それでは、最初の項目、業務運営につきまして、今の研究所からの説明に対して何か御意見、御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。
○國分臨時委員 裁量労働制というのは、具体的にはどういうことなんですか。
○藤岡総務課長 具体的には、通常であれば勤務時間、今研究所では8時半から5時15分までが勤務時間なんですが、研究する場合、例えば夜中まで必要だということで出勤を夕方6時にして、それから8時間勤務するといった体制でも可能なようにしたわけです。今までですと、メインの仕事は夜であっても、朝から出勤しなければまずかったと。
○國分臨時委員 朝から夜中までやった場合は、超過勤務手当になるんですか。
○藤岡総務課長 そうですね。
○國分臨時委員 なるほどね。分かりました。
○平松理事長 1つの研究テーマにつきまして、請負的な考え方ですね。この研究をいついつまでに完成してほしいと。そのためには1日の勤務時間とか何かを拘束しないと、自分の研究の進捗状況によってフレキシブルに、効率のいい、そういう時間配分を自分で考えて、ただし、申請、連絡は上司にする必要がございますが、時間を非常に効率的によく、研究とうまく抱き合わせでいけるような体制ですね。
 その代わり、時間外はなくて、手当という形でそれをカバーしようという考え方です。これは研究職には一般的に採用されている方法でございます。
○大木臨時委員 細かいことで大変恐縮なんですけれども、理事長の5,600万円の裁量の、昨年と比べてどうでしたかしら。これ、同じですか、5,600万円というのは。裁量予算。
○平松理事長 いや、多少増えております。
○大木臨時委員 増えているんですか。
○平松理事長 昨年度よりは……。
○荒巻研究企画知財部門長 昨年度5,200万円でございました。
○大木臨時委員 5,600万円、予算。これは昨年よりも……。
○笠酒税課課長補佐 昨年は5,200万円でございますので。
○大木臨時委員 じゃあ、19年度はそれより増えていますということでよろしいですか。
昨年がどうでしたかしらと思ったものですから、じゃあ、増えているということですね。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうでございます。
○奥村分科会長 2ページの下で、業務の効率的かつ効果的な運営、運営会議等御説明いただいたんですが、これは前年度に運営会議を設置なさったと書いてありますね。
○荒巻研究企画知財部門長 18年度から。
○奥村分科会長 こういうことをやる前と、こういう枠組みでやり出した後とで何が変わっているか、ちょっと具体的に何かの研究テーマで教えていただけますか。
○平松理事長 部門長制度に移行いたしまして、従来の室長から部門長制度になり、組織上は、以前の室長が1人は部門長になって、1人は副部門長になりました。対等なのが上下関係になったという組織になりまして、部門長の部門の運営がスムーズに移行しないことも考えられますので、部門長の部門の運営をスムーズに、あるいは部門長自体の組織運営上の責任、あるいは権威的なものを部門長自身にも認識し、部門の研究員にも認識してもらうと。そういう形で部門長だけの会議を持って、研究所の予算とか人事関係以外の重要案件について、部門長といろいろ相談して運営の大方針を決めていくと。そういうことによって、部門長自身の部門長としての責任感ですか、あるいは運営方法、これを習得し、運営しやすくしてもらうということをねらって開催しております。今まだ開始した当初ですので、まだ明確な結果が出ておりませんが、そういう目的で開始しております。
○奥村分科会長 今御説明いただいたことは、2ページのロというところの内容ですか。
○平松理事長 そうです。
○奥村分科会長 文章には入っていないですよね、今おっしゃった趣旨のことは。
○平松理事長 ええ、簡単にしかこれは書いてありません。
○荒巻研究企画知財部門長 具体的に申しますと、18年度は規制改革会議とかの問題がございまして、それについて部門長を集めまして運営会議で相談する。それから昨年度、整理合理化計画がございましたけれども、その場で各部門長の知恵を出して業務運営を行っているところです。
○奥村分科会長 いまひとつ分からないのは、こういう枠組みが作られる前の部門長というのは室長だったわけですか、名前は。室長さんは同じような任務を負っていたわけでしょう。
○荒巻研究企画知財部門長 当然でございますけれども、当時は12名ございますので、なかなか意見の一致とか意見の集約というのは困難でしたけれども……。
○奥村分科会長 今度は数は何名になったんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 部門長6名ですので、後は理事長、理事、課長で9名というところで、コンパクトに改編できたと。
○奥村分科会長 今おっしゃったことは少し具体的につかめるんですけれども、2ページの下に6行文章があるんですけれども、今口頭で御説明いただいたような内容が、文章を読んできても出てこないんですよ。それでちょっとお尋ねしたんです。
 要するに、今まで船頭ばかり多かったんだけれども、もっと数名に絞って、ある種執行役員的にやっているんだみたいなことを始めましたということですね。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうでございます。
○奥村分科会長 分かりました。
○國分臨時委員 今のこととちょっと関連するんですけれども、研究課題というか、研究テーマの決定のプロセスというのは、どういうことで決まってくるんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 基本的には、第2期中期目標期間に対する大きな中期計画というものを立てさせていただいて、特別研究4課題と基盤研究10課題になっております。その内容につきまして、各部門からこのテーマに対してどういうことをするという案を出して、それを所内で検討、たたき台は知財のほうで整理し、最終的には運営会議、部門長会議で年度計画はこういう課題でいきましょうということを決定するシステムでございます。
○國分臨時委員 最初のテーマというのは、何ページに書いてあるんですか。大枠の今年の研究テーマとかというのは。
○荒巻研究企画知財部門長 ここには載っておりませんけれども、後ろの22ページから各研究課題につきまして、55ページまでにその課題と実績を掲げさせていただいております。
○守島臨時委員 今のところなんですけれども、私の理解した限りだと、運営会議というものの性格と、それから研究連絡会というものの性格がちょっと異なるのかなというふうに思いました。運営会議のほうは、多分先ほどから言われている部門長制への移行をある意味では明確にするためという意図が多分、今回の場合おありになったように理解をしますので、とすれば、1課6部門体制への移行に伴い、部門長の権限を明確化するためにとか、何かそういう表現を入れられて、去年つくった運営会議をさらに活用したみたいな、そんなトーンのことが書かれるといいのでは。それは正しい理解かどうかわかりませんけれども、私はそういうふうに理解をさせていただきました。これに対して、研究連絡会議のほうは、多分もう少し研究の内容に関しての議論をされているのだと思いますので、これはこの書き方でいいと思うんですけれども、前半のほうの書き方を、先ほど分科会長のお話にもあったと思うんですけれども、そういう何でという、組織体制のさらなる強化のためにというイメージのこと、1課6部門体制へ移ったことをさらに強化するためみたいな、そんなイメージのことを書かれたほうが、何となくいいように思います。
○荒巻研究企画知財部門長 ありがとうございます。
○平松理事長 それと、部門長の意見も運営方針に加味することも含めまして。
○笠酒税課課長補佐 それでは、この表現ぶりを修正するという形で、次回の分科会でお示しするということで。
○守島臨時委員 そうでないと、この2つが並んでいる意味がちょっと理解ができないので。
○笠酒税課課長補佐 そのほかよろしいですか。
 それでは、次の4ページからの説明をお願いします。
○藤岡総務課長 では次に、4ページから8ページまでを御説明いたします。
 4ページの小項目、予算運営でございますが、5ページの表に示しましたように、平成19年度の一般管理費及び業務経費は、平成18年度の予算額に比べ、一般管理費は3%以上、業務経費は1%以上の削減目標を達成しております。
 また、人件費を除いた予算の執行状況ですが、一般管理費は3%以上の削減目標を達成しております。平成19年度の業務経費は、平成18年度に留保いたしましたRI施設の改装工事用予算を執行したため、予算額に比して執行超過となっておりますが、平成18年度の差引金額と通算した平均差引額では1%以上の削減目標を達成しております。
 次に、5ページの(ハ)外部委託等による効率化でございますが、平成19年度においても外部委託を引き続き推進するとともに、6ページの表に示しましたように、平成18年度では随意契約により契約を行っていた案件につきましても一般競争入札に移行することにより、より積極的な競争原理の導入を進め、効果的な予算執行に努めております。
 6ページの(ニ)随意契約見直し計画の策定ですが、昨年12月に随意契約見直し計画を策定し、順次一般競争入札へ移行しております。また、策定した見直し計画は、平成18年度に締結した随意契約の点検・見直し結果とともに、ホームページにて公表しております。
 ここで席上配付資料1について御説明いたします。席上配付資料1を御用意願います。
 資料1は、随意契約見直し計画と平成19年度で締結した契約の状況を示しております。随意契約見直し計画は計画策定が19年12月のため、要するに年度途中でございましたので、19年度中の目標達成はできておりませんが、一般競争入札は平成18年度の22件から18件増加し、19年度では40件、契約全体に占める割合も46%増加して82%になっております。逆に、随意契約は平成18年度の39件から30件減少し、19年度では9件、契約全体に占める割合も46%減少して18%となっております。
 資料1の2枚目、これは平成19年度中の9件の随意契約の状況になります。随意契約によらざるを得ない契約が4件で、内容は上下水道供給業務、液化石油ガス供給業務、後納付郵便契約となっております。その他の5件につきましては、電気供給業務等、契約時に供給元が1者であると判断し、随意契約にしていたものでございますが、これらは見直しの結果、他の供給業者等がいることが判明しまして、20年度からは一般競争入札に移行することとし、現実的に20年4月に、中国電力の3年契約のほうは別にいたしまして、その他については一般競争入札に移行しております。
 席上配付資料2、これは平成19年度に締結した契約の一覧表でございます。あわせて御確認いただきたいと思いますが、全体の金額ベースでの落札率が86.9%になっております。御確認いただきたいと思います。
 資料1に戻りまして、7ページの(ホ)の自己収入の状況の説明に移らせていただきます。
 表に記しておりますように、19年度から新たに官能評価講習を実施したほか、輸出用酒類の分析等の業務を積極的に実施するなど増加に努めてまいりましたが、18年度の実績に比して15%減少しました。これは昨年度実施しておりましたコア講師講習、これを本年は実施していないこと、また、試験醸造酒の販売が半減したこと等が減少の主な原因でございます。
 続きまして8ページの(へ)公的研究費の不正使用等の防止に関する取組状況でございますが、当研究所においては、公的研究費の不正使用等を防止するために、研究者本人が経費の支出について直接関与しない事務手続としており、研究補助者等の採用、あるいは勤務時間、出張につきましては、非常勤職員就業規則等により管理を行っております。
 また、平成19年10月に独立行政法人酒類総合研究所不正防止規程、これを整備しまして、公的研究費に関するコンプライアンス体制の確保を一層推進しております。
 次に、8ページのニの人件費の削減でございますが、平成19年度の人件費は、行政改革の重要方針、これを踏まえました年度計画に沿って、期末の常勤職員数を49人とすることを目標として人件費の抑制を図った結果、目標額である対前年1%を達成しました。さらに19年度末における常勤職員数は2名の欠員となったことや、従前から任期付職員を積極的に採用するなど、年度計画に基づく人件費抑制とあわせ、19年度の人件費の実績額は4億1,233万円と、予算額4億3,959万円よりも2,724万円の削減となり、目標額を大幅に下回りました。なお、中期計画達成のため、平成20年度も任期付職員を積極的に活用していくこととしております。
 職員給与のラスパイレス指数、これは事務・技術職員が対国家公務員111.5、対他の独立行政法人103.5で、研究職員が対国家公務員96.7、対他の独立行政法人95.3となっております。事務・技術職員のラスパイレス指数は、国家公務員の水準を上回っております。事務・技術職員については、少人数による効率的な実施に努めるため、国からの出向者のみで対応しておりましたが、一層の人件費の削減に資するため、事務の効率化を図り、平成20年度から一部出向者にかえて任期付職員を採用しているところでございます。
