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藤田財務副大臣記者会見の概要(平成24年6月28日(木曜日))

 
 
【質疑応答】
問)  今週、税と社会保障の一体改革の法案が衆院を通過しました。まず感想というか所感と、今後参院に審議の場が移りますが、そちらの論点がどんなふうになりそうとか見通しがありましたらお願いします。
答)  130時間近い審議が行われて衆議院を通過したということで、関係の皆さんのご努力に敬意を表したいと思います。所感ということで実は私は60年安保の岸総理、それから60年安保が国会で色々ございましたけれども通過をして決着した時に当時の社会党の加藤シヅエ議員がかなり建設的な動きをされて、当時の自民党、社会党、民社党の柳沢錬造さんという方が労働組合の委員長でございましたが、ある意味では党派を超えた活動をされて日米安保に至ったと。たまたま当時の方々のお話を伺ったことがございましたが、それから52年後の今年、そういう形で合意がなされたと、そういう歴史的な重みを火曜日は感じておりました。他方、スウェーデンのパーション首相に数年前に、当時の菅民主党代表のお供で私も1回目の民主党国際局長時代に社会保障の話をお伺いした時に、スウェーデンの超党派の国会議員の方々がある時は野党、ある時は与党でありながら社会保障、とりわけ年金の問題について合意を得る仕組みを作ったというお話も直接伺ったことがございますので、そういう意味でも非常に意義が深い出来事だったと思っております。参議院に参ったわけですが、出来るだけ早く正常化の環境を作るということが必要だろうと思いますことと同時に、やはり2党なり3党なりで合意をした場合には、それぞれ中身については思いがあるわけですが、そういう中身について思いが違う時にはそれぞれが自らの襟を正すといいますか、自分の党の中で出来ることをしっかりやっていくことに尽きるのではないかと。そういう意味で今まさに輿石幹事長が努力をされておられるようですけれども、党内を出来るだけスムーズにまとめて、それが来週以降予算委員会、特別委員会等の動きがあるようですけれども、早く審議に入れるように関係の皆さんのご努力を期待しているということでございます。
問)  参院の今の話で審議の見通しとして、まずこの1週間ぐらい動きがなさそうだという話のようですけれども、いつ頃までに採決にこぎ着けたいというようなイメージで結構なんですけれども、7月終わりなのか8月に入るのか、参議院の採決について、その辺はどういうふうにご覧になっていますか。
答)  これは院、ハウスのことでございますので、ハウスの関係の会派の皆さん方のご努力に委ねるしかないわけですが、法案の関係省庁の副大臣といたしますれば出来るだけ早くと。と申しますのは、やはりこれ色々、税、予算、広範な政策に係ることでございますから出来るだけ早く決めていただくことが非常に重要だろうと思いますし、またそのことと歳入面の裏打ちであるところの特例公債法案等々の他の重要な法案もございますから、出来るだけ、私は去年8月26日に特例公債法案について、参議院の委員長として立ち会ったことがございますけれども、やっぱり出来るだけ早くという意味からも採決は出来るだけ早く行っていただきたい。他方、十分な審議時間というのが当然必要ですから、その十分な審議時間ということについての各党の皆さんのご理解を、コンセンサスを得た上で、出来るだけ速やかにということだろうと思います。
問)  今回の一体改革の3党合意に絡んで交付国債の方式については取り下げるということで3党が合意しましたが、そうなるといずれ補正予算が必要ということになるかと思うんですが、この補正予算はこの通常国会内に出るのか、それともこの通常国会を見送って秋以降の臨時国会、その先の通常国会が視野に入るのか、現時点で提出のタイミング、規模、どういう内容になるのかを含めて現段階の見通しを教えてください。
答)  どういう方式になるかという法的措置の中身が3党の中でどういうふうになるかというのが1つだろうと思います。それからその上で、ものによっては補正、つなぎ国債の場合には補正ということも先日城島委員長も仰っているわけですが、その場合には、ではいつの段階かということですけれども、それは様々な要素を勘案しながら、判断していく。あとは国会が9月8日まで延長されておりますので、どういう法的な中身、措置になるかということが決定した段階で、もし補正が必要ならばどこかの適当な段階でと。ただ、交付国債に変わるものに係る歳入面の手当というのは時間的制約のタイミングが少し余裕があるのではないかという面もございます。その辺も勘案しながら総合的に判断するんだろうというふうに思います。
問)  今のお話で少し余裕があるというのは、交付国債のところですね、例えばそれは来年の通常国会とか、そういった段階まで補正予算を編成するのがずれてもいいという、そういう可能性もあるんでしょうか。
答)  来年の通常国会というのはかなり先の話でございますから、常識的にはまず法的措置の中身を決めて、その法的措置の中身によって、例えばつなぎ国債であれば補正という形ですけれども、ただいわゆる歳入の方の特例公債の場合には当然リミットがありますけれども、近々ですね、相当今もやりくりをしているわけですが、この2.6兆円のものについては、じゃあいつまでと、すぐ直近にということとはちょっと性格が違うという意味で申し上げました。いずれにしても出来れば夏、秋、年内のうちに当然これ法的措置を決めるというのは3党の中で決めていくわけですから、それが決まり次第それに応じた体制を組むということだろうと思います。
問)  26日に法案が衆院を通った日に財務省内で、省内では飲み会をしないようにとか外に行って飲むにしてもあまり大勢で飲まないようにとか、それと今日、白い歯を見せて笑わないようにというような、何かそういう色々、要するにものすごく財務省の人が喜んでいるというのが世間の人に伝わらないようにというような指示が色々出ていたというふうに聞いているんですけれども、これは目的はどういうことなんでしょうか。
答)  私も今週あまり財務省に来ておりませんで、むしろ国会にいたことが多いんですが、今日も政務三役等で話をしておりまして、白い歯とかという感じよりも、今まさに今後参議院の方に法案が来まして、これから参議院でどういうふうにしていくか、それから党内の中で色々な考えの方が投票行動においては出たわけですから、これをどうやって立て直していくかという、むしろ非常に緊迫した雰囲気の方が強いわけでございまして、それでいわゆる我々政務三役以外の省内の方がどういう感じかということでございますけれども、多分我々以上にある意味では直接かかわれない永田町、つまりハウスの方のことですから、むしろ不安と、それから様々な期待と交錯をしながら慎重に注視をしているということではないかな、これは私の想像です。多分それが、どなたかの言葉が色々このような形で取り上げられているんだろうと思いますが、やはり参議院もどうなるんだろうかというようなことも含めて非常に不安と期待と交錯をしながらハウスを見ていらっしゃるというのが多分この財務省の方々のお気持ちじゃないかなとお察し申し上げますといいますか、我々議員関係者がもう少ししっかり襟を正してまとめていかなければいけないんじゃないかなというふうに思います。
問)  そういうお達しみたいなものは、打ち上げは自粛したり、あまり笑ったりしないようにというのは、それはもっと緊張感を持って当たるべきだという意味で出たということなんですか。
答)  私も直接聞いていないので、そういう表現というのはどういうコンテキストでどういう状況の中で仰るかによって、それから誰に向かって言っているかによって受け止め方が違うと思いますので、それだけをもって私の方でコメントは差し控えたいと思いますけれども。ちなみにこの間、私が財総研で講演をした時に申し上げたんですが、日本語というのは口を開けない言語でありまして、英語というのは口を開けて唇と舌を使う言語でございまして、そういう意味でもあまり日本語というのは口を開けない、つまり白い歯を見せない言語だろうということを申し上げました。
 

(以上)

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