安住財務大臣閣議後記者会見の概要(平成24年6月26日(火曜日))
| 【質疑応答】 | |
| 問) | 一体改革についてですが、今日、関連法案が衆院本会議で可決される運びとなりました。これについての受け止めをまずお願いします。 |
| 答) | 今日締め括りを終えると、安保の条約改定プラス関連法案質疑が130時間を超える質疑だったわけですが、戦後2番目の長さになります。ここまで精力的に審議を行えてきたということについてまず与野党に感謝を申し上げたいと思います。また、この消費税を上げるというのは率直に申し上げて本当に政治家にとっては重い決断だし、それぞれの政党にとっては、国民の皆さんからある意味では歓迎されない増税法案ですけれども、しかし野党第1党、第2党が与党と一緒になって社会保障と合わせてこの法案をまとめ上げてこれで採決をするというのは、私は大変歴史的なことだと思いますし、こうしたご努力をいただいた多くの関係者の皆さんに改めて感謝を申し上げたいと思っております。出来れば圧倒的多数をもって衆議院を通過し、直ちに参議院でご審議をいただければと思っております。我々政府だけでなくて修正提出者の皆さんと一緒に参議院を乗り切ることになりますけれども、3党のそうした提出者の方々と一緒にこれから参議院の審議をしっかりとこなしていきたいと思っております。 |
| 問) | 小沢グループの動きについてなんですが、今日の本会議採決で造反議員が50人ですとか60人の規模に上る可能性があるとされています。これについての受け止めと、仮に反対や棄権といった行動をとった議員が出た場合、党執行部がどのように対応すべきかお考えをお聞かせください。 |
| 答) | 昨日総理も、私から見れば本当に直接説得に乗り出して、両院懇、そして代議士会と、全ての場を通じて党員、所属議員に働きかけを行ったと思います。これまでの長い長い党内の手続も経てきましたので、色々な報道は耳にしておりますけれども、是非最後にはまとまって行動していただければと思っております。 |
| 問) | 欧州状況ですが、スペインがユーロ圏に支援要請するなど再び欧州の先行き不安が広がっているわけですけれども、この前のG20も踏まえて欧州の現状をどのように考えていらっしゃるのかということと、欧州の首脳会議が予定されていますが、そこでも具体的なことが出ないのではないかという見方が市場に広がっていますけれども、首脳会議でどのような結論が出ることを期待されているか、2点お願いします。 |
| 答) | スペインとキプロスが支援要請をしたと聞いておりますけれども、ある意味で日本の不良債権の時の例をたどれば、やはり小出しで後から後から色々な問題が出てくるよりは、いわば救済をしっかりとその額を表明して、それに見合うスキームをきちっとEUが整えていけば不安の払拭になると思うんですね。いたずらに時間をかけて市場の疑心暗鬼を増幅させるようなことは決して好ましいことではありませんから、EUの首脳会議というのは1つの大きな節目なので、そういう意味ではこうしたスペインの支援要請に対してどう応えるか世界は注目しておりますので、様々な条件等は付くかもしれませんが、EUとしてしっかり対応してもらうことを期待しております。 |
| 問) | いよいよ採決ですけれども、これまで大臣自身も説得を続けてこられているかと思うんですが、現在の手応えはいかがでしょうか。反対派、中間派に対する。 |
| 答) | 可決は何とかいけるんじゃないかと思います。かなり上回るんじゃないかと思いますけれども。 |
| 問) | 反対派をどれだけ減らすことが出来るかということもあるかと思うんですが、大臣の説得で功を奏しているような部分もかなりあるのでしょうか。 |
| 答) | ここまでやってきて、こういう状況の中で、党の置かれた状況も総理の決意も含めて、皆さん政治家として今の状況というのは十分分かった上でそれぞれの責任において、また覚悟において投票なさるんだと思いますから、私は良識的な対応をしてくれるものだと信じております。 |
| (以上) | |