 ここで区切らせていただきたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 それでは、この項目で御質問等ございましたらお願いいたします。
○守島臨時委員 8ページの一番上の(ヘ)のところなんですけれども、これ、教えていただきたいというだけなんですけれども、研究者本人が経費の支出に関して直接タッチしない事務手続、それはお金の支払いはしないという理解なのか、それとも、例えば研究補助員が何時間働いたかということに関しても何らかの形で第三者的にチェックが入る体制になっているのか、その辺はいかがでしょうか。
○荒巻研究企画知財部門長 非常勤等につきましては、各部門で管理するのではなく、総務課で管理を行うということでございます。それと、物品の収受等につきましても、各部門で直接受けるのではなく、すべて総務課の会計で収受チェックを受けた上で各部門に回すというシステムをとっております。
○守島臨時委員 分かりました。例えば、研究補助員が何時間働いたかとかというのは、それは誰が報告をどこにする形になっていますか。
○荒巻研究企画知財部門長 出勤簿で管理をしているということです。
○守島臨時委員 分かりました。
○笠酒税課課長補佐 そのほかございませんでしょうか。
○奥村分科会長 ちょっとたくさんあるんだけど、ちょっと待ってくださいね。
 教わりたいことは、席上配付資料2というのをお配りいただきましたが、その最後のページで49番というのがありますね、デジタルカラー複合機の購入。よろしいですか。これは予定価格が565万7,400円ですか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 落札、契約金額94万5,000円ですか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 これちょっと、何が起きたのか教えていただけますか。
○藤岡総務課長 多分、入札された方が後々のメンテナンス費用等で収益を見込んでいるんだと思います、よくコンピュータ業界であるような。
○奥村分科会長 そうすると、もしこれが、これはずっと前から一般競争ですか。それとも前は随意だったんですか、この手の話があるときは。
○藤岡総務課長 今回から入札にしたものです。
○奥村分科会長 そうすると、前は565万7,400円で買ったみたいな話ですか。
○藤岡総務課長 今回初めてカラー複合機を購入したということなので……。
○奥村分科会長 カラーのことは分かるんだけれども、一般的にコピー機とかその他、この手の物を買うとき、予定価格というのはいかにも現実離れした価格をつけたみたいに見えちゃうんですけれども。
○藤岡総務課長 予定価格自体は、これは定価はたしか600万円ぐらいする……。
○奥村分科会長 そうでしょう。そうすると、これまでは随意の場合はほぼ定価で買っていたということですか。
○藤岡総務課長 これは台数5台分なんですが。
○奥村分科会長 いや、5台分とかそういう話ではなくて、僕のびっくりするのは、一般競争入札で現実に94万5,000円で応札してくれるところがあれば、予定価格565万円なんていうのは、何でこんな高い予定価格をつけるんですかみたいに思えてくるんだけれども。
○藤岡総務課長 定価はもうちょっと高いわけなんですよね。
○奥村分科会長 そこで今度は逆の質問になっちゃうの。じゃあ、今までは定価どおり注文していたんですか、いくら随意契約でも。それもちょっとひどい話に見えちゃうんですよね。
 何か質問おかしいですか。どっちかが何かすごいことが起きちゃっているなと思って。こういうものの予定価格って、全然リライアブルじゃないみたいな感じですね。
○平松理事長 新規購入ですか。
○藤岡総務課長 新規ですけど……。
○平松理事長 これに同意したものというのは、何かあったんですか。
○藤岡総務課長 この案件について説明いたしますと、これは定価でいうと1台が600万円だそうです。業者に見積もらせたところ、1台300万円という見積もりが出てきたそうです。ただ、ほかの市場価格等、いろいろうちの会計のほうで調査した結果、予定価格を100万円と、1台当たり100万円ぐらいと見込んで予定価格を立てたと。しかしながら、入札は1台当たり17万円で入札があったという結果でございます。非常に適正価格は難しいとは思いますが……。
○奥村分科会長 実態は分かりましたけれども、そういうものなんですかね。業者の人は初めは300万円と言ったんだけれども、最終的には17万円で入れたということですか。
○藤岡総務課長 これは多分、保守の関係の将来性の利益を見込むということで、よくコンピュータで1円入札とかありますよね。あれと同じような感じで応札あったとは思うんですが。
○奥村分科会長 今のお話を聞くと、やっぱり随意から一般競争に変えると、すごい経費が減りそうですね。これまでは、随意の場合だったら、仮に業者が300万円と言ったら300万円で買っていた……。
○藤岡総務課長 そこから交渉して少しは安くなるんでしょうけれども、これほどはならなかったかも分かりませんね。
○奥村分科会長 それからその下にですね、合計とありますよね。合計のところ、予定価格と契約金額と私は横に並べて読んじゃったんですけれども、これは比較しちゃだめですね、271と317、これだと今度高くなっちゃったみたいに見えるんだけれども、これはあれでしょう、随意契約のほうが予定価格ゼロみたいな計算をしているわけでしょう、合計金額。
○藤岡総務課長 そうですね。この合計は意味がありません。すみません。
○奥村分科会長 これはミスリーディングというか。それで、随意の場合は、予定価格というものはないということですか。
○藤岡総務課長 入札しませんので、予定価格という、ただ、いろいろ見積もり等複数取らせて……。
○奥村分科会長 いつも予算で、計画ベースはいくらで、実績はいくらでしたみたいなものが出てくるじゃないですか。計画はいくらだったけれども、実績はいくらでしたよみたいに業務報告で出てくるでしょう。そのときは随意契約でも計画ベースでは予定価格というのはあるように思えちゃうんですけれども、ないんですかね。
○藤岡総務課長 ここの随意契約で出ているガスとか電気とかは単価契約になりますので、要するに予定価格というのは立てていない感じになるんですが。
 特に電気等につきましては、契約は単価で行いますので、ここで言う表で出てきています契約金額というのは実績の数字の額でございますので、予定価格を立てることは、単価ベースでの予定価格は立てているということでございます。
○奥村分科会長 結局、この表を拝見するときに、今のような御説明をなさるんだったら、合計金額は書いてはいけないと思いますよ。
○藤岡総務課長 そうですね。すみません。合計金額は誤解を招きますので。
○奥村分科会長 でも、いつも予算ベースではいくらで、実績はこうでしたみたいな経費の説明の仕方をなさるので、それだったら電気とか何かだって……。
○藤岡総務課長 予算ベースでは当然使用見込量で予算は立てています。
○奥村分科会長 それでいいんじゃないですか、この随意契約。それはいけないですか。もしそうすれば合計金額は書いてもいいことになるんですよ。それを入れられれば。
○藤岡総務課長 見込量になりますので、予算のときに立てた金額は。
○奥村分科会長 どっちかになさるべきで、一般的に言って競争入札を増やした結果、いくら経費が助かりましたがというときは、まず合計の予定価格というものがあるわけですよね。それに対してギャップはこれだけ出ましたというので、やっぱり随意契約の分も入れた合計値というのを分母にしたいわけですよ、いったんはね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 そうすると、随意契約のところの予定価格というのも本来入っていたほうがいいんですよね。それを言葉が予定ではないとおっしゃることはよくわかっているんだけれども、一応予算を作られるときには計算してあるわけですよ。
○藤岡総務課長 もちろんそうです。
○奥村分科会長 それを入れておいて、それで合計金額出しておいて、それで何%経費が減りましたよみたいにやられるのが一番、読むほうからするといいんですけれども。
 あと1点ですけれども、5番というところに運転監視及び日常点検と書いてあるんですが、これは何かの運転を監視しているのを誰かに頼んでいるということですか。
○藤岡総務課長 これは広島事務所全体の建物の管理……。
○奥村分科会長 運転と書いてあるんですけれども、建物の管理ですか。
○藤岡総務課長 建物設備、電気、ガス、水道とか。
○奥村分科会長 それが年間1,200万円かかるんですか、予定では。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 どういうことなのか。電気、ガスというのは、電機会社とか水道が来て、点検するときに費用を取りますかね。
○平松理事長 ボイラーとか空調機関係も一切入っております。
○藤岡総務課長 中央監視室というのがありまして、そこで建物等、ほかの設備も全部監視している費用でございます。2名常駐しております。
○奥村分科会長 常駐しているの。
○藤岡総務課長 はい。
○平松理事長 いろいろな警報器関係のメンテもそうです。
○奥村分科会長 研究員の方は30何名で2名常駐しているって、何だかすごい話ですね。やはりそれだけ研究施設が多いということなのかな。大体こんな感じなんですか、工場なんかのこういう運転監視の費用とか何かというのは。
○平松理事長 工場なんかはですね、自分のところで職員を雇いまして、専門者を。自分のところの職員として、規模によりますけれども、工作部とか営繕部という組織があって、そこで全部中のメンテをやっていますので。
○奥村分科会長 これは私、全く素人なので分かりません。ちょっとあれですよね、これは国民の方にも公開資料ですか、席上配布資料2。ちょっと5番はもし言葉が変えられれば、今承ったので運転監視という日本語からなかなかイメージが出てこないので、何か適切なものに、独法で固有名詞でこれ以外ないんだとおっしゃればしようがないんですけれども、もし酒類総研さんがつくられた日本語だったら、何か実態に合うものにされたほうがいいかなと思って。
 それからラスパイレスですけれども、私どもに対して、評価委員会も独法の人件費について何か評価をしろみたいな要請が今新しく来ているんですよね。8ページで、研究員の方はラスパイレスで100を下回っていますと、事務・技術職員の方は上回っていますというのがあって、理由は、事務・技術職員の方の数を減らしたからとおっしゃっていましたね。
○藤岡総務課長 減らしたから……。
○奥村分科会長 だから役員の人の構成比が上がってしまったというか、幹部の人の構成比が上がってしまったので、ラスパイレスが100を上回ったというお話でしょう。
○藤岡総務課長 いや、そういうわけじゃ……。
○奥村分科会長 違いますか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 そうすると、事務・技術職員の方のラスパイレスが100を上回っている理由はというときは、何ていうことなんですか。
○藤岡総務課長 対象となる人数が今4名、この111.5というのは4名なので。そのうち役付職員は、確かに4名のうち、役付職員の割合が高くなっちゃうということと……。
○奥村分科会長 ちょっと待って、研究員の方は30何名だったですよね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 全員の方は今50名弱でしょう。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 その差が事務・技術というところじゃないんですか。
○藤岡総務課長 この計算のもととなるのは……。
○笠酒税課課長補佐 こちらからちょっとラスパイレス指数の出し方を説明させていただきます。
 事務・技術系職員の対象となる人が研究所で9人いらっしゃるんですけれども、このラスパイレス指数というのは、年度末において、1年以上勤務しているというのが大前提になってしまうんです。今9人全員が国税局からの人事交流、出向者になっておりまして、国税局の人事異動が7月なものですから、1年目の方が9カ月ということで外れちゃうんですね。2年目になって初めてこの土俵に乗っかってくると。それで、入れ替わりで2年ごとに人事交流しているものですから、9人のうち大体毎年4人ないし5人がこの対象となるということでございまして。
○奥村分科会長 それで4人、5人の人が幹部の方だから高いということですか。
○笠酒税課課長補佐 そうですね。
○奥村分科会長 人事異動でたまたま、若い人が行っていれば、人件費が低いみたいな話。
