小渕財務副大臣記者会見の概要(平成25年5月13日(月曜日))
| 【質疑応答】 | |
| 問) | 先週末にかけて、為替が100円突破しまして、今日もなお102円という形でつけたわけですが、しばらく輸入原材料の高騰が懸念される反面、輸出の拡大までにはまだ時間がかかると言われておりまして、しばらく我慢の状況も続くのかなと見ているんですが、副大臣はこの影響についてどう見ていらっしゃいますか。 |
| 答) | 為替については、特に私からはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますが、ガソリン等一部の価格の上昇による家計や企業への影響については承知しています。こうしたものについても、引き続きしっかり注視をしていく必要があると考えていますけれども、最近の為替の相場の動向というのは、全体としては景気にプラスの影響をもたらしていると考えています。ただ、なかなかいろいろな影響も出てきているということも承知していますので、しっかり注視していくということとともに、政府としては国民生活に経済成長の恩恵が幅広く行き渡るように、この「3本の矢」ということで雇用や所得の拡大など実現していくようにしていかなければならないと思っています。 |
| 問) | 先週末にかけて、トルコで欧州復興開発銀行の総会が開かれて副大臣も出席されたかと思うんですけれども、日本も南東・地中海地域の支援を強化する構えだと思うんですが、今回の会議の成果とそれから今後の課題について、御所見をお願いします。 |
| 答) | 5月10日と11日の両日にわたりまして、EBRD(欧州復興開発銀行)の年次総会がトルコのイスタンブールで開催されました。日本政府の代表として、私が出席をしてまいりました。この年次総会の中では、まず日本国総務として演説をしてきたということともに、総裁でありますチャクラバルティ総裁と面会をしてまいりました。その中で日本として主張してまいりましたのは、市場経済への移行が遅れている中央アジア諸国等に対する支援をしっかり強化していかなければならないということと、EBRDが今支援を行っている国のうち、2004年にEU加盟を果たした国々、EU7と言っていますが、これについてEBRDの支援からの卒業をしっかりさせていかなければならないということ、また日本の民間セクターとEBRDの関係を一層強化していかなければならないこと、その辺りのことをしっかり主張してきたところであります。 |
| 問) | 自民党の方が塩崎さんを中心にして成長戦略を出されていまして、そこで幾つか税関係の話が出ているんですけれども、特に家事支援税制という話が出ていますが、これについてどの程度考えるべき余地があるのか、その辺のところの御見解をいただきたいと思います。 |
| 答) | 日本経済再生本部の中間提言が公表されて、そのような家事支援といったものも入っていることは承知しています。一般論ですけれども、このベビーシッターですとかハウスキーパーなどの支出というのは、現行での所得税法上は課税の対象となっています。ただ、今、安倍総理も含めて「女性の活用」が言われ、女性など就労を継続していく上で必要な支出である場合もあるということで、これは女性社会進出を推進していこうということでもあるということは承知しているところであります。ただ、様々な論点もあるということも承知していますので、その辺りのことも含めて党において活発な議論が更になされるものと思っています。 |
| 問) | 大臣としては個人的に応援したいなということでいいんですか。 |
| 答) | この話は私がこの財務副大臣になる前にも、今回の家事支援ということではなくて、塩崎先生との間でどうしたら女性を社会進出させられるかということについては、かなりいろいろな議論をしてきていて、具体論をどんどん作っていこうという話をしていたところだったので、そういういろいろな流れの中からこの話というものは出てきたものだと承知しています。ただ、やはり財源の問題もありますし、これがどのような効果が得られるのか、また国民の皆さんにとってどの位必要とされるものなのか、いろいろな論点がありますから、そうしたこともしっかり御意見いただく中で議論されればいいと思っています。 |
| 問) | マーケットの件で1点、長期金利なんですけれども、今日結構触れていて0.79でサーキットブレーカーも発動したようでして、まず金利がかなり大きく上昇しているということについてどういうふうにお考えなのか。あと、国債の円滑な発行・消化というのは財務省にとっても非常に重要なことだと思うんですけれども、例の黒田緩和以降かなり金利の乱高下が起きていると思います。見方によっては日銀という大きなクジラがマーケットに入ることによって玉が少なくなる中で、大きく乱高下するいろいろな見方があると思うんですけれども、そこら辺について副大臣としてはどのようなお考えなんだろうかということについて伺えればと思います。 |
| 答) | なかなか副大臣としてはコメントできない難しいことだと思いますので、しっかり状況を注視していくということではないかと思います。 |
| 問) | 来月の頭にTICAD(アフリカ開発会議)という日本とアフリカの首脳会合があるんですけれども、そこで何か今から財務省としてこんなことを、外務省などといろいろ絡むとは思うんですが、財務省としてこんなふうに関わりたいとか、そういったようなものはあるんでしょうか。 |
| 答) | いろいろと今、国際局と話をする中で我々としてはどういうことができるのかということを、相談というか色々な話を意見交換させていただいているところで、ちょっとまだ具体的なところは出てきていませんが、何か私たちとしても何らかの打出しができればいいかなと思っております。 |
| (以上) | |
