藤田財務副大臣記者会見の概要(平成24年3月8日(木曜日))
| 【質疑応答】 | |
| 問) | 今日、予算が衆院を通過する予定でして、一方で年度内に成立するかどうかというメドが立っていない状況なんですけれども、衆院通過を前提にお考えとご感想、それから今後の暫定予算を含めた対応についてのお考えをお示しいただければと思います。 |
| 答) | 今、本会議やっておりますが、本会議で予算通過の見通しが立ったということは大変ありがたいと思っています。明日以降、参議院ということになりますけれども、今までの実績を見てみますと、参議院における予算委員会の審議日数等を鑑みますと3月末までに参議院が通過するという可能性に期待を込めて、私も参議院の一員でございますので、明日以降、大臣をサポートして委員会に大体皆勤で詰めるわけですが、何とか年度内に通過をしていただければありがたいと思っております。 |
| 問) | 暫定予算の準備等についてはいかがでしょうか。 |
| 答) | 何とか年度内にというふうに、厳しいとは思いますけれども努力を続けたいと思っておりますので、年度内成立を目指して更に頑張るということに尽きると思います。 |
| 問) | 暫定予算ですけれども、年度内成立を目指すとはいえ、財政当局としてずっとただ待っているわけにもいかないわけで、何らかの準備等必要だと思うんですけれども、その辺の今の準備状況等はいかがでしょうか。 |
| 答) | 具体的に私共の方が指示を出して準備ということではございませんで、あくまでも年度内成立ということを目指して更に各方面に働きかけをしながらお願いをすると。ただ、一方で空白を作ってはならないという4党合意もございますので、そんな中で出来るだけ各党のご理解をいただきながら年度内に成立を期してまいりたいと思います。 |
| 問) | 通常30日程度は審議に必要だという感じがこれまで多かったように思いますけれども、参議院でも。そこから考えると既に今日は8日なわけで、かなり与党内でも、与野党共に年度内成立は難しいんじゃないかという認識が高まってきていると思いますが、この前、輿石幹事長が空白を作ることは許されないと。半ば暫定予算について検討を始めるような話も会見でされていましたけれども、それでも全く検討も準備もしていないんでしょうか。 |
| 答) | 輿石幹事長が仰った空白を作らないというのはとにかく年度内成立を目指すという意味だろうと思っておりますし、かつ先程申しましたように、15日程度の参議院の審議日数で通過をしたという例もございますようですから、出来るだけ年度内成立に向けて更に努力をしていきたいということであります。 |
| 問) | 予算について、ちょっと細かい確認で、今4党合意という言われ方をされたのは、これは私も記憶が定かじゃないんですが91年とか93年の時の話ですか。 |
| 答) | 当時、自民党、民社党、社会党だったのかな、もう1つ公明党ですか、というのが今まで空白を作らないというよりどころになっていると理解しております。 |
| 問) | 予算関連法案の方ですが、赤字国債法案はまだ成立のメドが立っていなくて、更に子ども手当の法案ですとか、あとは年金で言えば交付国債も特例水準の解消の法案も全て見通しが立っていない状態だけど予算案だけ先に参院に行くという状況なんですけれども、これについての受け止めと、副大臣の方からメッセージ等あればお願いしたいんですが。 |
| 答) | 私は去年、参議院の財政金融委員長をやっておりまして、待って待って抜かれて抜かれて8月までというのを経験いたしましたので、普通に考えれば一緒に送っていただくのが望ましいと参議院側は思うわけでございますが、ただ、とは言ってもまずは予算本体を出来るだけ年度内成立への期待を込めて今送っていただくという状況でございます。それと税制関連法案等は今日通過する見込みと理解をしておりますので、そういう意味では昨年よりは、一緒に衆議院の方から送っていただくという形が出来ているということは大変ありがたいと思っています。子ども関係の今仰ったようなことについては、これもかなり大きな法案でございますので、それなりの各党間における審議時間というものが丁寧にやる必要があるので遅れているんだろうと思いますので、去年のように更に遅れるということがないように出来るだけ早く送っていただきたいと思っています。 |