○笠酒税課課長補佐 酒類総合研究所は国家公務員の行政職1の俸給表で対比されているんですけれども、酒類総合研究所の給与俸給表というのは、この行政職1と全く同じ金額で適用しておりますので、俸給表の適用は一緒ということになって、後は個々人が影響するという説明ということになるんですが。
○奥村分科会長 守島先生や私がかかわらせていただいている独法は、100を実は下回っているので、こういうところまで計算の仕方まで知らなかったので、今のお話は書いてもらわないと。とてもこれだけじゃ、我々が書くわけにいかないですけれども、極めてテクニカルな御説明ですよね。国税庁との人事異動で、たまたま3月末で1年じゃないから対象外で、しかもその人たちがラスパイレス100を下回っているわけでしょう。
○笠酒税課課長補佐 というか、9人のうち、7月に人事異動しますので、最初の1年目というのは3月末で判別すると1年間の勤務がないので。
○奥村分科会長 分かるんだけれども、何か一人一人とったら決して100以上じゃないですよと。ただ、構成比で出すと何か変な構成になっているので、加重平均というか、こうやって出すとたまたま100を上回っちゃいますよという説明なんでしょう。
○守島臨時委員 多分今おっしゃっているのは、全員が仮に1年間勤めていなかったとしても、ない人もカウントされたとしても同じような数字が出るよというお話だと思いますよ、結果として見ると。
 要するに人事交流で行っている方だから、そんなに若い方ではないんだと、そういう理解を私はしましたから、逆に言うと、それが4人だとしても9人だとしても同じ、多少は違いはあるのかもしれない。大幅にそれが変わってくるということはないのじゃないかなと。いつも同じような方が、同じようなレベルの方がいらしているように思いますから。
○笠酒税課課長補佐 このラスパイレスの出し方というのは、年齢階層で4歳刻みでやっておりまして、国の人事院が発表する4歳刻みの行政1の平均値と、そこに酒類総合研究所で対象となる方の年齢を当てはめていって、それで比較していくという計算をするんですが、後は国、全国の平均値をとっておりますものですから、特殊的というか、影響が大きいのは、地域手当というのが国から出ることになっておるんですけれども、その地域手当というのは、保障制度みたいなものがございまして、東京23区はたしか16%地域手当を出すということになっているんですけれども、酒類総合研究所のある東広島市はゼロ%です。
○奥村分科会長 それは下げる方に働くということ。
○笠酒税課課長補佐 酒類総合研究所の位置からいけば、そこはゼロ%の地域ということになるんですけれども、仮に東京23区から、酒類総合研究所に国税庁から出向したとすると、16%がそのまま1年間適用になるということで、そういったことがあるので、国は全体を平均していますものですから、1人がそういう特徴的なものから入ってしまうと、ぼんと上がるというのは当然あると。
○奥村分科会長 分かりました。そういうのは情報を出していただかないと、我々は100を上回っていて何か人件費高いですねみたいな評定をする以外なくなってしまうので。
 何だか今、いろいろなことをおっしゃったので、ちょっと整理して出していただけませんか。そういうことをアジャスト、調整すれば100ぐらいですけれどもとか、何か言っていただかないと、我々も情報不足でやりようがないんですよ。
 となってくると、この技術・事務の方と研究員の方を合計して出すというのは、かえってミスリーディングになっちゃいますか。合計しちゃえばラスパイレス100下回っているという計算結果になるかなと思ったので、合計値も出したらと言おうと思ったんだけれども、それはちょっとよくないわけですね。今のような極めて特殊なことが。研究員の方にはそういうことは起きていないんですか。研究員の方は人事異動があって云々という話はないんですか。
○笠酒税課課長補佐 研究員の方は人事交流はやっておるんですけれども、たしか37名のうち年間で一、二名……。
○奥村分科会長 事務職員の方は半分ぐらい変わってきちゃうから。
○笠酒税課課長補佐 あと、総務省の全独法の発表のときに、事務職と研究職と分けて発表しているものですから。
○奥村分科会長 合計はないんですか。
○笠酒税課課長補佐 合計はないんです。
○奥村分科会長 印刷局は合計でしたよね。
○守島臨時委員 研究員というのが多分。
○奥村分科会長 研究員はいないけれども、研究活動やっている人が何10人といるというケースですよね。
○守島臨時委員 ですから、職種が研究員になっているかどうかの違いですね。
○奥村分科会長 どなたがやってくださるんですか。評価作業をするに当たっては、今おっしゃったようなことが活字で出てこないと、評定の仕様がない。
○平松理事長 私のほうでやります。説明書きを。
○奥村分科会長 少し急いで出していただけますか。こちらの評価の締め切りとの関係がありますので。
 あと1点、5ページで、おっしゃったことを一生懸命考えながら見ていたんだけれども、さっき何ておっしゃったかね。人件費を除いた予算は、前年度からの繰越執行超過があったからみたいなことをおっしゃっていたようですね。
○藤岡総務課長 RI設備の。
○奥村分科会長 そうすると、まず表面的な数字だけでは19年度と18年度を比較すると、目標を達成していないんですか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 その達成していない数字はどこにありますかね。
○藤岡総務課長 業務系のマイナス928万8,000円というのが。
○奥村分科会長 業務経費ですね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 そうすると、業務経費は増えたわけですか。
○藤岡総務課長 増えちゃったという。
○奥村分科会長 何%増えているんですか、これは。451と446と割り算すればいいんですか。それで、業務経費の目標は何%減なんですか。1%ですか。
○藤岡総務課長 1%です。
○奥村分科会長 年率ですよね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 年率マイナス1%以上というところがプラス何%ですか。
○藤岡総務課長 プラス1%になっています。
○奥村分科会長 じゃあ、ギャップが2%出ているということですね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 さて、18年度から19年度へ改装工事用予算を繰り越したんですか。
○藤岡総務課長 はい。1,700万円。
○奥村分科会長 1,700万円。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 繰り越しましたと。そこでおやりになったことは、2年間足し算しようということですか。
○藤岡総務課長 はい、そうです。
○奥村分科会長 ということは、19年度を17年度と比較したんですか。あるいはこの1,700万円を何かなさったんですか。こういう調整をしていると、表からちょっと読み取れないんですよ。
○藤岡総務課長 18年度の予算額に比べて実行額、18年度の予算から実績を引いたのと、19年度の予算から実績を引いたのを両方足して2で割ると、この下の表です。そうすると、平均差し引き金額424万6,000円という。
○奥村分科会長 このプラス1とかマイナス1とかというのは、予算と実績の差は関係あるんですか。前年の経費に対して本年度の経費はどうだったかというだけじゃないんですか。予算額に対してどれだけ、マイナス1かプラス1かをやっているんですか。
○藤岡総務課長 毎年その予算額を1%ずつ減らしていこうということなんですが。
○奥村分科会長 ということは、前の年の経費に比べて、今年度の経費は1%減っているみたいなことじゃないということを言おうとしているんですか。
 ほかのところで固定的経費をどれだけ減らしますよ、目標はこうですと、まさに実績、実績を比べているだけなんですよ、固定的経費の実績と固定的経費の実績。ここは業務経費で、実績、実績を比べるんじゃなくて……。
○笠酒税課課長補佐 ちょっとこちらから説明でよろしいですか。業務経費につきましては、中期計画で毎年1%以上、5年間で4.9%以上削減すると。
○奥村分科会長 それは実績でいいんでしょう。予算額との比較じゃなくて。
○笠酒税課課長補佐 それが予算額なんです。18年度予算とか19年度予算というのがルール化方式ということになっておりまして、効率化計数がかかっているので、予算というのが1%減った予算、減った金額で予算を組まなければいけないということになっているんです。ですから、予算を1円でも下回れば達成ということになりまして、この下の表の意味するところは、19年度につきましては、1%削減した予算に対して928万8,000円オーバーしていますということなんですが、18年度につきましては、1%を相当上回る削減をしていると。そうすると、中期計画という4.9%達成ができるかどうかということについては、2年間では424万6,000円、平均で。2年間合計で849万2,000円予算に対して実行が少ないということで1.95%の削減目標になっていると、削減を達成しているという表になっていると。
○奥村分科会長 予算額が1%減らした金額に自動的になっている、これは目標額だということを言っているんですね。
○笠酒税課課長補佐 そうです。目標額でございます。
○奥村分科会長 そうすると、何か書いたらどうですかね。表を誰かが見たときに、予算と実績の差ということよりは、予算自体がもう目標になってしまっているわけですね。
○笠酒税課課長補佐 はい。
○奥村分科会長 そういうことをどこかへ書いておいたほうがいいですかね。
○笠酒税課課長補佐 そうですね。
○藤岡総務課長 この4ページの中期計画のところに書いてあるので、ダブって書くのもどうかなと思いまして。
○奥村分科会長 4ページの中期計画で、どこですか。
○藤岡総務課長 3行目ぐらいからですかね。
○奥村分科会長 どこに書いてあるんですか。
○藤岡総務課長 一般管理費については、毎年度3%以上(5年間で14.1%以上)、業務経費については毎年度1%以上(5年間で4.9%以上)……。
○奥村分科会長 今、予算額がそれだということは書いてありますか。
○藤岡総務課長 これ予算としたというふうなのが説明ないですね、そう言われれば。
○奥村分科会長 5ページの表を外部の人がぱっと見たときに、今おっしゃったようなこと読み取れないでしょう。それを書いた上でこの表が出てこないと、とても理解不可能なんですよ。
○笠酒税課課長補佐 予算額というのが1%目標の達成すべき目標金額だという説明書きを書くと。
○平松理事長 表の下に注意書きでそういう意味のことを書いているんですけれどもね。
○奥村分科会長 どこに。
○木崎理事 5ページの真ん中の表の注のところに、最後のところに業務経費は99%を乗じた金額で、なおかつこれが目標額であると書けばよろしいかと思います。
○藤岡総務課長 ここはちょっと説明が、もう少しすれば御理解いただけるかも分からないですね。
○奥村分科会長 是非そうしてくださいよ。この文章だけで予算額が目標値になっているみたいなふうには読み取れないので。
○笠酒税課課長補佐 この部分は、文章を修正するということでよろしいですか。
○藤岡総務課長 はい。
○笠酒税課課長補佐 お願いいたします。
○奥村分科会長 私は結構です。
○笠酒税課課長補佐 ほかにございませんか。
 それでは、御質問とか、後からでも前の部分をしていただくということにしまして、続けて先に進めてください。
○藤岡総務課長 次に、9ページから14ページまでを御説明いたします。
 9ページの中項目(2)職場環境の整備でございますが、安全衛生に関する所内講習として講師を招き、「健康講話」と題して講習を実施したほか、職員の健康増進のため定期健康診断、医師による健康相談等を引き続き実施しております。
 次に、9ページの中項目(3)職員の資質の向上でございますが、こちらは研究企画知財部門の荒巻から説明します。
○荒巻研究企画知財部門長 9ページ(3)の職員の資質の向上でございます。ここに書いてありますように、職員を人事院が行います行政研修などの研修に参加させております。そのほか、次ページの表にございますが、著名な外部の先生方をお招きしまして、当方でNRIB特別セミナーと申しておりますが、そういうセミナーを開催しております。そのほかにも各種学会、セミナー等に参加させているところでございます。
 そのほか職員のインセンティブを高めるために、勤勉手当の高率支給の適用に当たっては、公平性・透明性をより高めたということ。それから、顕著な業績を上げた研究者に対しては、理事長表彰を昨年度から行っているところでございます。
 次、飛びまして12ページでございますけれども、(4)研究施設・機器等の効率的使用でございます。表にお示ししておりますように、他機関へこのような機器等を貸与しているところでございます。そのほかにも注書きに書いておりますけれども、広島事務所、東京事務所の会議室等を貸与しております。
