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安住財務大臣閣議後記者会見の概要(平成23年10月11日(火曜日))

 
 
【質疑応答】
問)  ヨーロッパ金融大手のデクシアが分割処理されるという形になりましたけれども、これに対する受け止めと世界経済、日本経済に対してどのような影響があるか、どうご覧になっていますでしょうか。
答)  やはり南欧の債券国債を大変多く保有していたということで、かねてからデクシアについてはその内容がどうなのかということは市場においても大変関心があったわけですけれども、こういうことで破綻に至ったと。その後、しかし週末にかけて独仏の両首脳が会談して、この破綻について迅速な対応をするということを声明を出したことは、一定の評価はしております。今後やはりスロバキアの問題もいよいよ控えて、私も3日後にはパリに行きますけれども、やはりパリでのG20の前に出来れば欧州として7月21日に決めた対策について17カ国一致して1つハードルを越えていただいた上で欧州安定化に向けて具体的に更なる追加的措置をとれるのかどうか、そういうところを真剣に話をしていかなければならない大事なG20になるという感じはしております。
問)  日本政府としてはG20の場でどういった姿勢を示される形になるんでしょうか。
答)  とにかく、もちろん足元の円高の問題等ございますけれども、それに加えてやはり世界的に見ればヨーロッパの安定をどういうふうに確保するかということに尽きると思うんですね。一義的には欧州全体でしっかりとした対策をとっていただかなければなりませんけれども、私達に対するというよりは、世界に対する安心感というか、市場に対する安心感をしっかり持ってもらえるような、そういう欧州でスキームをしっかり作ってもらうということを私としては訴えたいと思っております。
問)  欧州の安定のために日本としてEFSF債の追加購入であるとか、そういった考えを改めてご表明されるというお考えはありますか。
答)  まず一義的には欧州で、しっかり欧州の中でどういうスキームを組んで、例えば資金供給を増やすのかどうかも含めて話をしてもらいたいと思います。その後、私共やアメリカに対してどういうふうな提案があったりするのかというのはその先の話だと思いますので、特にこれはアメリカとよく相談して対応したいと思います。ただヨーロッパが安定することが結果的にはこの円高に歯止めをかけて、日本の経済の安定成長へとつながっていく、いわば直結する問題であるという認識は持っております。
問)  欧州のこれまでの、前回のワシントンの時でリーマンのようなことを超えるような事態になるというご趣旨の発言をされましたけれども、この間の欧州の取り組みというのは十分であったというご認識でしょうか。
答)  ワシントンでの会議から2週間ぐらいですか、ドイツを含めて議会の承認がどんどん進んでいっていたということは1つ評価出来ると思うんです。最後本当に、あと1カ国どうなのかということですけれども、スピード感から言えばもう少し早くこれを実行出来ていれば、また違った展開もあったかもしれませんが、しかしこれは既に金融の問題から政治の問題へと移っているわけですから、それぞれの国々の事情を勘案すれば、この議会承認は大変難しい状況にあるということは十分理解出来ると思うんですね。ですから何とかあと1カ国の承認を今週中に得て、G20の場で更なる、次のステップに向かって議論が出来る場になれば、私は世界に向けてもいいメッセージになるのではないかと思うんです。
 

(以上)

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