安住財務大臣閣議後記者会見の概要(平成24年5月25日(金曜日))
| 【冒頭発言】 | |
| 10月のIMF世銀総会に向けまして、ロゴマークを決定し、学生のボランティアを大々的に集めたいと思っております。ご存じのように48年ぶりの開催ですので、東京オリンピックのあの時の高度成長に向かっていった時以来ですから、新たな日本をこれをきっかけに作っていきたいと。国際的な人材を育てたいということで、学生ボランティアの募集を大々的にいたします。こんなチャンスないので、色々な意味で世界の経済を肌で感じて、本当に刺激になると思いますので、是非色々な学生に世界を感じてもらえればなと。チラシと、ネットでも大々的に募集します。「48年ぶり日本開催 IMF世銀総会 学生ボランティア募集 世界の真ん中で自分を試そう」と書いておりますので、是非多くの若者達に、この機会に世界を知ってもらえればいいなと思っております。非常に歴史的に、世界経済の曲がり角に来ている中で経済発展と財政再建と、そして貧困の問題、エネルギーの問題、環境の問題、非常に東京大会というのは今各国の、ご存じのとおり関係者の方来日しておりますけれども、非常にそういう意味では大きな節目の大会になる可能性がありますので、充実した審議と、そして世界にある意味での大きな方向性を出す大会に出来ればと思っております。ボランティアの数は大体200人から250人ということです。語学が出来る人もそうだし、体力のある人もそうだし、寝ないで3日も仕事出来るという人もいいし、誰でもいいですから是非色々な意味でお手伝いしていただきたいと思います。 | |
| 【質疑応答】 | |
| 問) | 昨日、EUの非公式首脳会議でギリシャにユーロへの残留を求めるとともに、緊縮一辺倒ではなくて6月に成長戦略をまとめるということを決めました。ただ市場では不十分だという意見もございましてユーロ安が進んでいる状況であります。日本の消費税の審議に与える影響も含めまして世界経済に与える影響をよろしくお願いします。 |
| 答) | 去年の秋口からのことを考えても、日本の株価も為替もそうですけれどもヨーロッパでの不安が高まれば高まるほど、ある意味安全資産とでも思われて、安全な通貨と思われているのか、やはり円高に振れると。年が明けてからのECB含めた対応というのは非常に時機を得ていて、少しそういう意味では落ち着いたというふうに春先、IMFのワシントンでの会合の辺りになってある意味スキームもしっかり作りました。しかし5月以降政治リスクが顕在化してきて、再びギリシャ、ヨーロッパ全体に今はオランダもそうですしフランスも政権交代、そうしたことが立て続けに起きております。当面来月のギリシャがどうなるかということが今1つのポイントだと思います。ですからそれまでは安心をして投資を行う対象としてヨーロッパを見られる人達が少ないのかなと。それが世界経済全体に対して大きな足かせとなって、日本の株価や為替にも決していい影響を与えていないというのは事実でございます。私共も昨日のヨーロッパでの会合の結果、ギリシャに対してありていに言えば約束をしっかり守って財政再建に向けて、それは国民の皆さんにとっては厳しいかもしれませんけれども、そうした財政再建策をしっかり履行していただいて、EUの中でその責任を果たすべきだということは支持をしたいと思います。今後そうしたヨーロッパでの政治リスクをしっかりと乗り越えていけば、我が国の内需は本当に底堅いですから、株価もぐんと落ちるという方もいますけれども、企業の実態、業績が非常にいいので、頑張っているところはありますけれどもしかし本来こんなものではないと私は再三言っているわけですね。そういう点では下振れリスクというものの一番大きなものであるヨーロッパの問題の解決に向けて、欧州諸国の努力も期待したいし、ギリシャがいい方向に行くように願っております。 |
| 問) | 来週小沢元代表と野田首相が会談する見通しとなりました。消費税審議は順調にこなしているんですけれども、この会談が消費税法案の審議に与える影響も大きいと思います。大臣の見通しとご見解をよろしくお願いします。 |
| 答) | 党内の手続は丁寧にずっとやってきましたので、それを小沢先生は党員資格停止状態でしたからその経緯は総理の方からご説明していただいて、この決定というのは党内の中でしっかり決めて、手続を踏んできたものだということをご説明していただければ小沢先生に分かっていただけると思います。輿石幹事長、大変今努力していただいておりますので、それは私共としても事態の推移というのは見守りたいと思いますが、一方で委員会の審議をしっかり積み重ねていくと。私この1週間見ていまして、審議、もちろん厳しい質問もありますが、しかし自民党の側からは例えば先般茂木政調会長をはじめ、野田毅税調会長も、前向きな提案といいますか、経験に基づいた色々な提案等もいただいておりますから、これは内閣としてではなくて党として、そうした委員会での質疑の中で各党間での協議をしっかりやっていくような環境作りというものもやっていただければありがたいと思っております。 |
| (以上) | |