 なお、研究所の土地、建物については、未利用のものはございません。すべて有効に活用させていただいているところです。また、いわゆる会議所だとか職員研究施設、分室などの研究所の業務と直接関係しない施設は保有しておりません。
 それと、13ページの(5)業務・システムの最適化でございます。19年度は、高額なシステム調達はございませんでした。それと、職員のITリテラシーを向上させるために、情報セキュリティーを主体としましたITリテラシー研修を実施しております。
 また、ハでございますけれども、情報化統括責任者、CIOに理事を任命し、昨年末はCIOのもとで業務の見直しを行っております。効率化が期待される業務項目を精査して、これを参考に平成20年3月に業務システムに係る最適化計画を策定したところでございます。前回の分科会資料でポイントとして席上配付させていただいたものでございます。
 いったんここで区切らせていただきまして、御質問、御意見等を賜りたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 御質問等ございましたらお願いいたします。
○奥村分科会長 今で大項目1は全部カバーしたということですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。
○奥村分科会長 議事公開対象資料は、この資料1というのですか。国民に対して公開する資料は、今お配りいただいている資料1ですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうでございます。
○奥村分科会長 そこでちょっと質問なんですけれども、前回御報告のあった遺伝子何とかかんとかとおっしゃっていたの……。
○笠酒税課課長補佐 あれはまだ正式な公表になっていない、文科省のほうで今……。
○奥村分科会長 守島先生、どうしますかね。この間の遺伝子の、普通の独法だと内部管理みたいなところでしょう。これはないんですよね、内部管理。今ちょっとどこへ入ってくるかと見ていたんだけど、人事じゃないですよね。そうすると、大項目1しかあり得ないですかね。研究でもない。
○守島臨時委員 コンプライアンスがそういう話ですよね。
○奥村分科会長 大項目1しかないですね。
○守島臨時委員 ここしかないと思います。ここは組織管理の話ですからね。
○奥村分科会長 そうすると、さて、どうしたらいいですかね。
○國分臨時委員 遺伝子がどうしたんですか。
○奥村分科会長 この間、いらっしゃらなかったかな。
○守島臨時委員 そういう事故等が起こったとき……。
○奥村分科会長 この間、ちょっと遅れていらっしゃるときに、もう終わっちゃっていたかな。前回、文科省の発表があったら対外的に発表しますとおっしゃっていた資料、あれのことなんですけれども。
○國分臨時委員 あれは対外的に発表していないということですよね。
○平松理事長 今から発表になるわけです。文科省からの。それに基づきまして我々のホームページでも、こういうことがございましたと。
○國分臨時委員 何か流しちゃったとか。遺伝子を流したということなんですか。
○奥村分科会長 はい。それで、19年度の評価に入れないということは不適当でしょう。
○守島臨時委員 そうですね。ほかの印刷局なんかは入れていますよね、実際問題として。ですから、多分入れるべき、起こった時点でカウントすべきものだと思いますから、そういう意味でいうと、入れるべき対象にはなるんだと思いますけれども、それについて一切ないということですね。
○奥村分科会長 まだ対外発表していないからという御意見もあるんだけれども、既に実態は理事長のほうで把握なさって、それを一応評価委員会に前回報告したということなんでしょう。ただ、報告資料は回収されたけれども、口頭での報告はしたというのは議事録に残っているわけですか。
○牧田酒税課長 残ります。
○奥村分科会長 残ったら我々も評価しないというわけにはいかないんですよ。対外発表していないから評価しないというわけにはいかない。
○笠酒税課課長補佐 していないというより、評価しないじゃなくて文書に、まだ今の時点で……。
○奥村分科会長 それはまずい。きょうもう7月31日時点では、前回既に報告なさっているのが議事録にも載っていて、そういう事実もちゃんとあるという以上は、ここへ何も報告がありませんということはまずいんじゃないですか。
○井本鑑定企画官 評価の対象になると考えます。
○奥村分科会長 そうするとこの業務報告、一応前回の段階では入っていなくてもいいんだけれども、きょうはやっぱり入っていないと、追加説明とか追加資料とかという形でも結構なんです。あるいは、もうここへ入れ込んじゃってもいいんだけど。何かで入っていないままというわけにはいかないでしょう。
○井本鑑定企画官 口頭説明がございましたので、それに基づいて評価していただくという格好には。
○奥村分科会長 この資料1に何か入っていないといけないんじゃないかな。これはきょうの評価委員会で資料1というのは配られましたということが公開されるわけでしょう、世の中に対して。
○井本鑑定企画官 はい。
○奥村分科会長 そこで何も入っていませんと言って、我々が勝手にAだ、Bだ、Cだとつけるわけにいかないですよね。
○國分臨時委員 総括のところに書くというわけにいかないんですか。
○奥村分科会長 総括はA、B、Cがつかないんですよ。
○國分臨時委員 つかないんですね。
○奥村分科会長 総括はもちろん書かないといけないと思いますけれども、どこかで評価しておいて総括でちょっと入れるほうがいいかと思いますので。
○井本鑑定企画官 お書きいただくとすれば、業務運営の組織運営のところ、一番上かと思いますけれども、前回の第22回のときにはこの資料、本日も同じ資料で、きょうは訂正版でございますけれども、22回のときにこの資料は提出させていただいています。その時点で口頭で説明があったということで、それに基づいて組織運営のところで評価をしていただくという格好に……。
○奥村分科会長 それはちょっとまずいです。だって今日、前回の訂正こういうふうになさっているじゃないですか。前回見たのを訂正して、きょう配っているわけでしょう。そうしたら当然書き込んでいないとおかしいわけでしょう。整合性がとれないです。ちょっと課長のところで御検討いただいて。
○井本鑑定企画官 そうですね。ちょっと公表のタイミングもありますので。
○奥村分科会長 その資料だけ委員限りでも結構ですよ。一応ここでは評価される委員には何か口でしゃべっているだけじゃなくて、何かが配られていると。ただ、この部分は今公開は、きょう時点での公開はしないけれども、それはそれで結構なんですけれども。
○牧田酒税課長 ちょっと扱いを検討……。
○奥村分科会長 それで、私どもが評価するときの場所ですよね。場所だけ共有したいので、大項目1の(1)業務運営というところですかね。守島先生、(1)でいいですか。業務運営。大項目1の(1)。
○守島臨時委員 いいと思うんですけれども、いわゆるコンプライアンス的な目標はとにかく項目がないですよね。ちょっとそこのところがまずかったといえばまずかったんですけれども、(1)でいいのかな。ちょっと考えます。すみません。
○奥村分科会長 酒類総研のほうから、どこの項目は妥当だというサジェスチョンがありましたらお願いしたいんですけれども。
 多分、大項目1(1)の業務運営ですか。
○平松理事長 そうですね。
○奥村分科会長 組織運営か。大項目1の(1)業務運営の中の組織運営ですか。
○平松理事長 はい。
○奥村分科会長 じゃあ、組織運営の中へ位置づけるということで、酒類総研としての実績報告ですね、この資料1のところのどこかへ入れて、それで活字にして、その文案を評価委員の方に配っていただけませんか。そういう段取りでいいですか。その部分は、議事公開でちょっと考えてくださいよ。何か項目ぐらいは絶対入っていないといけないと思うんだよね。ただ表現のところでまだ、きょう時点での公開はできないということであれば、何か考えていただいて。
○井本鑑定企画官 公表はいずれすることは決まっておりますので、公表予定と、内容が予定であるという書きぶりでないと出来ないわけでございますけれども、まだ公表しておりませんので、公表予定であるという書きぶりはできるはずでございますから、そういう形での文案というのは出来ます。
○奥村分科会長 私どもに対してはね。
○井本鑑定企画官 はい。
○奥村分科会長 ただ、今日は本当にここにマスコミの方がいても我々は断れないんですよ、独法の評価委員会というのは参加希望があったら。ということもあるので、一応とにかく正式の報告は前回ありました。今日、それを受けてこの業務報告書には記載してあります。ただ、記載の程度はまだ、当該官庁の文科省との関係もあり、今日時点では全面公開はしないということで。
○井本鑑定企画官 公開出来ないんじゃなくて、決定していないということで。
○奥村分科会長 だからその辺のことを、僕の言っていることは分かるわけでしょう。これ自体は公開しなければいけないんですよ。だけど、困るとおっしゃっているわけでしょう、今。外へまだ発表していないから。
○井本鑑定企画官 内容が固まっていないものですから、決定文としては書けないということです。
○奥村分科会長 何が起きたかということは書けるでしょう。
○井本鑑定企画官 それはもう。
○奥村分科会長 プレゼンテーションのことを言っているんじゃないですよ、ファクト。何月何日こういうことが起きて、いつそれを見つけて、どういうところに原因があったと思うと。どういう対応策を今とっているというようなファクトのことですよ。それは出してもいいの。
○井本鑑定企画官 はい。
○奥村分科会長 それだったら全部書いておいて、出しておいていただければいいんですが。ちょっと扱いについてはお任せしますから。
○笠酒税課課長補佐 大項目1の(1)の業務運営の小項目(組織運営)と、この中に記述を、事実関係ですかね、それを盛り込むということで検討すると。
 そのほか御質問等ございましたらお願いします。
 よろしいでしょうか。それでは、3時でございますので、いったんここで10分休憩をとらせていただきます。3時10分から再開ということでお願いいたします。
〔休憩〕
○笠酒税課課長補佐 それでは、再開いたします。
 では、前半で大項目1が終わりましたので、続きの部分の説明からよろしくお願いいたします。
○荒巻研究企画知財部門長 それでは、18ページの中項目(2)の酒類の品質評価でございます。
 まず、イの鑑評会でございますけれども、昨年の実績は表にお示ししているとおりでございます。清酒の出品数は981点とやや減少しております。本格焼酎ではやや増え、果実酒では若干減少というところでございます。
 鑑評会の目的であります品質の向上、技術の研さんに資するということで、その審査結果の通知内容には工夫を凝らしております。
 なお、新酒鑑評会でございますが、昨年度から全出品者に対して結果の通知とあわせてアンケート用紙を送付して、全体の結果が得られるようにしております。さらに、鑑評会業務は、18年度以降、業界団体との共催化を進めるという中期目標の趣旨がございますが、昨年度から新酒鑑評会につきまして日本酒造組合中央会と共催をさせていただいたおります。
 先日の分科会でも御紹介させていただいておりますが、公開きき酒会を本年も先月、6月11日に、昨年と同じ会場で、池袋のサンシャインシティで開催させていただいております。これは全国都道府県の日本酒を集めました日本酒フェアとあわせて開催させていただいております。多くの方々に来場いただいて、好評を得ている次第でございます。昨年は大木先生にも大変御迷惑をおかけしてしまったのですが、大混雑を解消するために本年は二部制にしたりとか、会場のレイアウトを変更するなどして、スムーズにきき酒をしていただいております。
 20ページの品質評価の支援でございますけれども、これにつきましては酒造組合、技術研究会等に審査員を派遣しております。また、ハの職員の官能評価訓練でございますが、きき酒能力を向上させるために訓練を行っております。
 とりあえずここで区切り、御質問、御意見等をいただきたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 質問等、よろしくお願いいたします。
○大木臨時委員 素人の質問で申しわけありませんけれども、全国の新酒の鑑評会のときには、対象のお酒が吟醸酒の原酒だけに絞ってやるわけですね。それは技術を競うことによって、それがすばらしくできれば、ほかの一般のほうにも技術がうまくいくということでこれをやるんですか。これだけに絞るというのは。
○平松理事長 技術の向上、あるいは品質の向上、いずれも向上ですね。これが1つ大きな目標になっております。そして、酒質の全国の傾向の把握ということですね。そういったものを目標にやっております。だから、一般的に言われるのは、いいものを造って、そして技術の研さんをして、より一層の技術の向上を図る、品質の向上を図るということが分かりやすい理解かと思います。
