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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成29年9月29日(金曜日))

 

 
【質疑応答】
問)

 小池氏が立ち上げた希望の党に民進党が事実上合流するという話があります。また小池氏は増税凍結等を柱に衆院選に臨む考えを示しております。副総理として野党の動きについてどういうふうに受け止めておりますでしょうか。

答)

 野党がどうするかについてコメントすることはありません。ただ、衆議院というのは政権選択の選挙であって、参議院選挙とか統一地方選挙とは全然種類が違いますから、そういう選挙をやって少なくともその選挙で首班指名のときには小池さんの名前を書かれるのですか。党首でしょう。

問)

 というふうになるかもしれないという感じです。

答)

 憲法でできないのですよね。国会議員でないと内閣総理大臣にはなれないのです。ちゃんと法律に書いてありますから。誰がされるわけでしょうか。誰になると決めておられるのですか、希望の党は。

問)

 細野さんとかですか。

答)

 ぜひそういう基本的なことからはっきりしておかないと、あおった記事だけ載せられて振り回される有権者もおられますから、我々から見たら極めて理解不能というのが今見た感じですかね。私なりには、解党ではないのでしょう、分党でもないのでしょう、何なのかよくわからない。行きたい人は行って、ついこの間、代表選挙を争われた御本人が公認権を放棄、簡単に言えば。御自分は無所属と言っているのでしょう。よくわからない、何をどうされたいのか。我々から見ていると他党の話は、そういった話を見ていて理解不能なことはいっぱいありますけれども、しかし私共は少なくともこの4年9カ月の実績というもので、いわゆる政権選択というのは1人でやれる話ではありませんから、団体戦みたいなものですから、総合力というものを考えて、我々の周辺事態というのを考えたとき、見たとき、今、朝鮮半島、北の方でいろいろ日本の防衛に当たっている第七艦隊への補給、給油等というのを我々がやることによって円滑に事が動いていますし、その中にしている内容も機密も保たれているのは全て前原さんが反対された法案によって実行されているのです。これがなかったらどうなっていたのですかというようなことが我々から見たら不思議に思えますけれども。

問)

 財政健全化についてお尋ねします。先日の大臣記者会見で2020年度のPB黒字化目標を先送りする考えを示されましたけれども、これは安倍内閣がこれまで閣議決定してきた「経済・財政再生計画」を白紙もしくは破棄するということと同じなのか、その辺りを。

答)

 全然意味が違います。まず平成30年度の予算が今スタートしているところですけれども、その予算においては従来どおりきちんとした方針というのは全く変わっていません。それから消費税に関しては、最初に野田内閣のとき出ていましたので、それはおかしいでしょうということで解散になったわけでしょう。その次の解散のときは消費税について我々は実施を先送りしますといって選挙したのです。税の変更ということをやる場合においては国民の信を問うというのはこの内閣ずっと最初からそうだったと思います。今回も税の使い方を我々は約束どおりやりますけれども、その配分の比率が幼児とか、介護、保育等に配分する比率を増やすということになりますと、従来の比率でいくと1対4ぐらいだったものが、その分を変えるということになりますから、当然のこととして大きな問題になります。前原代表は1対4を5対0にするという話をしておられたと思います。我々はそんな無責任なことはできませんから、それはできませんと。ただし、幼児の分について、子供の分についていろいろなものを考えるというのであれば、それでも配分の変更ですから、そういった意味ではきちんと対応したいと。そうすると、その分だけ借入金の返済という分が遅れますから、2020年までの基礎的財政収支の達成というのは、これまで、2015年の半減目標はきちんと達成しましたから、残り半分が遅れざるを得ないことになります。そういった意味では2020年から少し延ばさなければいけないという結果論にはなると思いますけれども、それまでの経済情勢とか景気情勢がよくなってきていますが、同時にGDPは3.8%だったでしょうか、内閣府の試算は。そんなにGDPが伸びないという可能性があるので、その分はPBが悪化するとか、いろいろなことを計算してみてどれくらいになるかというのは今から詰めるところです。したがって全くやり直すとかという話ではなくて、基本は従来と変わっていないけれども、計算をしてみればなかなか2020年までの達成というのは難しくなるという可能性を示したということです。

問)

 先程の小池さんの話に関連して、小池さんは消費税凍結を訴えていて、一方で民進党は大臣もおっしゃったように使途拡大を政府以上にやっていて、全く真逆の考えの2つが合流することに関してどのように見られていますか。

答)

 それこそテレビで聞く話なんじゃないの。誰が考えたって理解が、私達には理解ができない。言っていることが全然違うので、どうしてそれが一緒になるのかがわからないように見えるけれどもね、私には。

(以上) 

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