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日メキシコ経済連携協定締結についての財務大臣談話

【財務大臣談話】

日メキシコ経済連携協定締結について

平成16年9月17日

 

1.        自由貿易協定(FTA)を含む経済連携の強化は、WTOを中心とする多角的貿易体制を補完し、貿易自由化や経済活性化、国民生活の向上等を推進する上で大きな意義を有しており、積極的に推進すべきものと認識しています。

 

2.        本日、メキシコシティにおいて小泉内閣総理大臣とフォックス・メキシコ大統領により「経済上の連携の強化に関する日本とメキシコ合衆国との間の協定」が署名されました。

財務省は2002年11月に開始された本協定交渉において日本側共同議長省の一省として、関税制度・税関行政を所管する立場から、早期署名に向け積極的に取り組んできたところであり、本日の協定締結を大変喜ばしく思います。

 

3.        今後、協定締結に伴う関税関係法令の整備等を着実に進めるなど、協定の早期発効と効果的実施に努力してまいりたいと考えており、この協定によって、日本、メキシコ両国が本来有している相互補完性を発揮させ、二国間経済関係がより一層強化され、両国経済の発展に繋がることを期待します。

 

4.        本日締結されたメキシコの他、現在、東アジア諸国とも経済連携協定について交渉中であり、財務省としても早期の協定締結のため、今後とも積極的に取り組んでまいりたいと考えています。

  

(以 上)