○大木臨時委員 そこにいいものが出来てくると、おのずとそれを私たち一般の人が飲む清酒というのはほとんど、特定名称のじゃない、飲みますよね。それが一般的だと思うんですけれども、そこにもそういう技術が影響してきて、いいものが出来るためにやっているという理解でいいんですか。
○平松理事長 当然です。いいものをつくる技術があれば、当然その技術がほかの酒類にも転用、利用されるということで理解していただきたい。また、そのように我々は皆さんにも訴えておりますので、そういう意義があるということですね。
○大木臨時委員 なぜこれがそうなっているのかなというふうにちょっと分からなかったものですから、そういうことかなということを教えていただこうと思って。分かりました。
○國分臨時委員 これはあれですか、鑑評会というのは、金賞とか銀賞とか銅賞とか、そういうふうなものをみんな張るんですか。どういう評価をするんでしたっけ。
○平松理事長 審査しまして、金賞と入賞酒に一応分けております。
○國分臨時委員 入賞しないのもあると。
○平松理事長 あるわけですね。金賞酒につきましては、金賞酒ということで公表しておりますし、酒類総研理事長の表彰状、これを送っております。
○國分臨時委員 どれくらい金賞が出るものなんですか。
○平松理事長 点数ですか。
○國分臨時委員 何%ぐらいが金賞になるんですか。
○平松理事長 おおよそ25%ぐらいです、出品酒のうちの。
○國分臨時委員 それは全部金賞になるということはないんですか。
○平松理事長 出品酒全部ですか。
○國分臨時委員 よければ全部金賞ということもあるんですか。
○平松理事長 それは今までないようですけれども……。
○國分臨時委員 そういうケースがあれば。全部がすばらしいお酒だということだったら、金賞にするんですか。
○平松理事長 審査を2回に分けておりまして、大体1,000点弱出品酒がありまして、予審ということで全国から審査員、プロの方ですけれども50人ぐらい集まって、3日間かけて大体半分に絞り込みまして、そして決審として40人くらい、全国から集まってきたプロの審査員の方に、この中から優劣をつけていただく手続でやっており、全部金賞ということはない……。
○國分臨時委員 それでよければ全部というケースもあると。
○平松理事長 いや、あり得ないんです。
○國分臨時委員 あり得ないんですか。
○平松理事長 現在の方式で行いますと。
○國分臨時委員 今の大木さんの質問とあれするんだけれども、それが一般市販酒のほうに反映されるということになるわけですけれども、一般市販酒も鑑評するということはあるんですか。
○平松理事長 それは局のほうでですね、市販酒についての調査ということでやっておられるように聞いておりますけれども。
○國分臨時委員 金賞とはつかないけれども、大体今の話でいいのはいい、悪いのは悪いというようなことをやっていらっしゃるんですかね。それは分からないか。私はやったほうがいいと思うんですよ。この間も話に出たけれども、価格とお酒の酒質、それがどういう関係になるかということをやっぱり表に出していったほうがいいんじゃないかなというふうにちょっと思うんですけれどもね。何でもかんでも安くて悪くてというのを売られると、清酒というものの評価に非常に将来、変なあれが出るんじゃないかと思いましてね。
○笠酒税課課長補佐 ここのところで御意見等ございませんか。
 それでは、先に進みます。次の説明をお願いします。
○荒巻研究企画知財部門長 それでは、ずっと飛びますけれども、資料1の73ページでございます。73ページから82ページまでを御説明させていただきます。(5)成果の普及について御説明させていただきます。
 イの研究成果の提供は、ホームページで公開するほかに、多くの機会を使って提供させていただいているところでございます。
 ロの特許の公表でございます。特許の普及につきましては、普及に努めてはおりますが、実績がいまひとつの状況でございまして、ここに書いてありますように、特許料収入は18年度よりも減少しておるところでございます。
 74ページ、ハの講演会につきましては、19年度の5月に研究所講演会を開催しております。これは新酒鑑評会の製造技術研究会にあわせて開催し、173人の参加を得ております。
 ニの講師の派遣は、46件ございましたが、具体的内容は、77ページの別表6にお示ししております。満足度も受講者に対するものでも4.4と、昨年度よりも向上しております。先ほど笠補佐から御説明ございました、前回御指摘ございましたけれども、全体の満足度を再計算しますと、4.7でございました。これは訂正させていただいております。
 次に、ヘの保有遺伝子の提供は、19年度は64件、217遺伝子資源の分譲を行っております。75ページの表にその内訳を示しております。
 なお、分譲対象株が18年度よりも若干減っておりますが、これは保存しておりました、特に酵母でございますけれども、について精査しておりまして、サッカロマイセス属かどうか疑わしいものについて除外したためでございます。
 次に、79ページをお開きいただきたいと思います。ホの刊行物の発行でございます。研究所報告を出させていただくほかに、広報誌「NRIB」を2回発行させていただいております。これは大学や近隣の自治体、それから消費者団体等へも配付させていただいております。
 下のトの施設の公開等でございますが、研究所の見学には昨年度とほぼ同数の1,686人という方に来所していただいております。
 80ページ、当研究所がございますサイエンスパークでございますが、その中の研究機関等が共同で一斉に公開をいたしますサイエンスパーク一斉公開を実施しております。そのほか、新酒鑑評会の製造技術研究会にあわせまして施設公開も行っております。また、東京事務所の赤レンガの酒造工場、旧ボイラー室のスペースもいろいろと活用させていただいております。
 施設とは違いますけれども、インターンシップ等で大学生を受け入れたり、それから職業体験学習ということで中学生を受け入れたりしております。
 また、国税局で開催されております鑑評会の公開等に参加させていただいて、研究所の広報もあわせて行わせていただいております。さらに、先日の分科会で福光委員のアドバイスがございましたけれども、ここに先に御説明しました新酒鑑評会の公開きき酒会を行っている旨を追記させていただいております。
 それと、81ページのチ、国際協力でございます。表に実績を示しております。本年度は新たにJICAが行っております食品の加工・保存技術という研修の一部を担いまして、その研修生を受け入れて研修を行っている次第でございます。
 それと、リの国税庁に対します協力は、その実績につきまして表にまとめさせていただいております。
 とりあえずここで区切らせていただきまして、御質問、御意見等を賜りたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 御質問等ございましたらお願いいたします。
○大木臨時委員 77ページの表ですけれども、満足度が5と書いてあって、参加人数が書いていないのはなぜなんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 これは主催者にアンケートをいただいたもので、個別にいただいていないからこういう数字になっております。
○大木臨時委員 書いてあるのと書いていないのがあって、いくつかあったものですから、なぜなのかなというふうに。
○荒巻研究企画知財部門長 注のほうにも書いておりますけれども、網かけしているものが参加者個々人にアンケートをとらせていただいたものでございます。
○奥村分科会長 大木委員の関係で、77ページの下から2行目を見ていただけますか。32番というところ。この5というのも、そういうふうに読むんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうでございます。
○奥村分科会長 参加者数170名の方にアンケートしたわけじゃないんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 これはほかの講師先生も大勢おられるときに、うちの者だけアンケート書いてくれとは言えなくて、主催者側に代表して書いてもらっているものもございます。
○奥村分科会長 だけど、注を拝見すると、主催者欄の網かけは講習会を示す、網かけの数字は、受講者欄の満足度を示す……。
○荒巻研究企画知財部門長 すみません、注の2の満足度欄でございます。
○大木臨時委員 一緒に書いてあるから。
○奥村分科会長 そうすると、5というのは全部、来た人じゃなくて主催者ということですね。
○荒巻研究企画知財部門長 そのために、74ページの表でございますけれども、満足度調査結果については、主催者に対するもので平均しますと4.9という非常に高い数字が出てまいりますけれども、それは受講者を対象としたものの平均をとりますと4.4でございます。
○奥村分科会長 そうですね。したがって、この両方の平均値というのは、すごいウエイトが違うわけですね。
○荒巻研究企画知財部門長 そういうことになってしまいます。
○奥村分科会長 受講者に聞いているのは、あまりないんですね。
○荒巻研究企画知財部門長 積極的にとっていただけるもの、そうでないものがやはりございます。
○奥村分科会長 この満足度何点ということが目標にも中期計画にも掲げられていて、実際結果も出ているでしょう。数値が高いほどいいというふうに読めますよね。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。
○奥村分科会長 ところで、19ページで先ほど御説明になった満足度のアンケートは、数値が低いほどいいですよね。ちょっとやっぱり統一なさったほうがいいんじゃないかな。何か19ページ、低いほどいいというのはちょっと、さっき違和感があったんだけれども、やっぱり79ページを見ると、やっぱりそうかと思って。
○荒巻研究企画知財部門長 確かに数字の逆転がございます。
○守島臨時委員 今のところと多少関連するんですけれども、1つはですね、この77ページでバーが、図表6ですかね、これ。別表6でバーが多いのは、多分把握しなかったということですよね。送って来なかった。何らかの注記を入れておかないと、ちょっと不親切かなという感じが。
 それからもう1点なんですけれども、74ページのところに講演会の開催というのがあって、中期計画を見ると、年1回講演会を開催し、発表するというふうになっていて、これに関する満足度等はおとりにならなかったんですか。この講演会、ほかの講師派遣のところは研究所の方が行かれて主催者がとったということだと思うんです。これは逆に言うと自分で出来る部分ですから、それはおとりにならなかったという理解でよろしいわけですか。
○荒巻研究企画知財部門長 ちょっと確認をとります。
 失礼しました。74ページのハ、確認いたします。申し訳ございません。
○笠酒税課課長補佐 ほかはございませんでしょうか。
 それでは、先へ進んでください。お願いします。
○荒巻研究企画知財部門長 それでは、83ページから95ページまでを御説明させていただきます。83ページ、(6)酒類及び酒類業に関する情報の収集、整理及び提供でございます。
 イの情報の提供等でございますけれども、「日本酒ラベルの用語事典」につきまして、先日理事長のほうから御説明していますが、中国本土向けに中国語繁体字バージョンを新規に発行しております。
 また、過去に発行しました日本語版、英語版、繁体字版も追加配付の要請が来ております。JETRO等に繁体字版、英語版、韓国の日本大使館とロサンゼルスの総領事館へも提供させていただいております。
 なお、先日の分科会で守島先生の御指摘がございましたが、配付部数の累計を追記させていただいております。
 また、情報誌の「お酒のはなし」につきましては、「お酒のはなし」を取りまとめました「うまい酒の科学」をソフトバンククリエイティブのサイエンス・アイ新書シリーズの1つとして発行させていただいておるところです。この資料では、3月末時点では1万1,000部でございますが、現時点では第3版まで出ており、1万4,000部になっております。
 また、84ページでございますが、新しく子供たちに対しまして科学する心を養ってもらおうということで、醸造における微生物の働きについて易しく説明しております冊子「醸造に学ぼう 発見!微生物の力」を発行、配付させていただいております。ここでは公立の小中学校へも配付させていただいた旨を追記させていただいております。
 ロのホームページの充実でございますが、コンテンツ数を充実させ、ホームページのアクセスも20万件を超えるところまで達しております。それとハの消費者からの問い合わせでございますが、これも例年どおり対応し、問い合わせ数も401件と昨年実績よりも増加をしております。
 また、85ページ、ニの酒類に関する教養講座の開催でございます。ここにありますように東京都内、さいたま市、大分市で実施させていただいております。東京事務所で開催するほかの地方でやる場合は、各県の酒造組合との共催により実施しております。参加者は全体で175人、前年度実績に対しましてちょっと下回ってはおりますが、18年度は仙台、大阪、広島で、昼夜2回にわたって開催し、人数が多過ぎて十分なきき酒ができなかったということから、19年度は若干人数を絞らせていただいております。