| 問) | 今日ですけれども、官房長官のところにいらっしゃっていたかと思うんですけれども、内容についてもしお話し出来るようであればお願いします。 |
| 答) | 官房長官のところに参りましたのは、どちらかというと政務的な内容の話でございまして、財務副大臣としてのアジェンダではございません。 |
| 問) | 交付国債ですけれども、やっぱり国会で非常に議論になっていて、昨日安住大臣がその見直しもあり得るような発言をしていますが、そうなってくると予算案の修正等が必要になってくると思うんですけれども、今日衆院は通過したということで、参院に行ってからそういうものがあり得るのか、交付国債に対する考え方、交付国債ではなくて赤字国債ということがあり得るのかどうか、そこを聞かせていただけないでしょうか。 |
| 答) | 昨日の発言以来、安住大臣と直接お話ししておりませんので、どういう趣旨でお話しになったか存じませんけれども、交付国債の見直しをするということを政府の中で、そういう方向でいわゆる決定をしたとかということではないと思いますので、あくまでもその見通しの1つとして仰ったのではないかということでございますので、修正云々の話をすることは今のところあり得ないというふうに私は理解をしております。 |
| 問) | 関連で、技術的に交付国債程度の修正であればそれほど難しくないのか、もし仮にそういった作業が必要になると少し手間隙かかるのか、その点はいかがでしょうか。 |
| 答) | 技術的なことは少し調べてみたいと思いますけれども、交付国債的なやり方というのは私も10年ちょっと国会におりますけれども、あまり今まで経験したことがないことでございますので、ちょっと研究をさせていただきたいと思います。 |
| 問) | 先程の予算の空白を作らないという4党合意に照らせば、予算の成立が年度を跨いだ場合、これは1日2日、あるいは3日4日でもやはり暫定予算を作るべしというふうな、そういうお考えでしょうか。 |
| 答) | 仮定のことについては、今答えは差し控えたいと思いますが、ただ一般的に言いまして、仮に跨いだ場合に1日目から何が、2日目から何が、3日目から何がスタートをし、どのくらいというのが色々なケースがあると理解をしておりますので、仮に跨いだ場合でも1日跨いで、それから曜日の関係もあると思いますけれども、実際に空白になるのかどうか、その辺は研究だけはしてみたいと思っています。 |
| 問) | 暫定予算を組む場合に、具体的に準備を進める指示を出すタイミング、タイムリミットというのはいつ頃でしょうか。 |
| 答) | 分かりませんが、一番遅くて3月の末かもしれません。つまり年度内に通らないということが確定しない限りは、基本的には準備をすべきではないと思いますけれども、他方、年度内に成立するかしないかということがいつ明らかになるかということと、技術的な準備というものが間に合わないというような状況がいつのタイミングなのか、その辺も総合的に判断をしながら対応するということだろうと思います。 |
| 問) | その点で、本当に3月末で間に合うのかどうか、というのは省内から既に前にやったのは14年前であるということで、一種伝統芸能は失われているというような声も聞こえてくるんですけれども、その場合既に頭の体操も始まる必要があるのか、それはあくまで参院が緩まないように最後までそういう、ぎりぎりまで準備も何もしないんだという姿勢なんでしょうか。 |
| 答) | 省内のどの声をお聞きになったかにもよりますけれども、私自身の周りにおきましては、やはり年内成立に最善の努力をしようということが財務省の方針だろうと思いますので、頭の体操をスタートするということは今のところはないというふうに思います。 |
| 問) | 交付国債のところですけれども、この10年やったこともないことなのでということを先程副大臣仰っていましたが、野党からかなり交付国債を問題視する議論が出ていること自体は理解出来るというお考えでしょうか。 |
| 答) | 色々な質問が出てくるということについては、多分色々な日本の経済財政を非常に心配して各党の議員の皆さんが真摯に質問をしていただいて、従って質問していただくことによって万全の体制を取るように財務省としても努力をしていくということでございます。そうした質問が出て、関心を持っていただいているということについては、財政の問題が非常に重要だと議員の皆さんがお考えになっていただいているということについては多としたいと思います。 |
| (以上) | |
