ファイナンス 2017年6月号 Vol.53 No.3
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6月号(通巻第619号)平成29年6月16日発行編集・発行編集補助・印刷・販売財務省日経印刷株式会社〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-5定価500円(本体463円+税) 年間購読料(別刷を除く)6,960円(本体6,444円+税)/送料共●本書購読のお申し込み、宛先などの変更は、下記までご連絡ください。 全国官報販売協同組合(普及サービス部) TEL 03-6737-1506 / FAX03-5855-2303 e-mail:orderzasshi@gov-book.or.jp巻頭言は、おなじみのお笑い「よしもと」の社長、大﨑洋様です。様々な事業展開はもちろん、著名芸人のダウンタウン(松本人志さん、浜田雅功さん)の育ての親として有名です。先日お会いした際、人の可能性を信じ、また人と人との触れ合いを大切にされている方だなあと強く感じました。「吉本興業の芸人や社員の一人一人が、日本のため世界のためにできることを考えて欲しい」との巻頭言の結語は、日頃からそういう想いで仕事をしている職員にとって感動的な言葉だと思います。巻頭言に書かれている地域との交流から国連採択の開発目標支援までの各種プロジェクトは本当に素晴らしく、今後も注目していきたいと思います。さて、春は国際会議シーズン。5月のG7バーリ会合のグラビア、4月のG20、IMFC、世銀・IMF合同開発委員会の概要(P16)を掲載しています。そして、特集は、新年号特集から継続的に触れましたアジア開発銀行(ADB)横浜総会の結果のご報告です。ADB総会やASEAN+3の内容はもちろん、参加者のこぼれ話や臨場感あるロジの話、中学生と途上国支援を考える講座等ふんだんに盛り込んでいますので、気軽な読み物としてご覧頂ければ幸いです。ADB横浜総会に関連する各種媒体の報道は、昨年のフランクフルト総会に比べ概ね3~5倍の量でした。ゴールデンウィーク中にも関わらず精力的に取材頂いたメディアの方々にこの場を借りて感謝申し上げます。今後もADB等のひたむきな活動に国民の方々が関心を持ち、関わって頂けるよう、広報としても努力を継続したいと思います。継続的に取り上げている働き方改革。今月は、エゴンゼンダー㈱東京オフィス代表の佃秀昭様の講演を掲載しています。課題の一部を捨てても問題ないといった実践的な各論のお話から、働き方改革は単なる時短ではなく、そもそもなぜ、何の為に働いているのかを考える必要という重要な心構えまで、非常に示唆に富むお話です。最後に、「各地の話題」で触れている災害対応についてご紹介します。昨年末の新潟県糸魚川市の大火。財務局では、通帳を紛失した預金者でも確認のうえ、払い戻せるよう金融機関に要請するといった取組みに加え、未来志向の復興や活性化につなげる糸魚川市復興フォーラム開催を提案のうえ共催しています。また、平成28年熊本地震の際、大分市から福岡県大川市に至る国道遮断に際し、工法の工夫等を通じ全面開通に貢献しています。地味かもしれませんが、財務省はこうした取組みも行っていることを心に留めて頂けると幸いです。(財務省広報室長 佐久間 寛道)財務省ホームページ http://www.mof.go.jp ⇨ファイナンス 2017.487編集後記編集後記

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