 テーマの内容につきましても、各地の要望に応じてテーマを変えております。先日も申し上げておりますが、昨年大木先生より、若年層を対象とした教養講座も必要ではないかという御指摘がございましたので、本年の4月には東京で20から30代を対象としました「初めての清酒講座」を開催しております。また、岡山県酒造組合との共催で「大学生のための日本酒講座」を開催させていただいております。前回の守島委員の御指摘もございましたように、講座の主な内容につきまして、適正飲酒についても実施している旨を追記させていただいております。
 87ページ、(7)の酒類及び酒類業に関する講習でございます。
 イの酒類製造者を対象とした講習でございますが、東京事務所で実施しております清酒醸造技術講習は後で述べますように、清酒官能評価講習を開催することで、19年度からは従来の3回から2回開催となっております。31名の方に受講していただいております。
 一方、1ページ開いていただきまして88ページでございます。東広島では酒類醸造講習を清酒コース、ビールコースを開催しております。清酒は上級コースとして開催しており、8名、ビールコースは13名の方に受講していただいております。
 また、88ページ、(ハ)の清酒官能評価講習は先ほど申しましたように、19年度から新たに立ち上げました講習でございます。これは研究所の研究成果であります清酒の香味に関する品質評価用語や、いろいろな標準見本をもとにしまして、清酒に関する官能評価の専門家を養成することが目的で始めたものでございます。さらに、先日も御紹介しましたけれども、講習修了者で能力、経験、知識があると認められた者には、清酒専門評価者として認定をしております。
 詳しくなりますが、19年度は2回開催しまして、1回当たりは定員12名で、24名の受講がございました。それと、清酒専門評価者は3月末時点では3名、現在では4名を認定している状況でございます。
 それと89ページに満足度調査の結果をまとめて書かせていただいております。各講習の満足度はいずれも目標の3.5を上回っております。清酒の上級コースでは18年度は3.8とやや低い結果でございましたが、講習生の意見を取り入れて実技を増やすことで改善をし、4.2となっております。ビールは、4.9という極めて高い満足を得ることが出来ております。
 それと、清酒官能評価講習につきましても4.7という高い評価を受けておるところでございます。講演会等は、先ほど御説明させていただいたとおりでございます。
 また1枚めくっていただきまして、90ページ、そのほかの講習でございますけれども、ロの酒類流通業者を対象とした講習、これは小売り屋さん、卸などの酒類流通業者の方を対象にした講習で、酒セミナーと称しており、15回開催し、479名の方の参加をいただいております。15回の内訳は、93ページの別表7に一覧をお示しさせていただいております。
 また、各小売店のほうに1名の配置が義務づけられております酒類販売管理者の方々の研修の際に講師を務める方の養成を実施しておりますが、これは一昨年行いましたコア講師講習の受講者の方へのフォローアップで、当方で「酒類販売管理研修通信」を出しておりましたけれども、このリニューアル版として、従来よりももっと広く、講師だけでなくて酒類販売管理者の方と流通業者の方を対象として、「酒販サポートニュース」として作成しております。これはホームページに常に掲載をしているところです。
 また、ここに書いていますように、酒販サポートニュースの掲載情報等は、登録者あてにメールマガジンを新たに開設してお知らせする手段をとっているところでございます。
 91ページ、ハの国税庁職員を対象としました研修でございますが、表にありますように、庁と連携して研修に協力させていただいております。
 それと、ニの満足度調査でございますが、これも都度触れておりますけれども、ここでは酒セミナーで、4.5で昨年度の4.0を上回ることができております。
 それと、資料94ページをお開きいただきたいと思います。94ページ、(8)のその他の附帯業務でございます。表にお示ししましたように、昨年どおり学会、研究活動等へこの表に書き込んでおりますような協力を行っております。18年度よりも2件多い14件の協力をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。御質問、御意見を賜りたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 それでは、83ページから今の95ページまでの部分につきまして、御質問等があればお願いいたします。
○大木臨時委員 1つ教えてください。84ページのホームページの充実というところで、かなり予定よりも大幅に皆さんがよく見てくださっているというのはよく分かるんですが、アクセスの分析というものはどんなふうに、もし参考までに分かりましたら。例えば新規の人がどうだとか、専門の人にこれからこれだったら絞っていこうかというための分析というのは、どんなふうになさっていらっしゃいますか。
○荒巻研究企画知財部門長 今手元にありませんけれども、各コンテンツのアクセス件数はカウントしております。一番多いのは、やはり新酒鑑評会での金賞酒の名簿とかがアクセス数は多いと認識しております。そのほか研究成果等々ございます。
○大木臨時委員 新規の人よりもリピーターのほうが多いわけですか。
○荒巻研究企画知財部門長 そこまでは分析出来ておりません。
○大木臨時委員 アクセスの分析というのがいろいろ分かってくると、またよりよいホームページの作り方になってくるのじゃないかなという感じがしたものですから、ちょっと参考までに教えていただこうと思って。
○荒巻研究企画知財部門長 ありがとうございます。解析して、アクセス数の少ないものだとか、多いものだとか、いろいろ検討していきたいと思います。
○奥村分科会長 88ページの清酒の上級コース、広島で泊まり込みでおやりの分ですよね。
○荒巻研究企画知財部門長 そうです。
○奥村分科会長 この受講費用8万円というのは、宿泊代も入っているんですか。
○荒巻研究企画地財部門長 いえ、入っておりません。
○奥村分科会長 宿泊代、研究所の中に泊まれましたよね。
○荒巻研究企画知財部門長 講習生のための寮がございますけれども、あれは別になっております。
○奥村分科会長 別というのは。この人たちは泊まっていないんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 泊まっております。この場合は全員泊まっていたかな。
○奥村分科会長 泊まっているでしょう。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、別料金になっております。
○奥村分科会長 費用取っていらっしゃるんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 寮のほうで宿泊費を別途取っております。
○奥村分科会長 それはこの予算書上も出てくるんですか、宿泊代みたいな格好で。
○荒巻研究企画知財部門長 出てこないです。
○奥村分科会長 収入に立ってくるんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 立ってきません。
○奥村分科会長 立ってこない。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。
○奥村分科会長 立ってこないけれども、お金は取っているんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。
○奥村分科会長 どういう会計になっているのかな。
○藤岡総務課長 実費弁償という形で、電気とかガス代、かかったものの分を請求していただいて、そのまま払っているということで、帳簿を通していないということです。
○奥村分科会長 ちょっと待ってください。参加された8名の方は、あの建物の中へ泊まっていらっしゃるわけでしょう。寮とおっしゃっているのは、横の建物じゃなかったですか。
○荒巻研究企画知財部門長 鏡山寮と称しているものでございます。
○奥村分科会長 あの建物の横にあるものでしょう。そこへ泊まられて、お金を払っている分は電気代と水道代。
○藤岡総務課長 電気代、水道代。
○奥村分科会長 だから、宿泊代というのはないわけでしょう。
○藤岡総務課長 そういう意味では。
○奥村分科会長 この受講費用8万円を払えば、ほぼ1カ月あそこに寝泊まりして、講習会の費用も含めて8万円でしょう。
○藤岡総務課長 いえ、8万円プラス実際かかった電気、ガス。
○奥村分科会長 電気、ガスは分かったんですけれども、ホテル代みたいなものはないわけでしょう。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 そうすると、すごく経費的には安いですよね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 何でそんなにすごいのに8名かなと思っちゃうんだけれども、この8人という人数は、どう見ていたらいいんですか。何か定員のようなものがあるんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 マックスは一応15名としております。
○奥村分科会長 そうするとものすごくいい、1カ月教えていただいて、泊り込んで、なおかつほとんど8万円みたいなのはものすごくいいと思うんだけれども、それにあまり来られないというのは、何を意味しているんですかね。
○荒巻研究企画知財部門長 これは正直申しまして、PRが不足していたという面がございます。うちのホームページ、それから組合等にはやっていたのですが、PR不足であろうということで、本年度、20年度開催分は中央会に協力いただいて、全組合員へお知らせしていただくことにしました。そうすると15名で、抽選することになってしまいました。
○奥村分科会長 今度はすごい違っていたと。参加される方というのは、何か資格があるんですか、経験年数何年とか。
○荒巻研究企画知財部門長 全くの初心者というのは、東京事務所の清酒技術講習で対応しております。ここは上級コースと銘打っておりますように、ある一定の経験を経た者を対象として、密度の濃い、高度なことを教えるということをやっております。
○奥村分科会長 全国でお酒をつくっていらっしゃる会社がありますよね、企業が。そういうところの方が後継者難とか、いろいろ悩んでいらっしゃるわけでしょう、人の育成について。そういうところの方がここへ参加されると、すごくメリットがあるように思うんですけれども、そう考えていていいですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。
○奥村分科会長 全国でこれに対象になるような方というのは、何千人といらっしゃるんじゃないですか。今まで累計何名ぐらい参加されているんですか。19年度は8名なんだけれども、過去何十年とやっていらっしゃいますよね。
○荒巻研究企画知財部門長 過去の醸造講習を入れますと、累計で3,500名余になりますけれども……。
○奥村分科会長 分かりました。それで、何千名といらっしゃって。
○荒巻研究企画知財部門長 第2期に入るときに、従来冬場にやっておりました講習を、酒屋さんが一番忙しい季節で参加できないことを受け、5月に開催することで、最初は5月へ移したことのPRが不足しています。上級コースになってからは、2つ足しますと19名の方が参加されたということになります。
○奥村分科会長 広島の前は、東京で泊り込んでやっていらっしゃったんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 広島で泊り込んで。
○奥村分科会長 広島へ移る前。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうです。
○奥村分科会長 東京で泊り込んでやっていらっしゃったんですよね。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうです。滝野川で。
○奥村分科会長 それで、何千名かいらっしゃるでしょう。ここからお尋ねしたいことですけれども、この人たちのOB会というか、同窓会組織みたいなものはあるんですか。
○荒巻研究企画知財部門長 同期同士でネットワークを組んでいるのはよく聞きます。
○奥村分科会長 それでちょっとお聞きしているんですが、どうして酒類総研さんが同窓会の事務局をやって、この何千名かの方の人的ネットワークを使って、いろんなことが出来ると思うんですよ。本音で今の業界のことをおっしゃってくださるかもしれないし、アイデアが現場にいっぱいあると思うんですよね。時にはホームカミングデーみたいに、広島へちょっと1泊見にいらっしゃいよ、泊まり賃ただだからみたいにして、仲よくなって活用って、すごいポテンシャルあるように思えるんですけれども、そういうことは一切やっていないですか。
○荒巻研究企画知財部門長 正直やっておりません。逆に会のやっているところに先生も来てくださいよといって出かけていくことはありますけれども。
○奥村分科会長 それもいいことだとは思うんですけれども。
○木崎理事 東京事務所のほうはネットワークはとっていませんが、応募していただいたときの住所、会社等は持っています。今活用としては、新しく第何回の東京の講習始まりますね。そのときに講師として、前に受けた方々に来ていただいて、先輩からこの講習の意義とか、役に立ったこととか、そういうことをしゃべっていただく時間をとってやっており、若干活用しているところでございます。
○奥村分科会長 すごい宝庫だと思うんですけれどもね。いろいろな研究所の活動をなさったり、業界育成なさったりしていく上で。それは忙しいから出来ないのか、何かそういうことは考えていなかったということなのか。
○荒巻研究企画知財部門長 正直申しますと、後者でございます。
○奥村分科会長 例えば、この講習の価値というのか、効果はどのくらいあるんですかということは、ここで受けられた方たちが現場へ戻られて企業経営なさったり、いいお酒造ったりされるでしょう。その打率を出せば分かると思うんですよ。講習へ人を送ってきた会社と、そんなこと関係なくやっている会社でどっちが栄えているのか。そういうことにすら活用できると思うんですよね。せっかくの、これだけ安いお金で、ものすごいエネルギーを使って恐らくやっていらっしゃるんだけれども、その果実を収穫なさったらいいと思って。
○荒巻研究企画知財部門長 分かりました。
○奥村分科会長 名簿はあるんですか、この何千人かの。
○平松理事長 全部はございません。最近のものは残っておるようです。
○奥村分科会長 そうですか。でも、絶対におやりになるといいんじゃないかと思うんですけれども。
○荒巻研究企画知財部門長 ありがとうございます。
○守島臨時委員 ちょっと関連をするような、しないようななんですけれども、ビールに比べて清酒のほうの満足度が1点近く低いんですけれども、これはどういう理由だということは把握をされているんでしょうか。
○荒巻研究企画知財部門長 上級コースにつきましては、かつて網羅的にやっていたものを上級というふうに衣替えをしたところで、初年度はこれよりも低かったというところで、もっと実技をやりたいんだけれども、みんな実技はやっているだろうから、知識を重点的にしたいとやったら、実技を入れてもらいたいだとか、その辺が、1年目、2年目で若干試行錯誤のところがあったというところでございます。
○守島臨時委員 多分そういうことは、8人ですから、アンケートをやるよりも、一人一人に質的にお話なさったほうが、いい情報が上がってくると思いますので、次年度からでいいと思うんですけれども、そういう情報をきちんと、集めていらっしゃるんだと思いますけれども、もうちょっと体系的にちゃんと集めるようにしたほうが。もうやっていらっしゃるのかも知れませんけれども。
○平松理事長 これは科目ごとに各人の全部評価を、アンケートいただいておりますので、それをフィードバックして次年度に活用するようにして、徐々に行っている状況です。
○守島臨時委員 あそこって何人泊まれるんですか、収容人数は。
○藤岡総務課長 67名。
○守島臨時委員 そうすると、いつもすごい空いているんですね。年の稼働率は極めて低いわけですね。
○平松理事長 講習生だけでなくして、今、広島大学の学生が研究生で来ておりまして、彼らもあそこへ泊まれば24時間研究ができますので。
○守島臨時委員 個室ですよね。
○平松理事長 泊まるように今活用しているところでございますので。
○守島臨時委員 個室でしょう。
○平松理事長 個室です。
○守島臨時委員 すごい活用の仕方があると思うんですけれどもね。
○平松理事長 ただ、食事関係がちょっと不便なんですね、山の中でございますので。自炊とか共同炊事とか、そういうことになりますからね。
○笠酒税課課長補佐 ほかにございませんか。よろしいですか。
 それでは、その次をお願いいたします。
○藤岡総務課長 それでは、96ページから98ページまでを御説明いたします。大項目3の予算、収支計画及び資金計画についてですが、23日の分科会でも概要を説明させていただいており、今回は損益計算書や貸借対照表の内容を中心に御説明させていただきます。
 まず、表1の平成19事業年度予算及び決算です。この予算及び決算は、現金主義に基づきまして予算を単年度に表示したもので、その予算区分に応じた実績と応対したもので、後ほどお話しいたします財務諸表の決算報告書と同じものでございます。
 この欄の収入の予算額ですが、一番上にあります運営費交付金の金額は12億2,200万円で、収入予算額12億9,100万円の94.7%を占めており、収入の大半が運営費交付金で賄われております。それ以外に自己収入3,600万円、受託収入3,300万円の予算を計上し、合計額は12億9,100万円となります。これに対する決算額を見ていただきますと、運営費交付金につきましては予算どおりでありますが、それ以外の金額は1,400万円ほど上回っております。これは、予算額に対して自己収入が300万円、受託収入が1,100万円増収になったことによるものでございます。自己収入につきましては、官能評価講習の実施や印税収入によるもの、受託収入は68ページにあります独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構、いわゆるNEDOからの受託研究によるもの等が要因となり、増収となっております。
 次に、支出について説明させていただきますが、研究業務に係る業務経費、一般管理費、人件費、受託費用と大きく4つに区分して構成されております。予算の合計額で12億9,100万円となっておりますが、決算額においては12億4,100万円ということになっております。この要因としては、予算額におきまして5,600万円の退職金が計上されていましたが、決算額は1,980万円と約3,600万円が支出されていないこと、もう1点、19年度の期中に人件費の支出が抑えられ、約2,700万円が支出されていないことが主なものでございます。
 続きまして、96ページの下の表2の平成19事業年度収支計画及び実績につきましても前回お話しいたしましたが、これは発生主義に基づくものでございまして、財務諸表の損益計算書と基本的には同一の会計書類でございます。ただし、損益計算書のほうの勘定科目は独立行政法人の会計基準に従いまして企業会計原則による勘定科目で計上しておりますが、この収支計画及び実績では、中期計画の業務の内容ごとに表記しているということで、損益計算書とは区分が違うということを御理解いただきたいと思います。損益計算書の内容について、後ほど前年との比較で御説明させていただきます。
 なお、先日の分科会で御質問のあった表1と表2で金額が一致しない理由でございますけれども、表1が単年度の予算決算に基づく会計処理をあらわしたもので、表2は企業会計に基づく収支をあらわしたものであるため、金額が一致しておりません。例といたしまして減価償却資産の取得、これは表1では支出の額に含まれますけれども、表2では費用の部の額には含まれず、固定資産として資産勘定に計上しております。
 また、あわせて御質問のありました研究・調査関係経費の内訳であります。表2の2億8,000万円の内訳ですが、消耗品費が2億2,600万円、非常勤職員の人件費が3,900万円、旅費が1,800万円となっております。これに固定資産の総額7,300万円を加えたものが表1の研究・調査関係経費となります。
 また、97ページの平成19事業年度の資金計画と実績につきましては、キャッシュ・フロー計算書と同じ会計処理でございまして、いわゆる費用収益には影響しない。例えば借入金だとか出資金なども含めて、お金の出入りを示す会計書類となっております。これも財務諸表に載っておりますので、具体的にはそこで詳しく御説明をさせていただきます。
 それでは次に、財務諸表の御説明をさせていただきます。お手元のドッチファイルに23日の分科会の際にお渡しした資料8に財務諸表がございますが、よろしいでしょうか。
 では、席上配付資料3、これを使いまして財務諸表を御覧いただきながら御説明したいと思います。
 席上配付資料3は貸借対照表を前年対比で分析した表でございます。まず、平成19年度の資産合計でございますが、これは77億9,766万円で、前年度の80億250万円から2億2,737万円減少しております。減少の大きな要因は、固定資産の減価償却に伴う帳簿価格の減少、特に建物が2億1,951万円減少したことが主な要因となっております。
 なお、重要な財産であります土地建物等の固定資産は、財務諸表10ページの表のとおりでございます。
 次に、負債の部の負債合計でございますが、合計で8億4,554万円ということで、前年度に比べ6,139万円増加しております。この負債の部の一番初めの欄に運営費交付金債務がございますが、19年度末に振替処理を行っていないものが1億7,096万円と18年度から6,317万円増加しております。これが負債合計の額の増加の主な要因となっております。
 この表の一番下に純資産合計がございますが、これは69億5,212万円と前年度に比べ2億8,876万円減少しております。この内容の主なものとして、資本剰余金が現物出資資産の除却により1億1,232万円減少していることと、資本を構成しております現物出資資産の損益外減価償却累計額が1億7,898万円増加していることが主な要因であります。
 なお、当期未処分利益の内容については、後ほど具体的に触れさせていただきます。
 次に、2枚目の損益計算書に移らせていただきます。まず、大項目の研究業務費の合計欄を見ていただきますと9億4,234万円で、前年度から5,822万円、前年対比94.2%と減少しております。これは人件費が前年度から4,091万円減少したことと、減価償却費が資産の償却期間到来により2,004万円減少したということが大きな要因でございます。
 次に、受託費でございますが、4,444万円で、前年度から422万円、前年対比110.5%増加しております。これはNEDOからの受託収入899万円が純増になったことに伴い、支出も増加したことが主な要因になっております。
 次に一般管理費ですが、2億1,722万円で、前年度から545万円、前年対比97.6%減少しております。人件費につきましては退職手当が発生したため、前年度より1,657万円増加しましたが、大口の修繕や役務発注が減少したことが大きな要因でございます。
 次に、経常収益でございます。この中の運営費交付金収益が9億7,135万円で、前年度から4,807万円、前年対比95.3%減少しております。固定資産の取得による見返勘定への振替が1億8,755万円と前年度より3,909万円増加していることが主な要因となっております。
 また、その他事業収入は1,941万円で前年度から558万円、前年対比77.6%減少しております。これは前年度に実施したコア講師講習518万円ですけれども、これが本年においては実施していないことが主な要因となっております。
 政府受託研究収入の1,514万円は環境省を通じて国税庁から委託された地球環境保全等の受託研究収入でございます。また、その他受託収入は2,929万円で、前年度から779万円、対前年比136.3%増加しております。NEDOからの受託収入899万円の純増が主な要因になっております。これらを加算、減算した結果、一番下の欄の当期総利益が345万円となりました。
 当期総利益につきまして、具体的に御説明をさせていただきます。席上配付資料4を見ていただきたいと思います。これは19年度の当期総利益の内容を示したものです。まず、減価償却費欄ですが、自己収入で固定資産を購入した場合、取得した翌年度以降は、減価償却費のみ計上されることになり、当期の利益の計算上、マイナス要因となります。第1期中期目標期間に係るものが90万円、18年度に係るものが30万円ございます。
 次に、その他研究収入欄ですが、株式会社ソフトバンククリエイティブから発行しました「うまい酒の科学」に係る印税収入でございます。発行部数1万1,000部に対して103万円の収入がございました。この「うまい酒の科学」は、これまで発行してきました情報誌「お酒のはなしと」広報誌「NRIB」をもとに発行したもので、印税収入のみが当期の利益に計上されております。
 受託収入に係る利益額ですが、受託経費により過年度に購入した固定資産の減価償却相当額202万円を見返勘定として収益化したものでございます。
 受取利息、賃貸収入等ですが、受取利息や電柱敷地料などを合わせまして69万円になっています。
 最後に、積立金取崩額欄でございます。これは、第1期中期目標期間の終了時における積立金の残額は原則として国庫に返納することになっております。しかし、主務大臣の承認を得ることができれば、積立金の全部または一部を翌中期目標期間に繰り越すことが認められます。当研究所は、17年度以前に自己収入資金で購入した減価償却資産の未償却残高相当額290万円を翌期に繰り越すことを申請し、主務大臣から承認を得ております。この積立金のうち、当該減価償却資産に係る19年度の減価償却費相当額90万円を取り崩しております。これらの結果として、19年度の当期総利益は345万円となっております。
 なお、先ほど御説明いたしましたとおり、印税収入は情報誌「お酒のはなし」と広報誌「NRIB」をもとに発行しました「うまい酒の科学」の売り上げに起因するもので、情報提供業務に係る収入と考えられます。そのため、当期総利益の発生原因は、目的積立金の申請要件でございます経営努力に生じたものとは判断できませんので、当年度では目的積立金の申請は行っておりません。
 続きまして、財務諸表の5ページから御説明します。キャッシュ・フロー計算書は費用、収益とは関係なく、1年間の現金の流れを示す計算書類でございます。例えば、18年度の未払金は19年度の損益計算書上では費用とはなりませんが、19年度のキャッシュ・フロー計算書の支出額には含まれることになります。
 最初に、業務活動によるキャッシュ・フローでございます。人件費支出をはじめとする出金ですが、上から3項目の支出額を合計しますと、10億5,511万円になります。これが要するに現金の出金です。
 次に、現金の入金の部分ですが、運営費交付金収入の欄から4項目を合計しますと、13億154万円となります。利息を加えた後、先ほどの出金額を減算すると、業務活動によるキャッシュ・フローは2億4,701万円ということになります。
 次に、2番目の投資活動によるキャッシュ・フロー。これは固定資産の取得のための支出1億5,064万円から固定資産の購入に係る未払金1,067万円を控除しまして、18年度の固定資産取得に係る未払金8,059万円を加えた金額2億2,056万円のマイナスということになります。したがって、この1年間の現金の入出金による資金は2,644万円の増加となり、前期の期末残高2億7,434万円に加算しますと、当期の期末における残高は、現金預金が3億79万円になります。この金額、3億79万円というのは、貸借対照表上の現金預金の残と同額ということになります。
 次に、6ページの利益の処分に関する書類は当期未処分利益の処分または当期未処分損失の処理といった内容を明らかにするための書類で、当期未処分利益の345万円は積立金として利益処分を予定しているということをあらわしています。
 次に、7ページの行政サービス実施コスト計算書は独立行政法人の業務運営に関して、どれだけ国民に負担を課しているかを示した書類でございます。損益計算書は法人の運営状態を表示する書類でございますが、あくまで法人の業績を示す損益で、国民、いわゆる納税者の負担とは一致しません。例えば、運営費交付金収入が増えると法人における損益はプラスとなりますけれども、国民の負担は逆に増えるということになります。
 行政サービス実施コスト計算書は、4つの項目により計算されております。1つは、業務費用でございますが、これは損益計算書の経常費用及び臨時損失から運営費交付金収益以外の収入、これを控除した金額で、差引計算で11億2,223万円となります。
 それから次に、損益外減価償却等相当額でございますが、これは国から現物出資を受けました資産の減価償却費相当額と除却相当額で、2億9,131万円となります。
 さらに、3番目の引当外退職給付増加見込額でございますが、これは私ども職員全員が退職したと仮定した場合の退職給付見積額が期初から期末にかけていくら増減したかを示す数値で、平成19年度は2,077万円の増加となっております。
 最後に、機会費用の欄でございますが、これは国からの出資額、これを他の用途に運用していたと仮定した場合に得られたであろう額を示すもので、10年ものの国債の平成20年3月30日時点での利率1.275%を用いて計算した結果、9,041万円となります。以上により、行政サービス実施コスト、これは15億2,474万円となります。ここでいったん区切らせていただければと思います。
○笠酒税課課長補佐 それでは、この部分で何か御質問等ございますでしょうか。
○守島臨時委員 損益計算書の中で具体的に何か、項目的に何が入っているのか教えていただきたいのがあるんですけれども、1つは、消耗品費が比較的多いのが多分特徴だと思うんですけれども、これは何がこの中に含まれるでしょうか。
○藤岡総務課長 業務費の中の消耗品費は、主に研究用の薬とか資材がメーンでございます。
○守島臨時委員 要するに、製造業でいえば原材料費みたいな、そんなイメージ。
○藤岡総務課長 そうでございますね。
○守島臨時委員 多分、そのことをちょっと右側の摘要か何かで少しお書きになったほうが。
○藤岡総務課長 そうですね。一般的に比率としては消耗品費が高過ぎると。
○守島臨時委員 何か疑われてもという言い方はおかしいですけれども、摘要のところにそういうことをお書きになったほうがよろしいのではないかなという気がいたしました。
 それからもう1つは、これは完全に知りたいだけなんですけれども、その他業務経費がかなり減っているということで、これも研究業務費の中の部分ですけれども、2つ摘要が書いてありまして、後者のコア講師講習会場使用料の減少というのは、これは減少分のどの程度を占めるものなのかわかりますか。
○藤岡総務課長 約200万円でございます。
○守島臨時委員 ということは、200万円の会場を借りていたということだという理解でよろしいわけですか、去年まで。
○藤岡総務課長 回数が何回もございまして。
○守島臨時委員 大分減ったと。
○藤岡総務課長 はい。合計で200万円かかったということです。
○國分臨時委員 予算管理というものは、1本でやられるんですか。それとも6部門とか。
研究部門別に分けて管理していくということをやられるんですか。その経費のところだけでも、今の、何でしたっけ。
○荒巻研究企画知財部門長 テーマ別でも分けておりますし、部門別でも分けているという形です。
○國分臨時委員 それで管理して、最後まとめるとこれになるという感じですか。
○荒巻研究企画知財部門長 はい、そうでございます。
○奥村分科会長 研究・調査関係費分けてお話しくださいましたよね。この間、阿部先生が聞いておられた。口でおっしゃった、分けたところは、今ここの活字ではないですね。もう一遍言っていただけますか。この研究・調査関係経費は、1人当たり研究員の額にするとすごく大きいんだけれども、いろいろなものが入っているからというお話で、それを分けてくださったと思いますが、2億8,000万円ですか、これを分解すると、違いますか、3億5,700万円かな。研究・調査関係費、業務経費で3億5,700万円ですか。
○藤岡総務課長 2億8,000万円の内訳を御説明したつもりですけれども。
○奥村分科会長 研究員の方で割り算するのは、どっちがいいですか。3億5,700万円か2億8,000万円か。上は現金主義、発生した額ですよね。現金が3億5,700万円使われたわけですね。
○藤岡総務課長 固定資産の取得額を入れたほうがいいのかどうか。
○奥村分科会長 ここでは入っていますか。
○藤岡総務課長 2億8,000万円に7,300万円を加えたのが、固定資産のほうを加えたのが3億5,000万円ですか。
○奥村分科会長 これ、年間のフローですね。固定資産の増加。
○藤岡総務課長 取得額が7,300万円ございますので、それを研究員1人当たりで。
○奥村分科会長 これはあれですか、研究の器具みたいなものなんですか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 そうすると、一応それ入れた3億5,700万円、そうするとあと7,300万円以外は何が入ってきますか。
○藤岡総務課長 消耗品が2億2,600万円。
○奥村分科会長 これはどういうものですか。
○藤岡総務課長 先ほど言いました薬剤とかでございますね。
○奥村分科会長 2億2,000万円で、30何人の研究員の方ですね。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 2億2,000万円。何か目立って高いものがあるわけですか。特別に単価が高いというというのは何か……。
○荒巻研究企画知財部門長 特に言えば、高いのは遺伝子関連の試薬でございますね。
○奥村分科会長 それは高いわけですか。
○荒巻研究企画知財部門長 ええ、ワンキットで大体10万円、20万円ぐらい。
○奥村分科会長 それをいくつも買われると。遺伝子関係。
○荒巻研究企画知財部門長 はい。それと、DNAチップのマイクロアレーはまとめてつくっておりますけれども、それでも1枚当たり10万円近くします。これはかなり大量に使っております。
○奥村分科会長 あと何千万円かは、アルバイトのようなお金ですか。
○藤岡総務課長 非常勤職員の人件費が3,900万円。
○奥村分科会長 非常勤職員の方の人件費。
○藤岡総務課長 はい。それと旅費が1,800万円です。
○奥村分科会長 そうすると、阿部先生が1人当たりにすると金額が大きいとおっしゃったのは、消耗品のところですか。
○藤岡総務課長 多分、これが一番大きく影響しちゃうと思うんですけれども。
○奥村分科会長 分かりました。ありがとうございました。
○笠酒税課課長補佐 そのほかございませんか。
○國分臨時委員 そういう資材というか、試薬みたいなものの仕入れ先というのは、やっぱり競争入札とかということで決めていくという分野なんですか。
○平松理事長 これは非常に多岐にわたった種類になりますので、非常に難しいところなんですね。まとめてというのがなかなか困難でございますし。
○藤岡総務課長 入札しているものもございますが。
○國分臨時委員 さっきのこれとは全然別なんですね。さっき競争入札だ、随意契約とか何とかと言っていた。
○藤岡総務課長 先ほどの表で29番目のはたしか、番号違うかな。すみません、37番のカスタムプローブアレイ。
○國分臨時委員 こういうようなものですか。
○藤岡総務課長 はい。
○奥村分科会長 こういうのってあれですか、今、1社しか入札に参加していらっしゃらないんですが、ヒロセイというところ。全国にはいくつも会社はあるんですか。
○平松理事長 製造元が1社らしいですね。代理店で分かれているだけの話で、結局は1社みたいな。特許の関係で1社しかつくっていないんです。
○奥村分科会長 なるほど、特許の関係で1社。
○笠酒税課課長補佐 よろしいですか。では、残りの部分を。
○藤岡総務課長 それでは、評価シートのほうに戻っていただきまして、資料1の98ページまでは終了したということで御理解いただきたいと思います。これから99ページから103ページまでを御説明いたします。
 99ページの大項目の4の短期借入金の限度額は、実績はございませんでした。100ページの重要な財産の処分につきましても、実績はございませんでした。101ページの剰余金の使途も該当はございませんでした。
 102ページの7、その他財務省令で定める業務運営に関する事項の(1)人事に関する計画でございます。常勤職員の増加抑制でございますが、19年度期末の予定常勤職員数は49名で、期中に欠員が生じたため、19年度期末の常勤職員数は47名となっております。
 次に、(2)情報の公開と保護でございますが、鑑評会の審査結果を研究所ホームページに掲載する等、研究所の活動に係る情報は、可能な限り公開に努めております。
 以上で説明を終わりたいと思います。
○笠酒税課課長補佐 この部分について、御質問等ございましたらお願いします。
 よろしいですか。であれば、本日の全体的なところで何か御質問等あれば、お願いいたします。
 よろしいでしょうか。
〔「なし」との声〕
○笠酒税課課長補佐 それでは、平成19年度の評価結果について、前回分科会の資料6の評定結果の記入様式に御記入いただきまして、8月8日金曜日までに事務局までファクス、もしくはメール送信いただきますようお願いいたします。様式をメールで御希望される場合は、事務局までお声をおかけください。よろしくお願いします。
 各委員の評定を取りまとめたものとしまして事務局で案を作成させていただき、次回の分科会でそれぞれの評定を御審議いただきたいと思います。
 早急に先ほど御指摘をいただきましたラスパイレス指数と遺伝子の事故の関係、これにつきましては早急に資料を作成して委員の皆様に送付するということにさせていただきたいと思います。
 それでは、次回は8月19日火曜日の第23回分科会となります。場所は本日と同じでございまして、時間は13時30分からでございます。引き続き御審議のほどよろしくお願いいたします。
 それでは、本日はこれをもちまして散会とさせていただきます。長時間ありがとうございました。
(以上)
 【問い合わせ先】
  国税庁課税部酒税課・鑑定企画官室
  笠・石渡
  TEL 03-3581-4161(内線3736、3456)
 
 

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