野田財務大臣閣議後記者会見の概要(平成23年8月2日(火曜日))
| 【質疑応答】 | |
| 問) | 為替のことですが、1日のニューヨーク市場で円相場は一時76円29銭まで急騰しました。昨日はアメリカの債務問題が進展したにもかかわらず急激な円高が進んだわけですけれども、この相場の動きをどのようにご覧になっていますか。 |
| 答) | 今日もしっかりマーケットの動きを見ていきたいと思います。 |
| 問) | 円相場が過去最高値の76円25銭目前まで行ったことで国内の生産とか輸出に対する悪影響を懸念して政府に為替介入を求める声も強まっていますが、この点はどのようにお考えでしょうか。 |
| 答) | 様々な声があることは十分承知しています。ただ介入についてはコメントを控えたいと思います。 |
| 問) | 急激な円高が随分水準としては続いているかと思いますが、このことが日本経済に与える影響をどのように考えていらっしゃるかということ、先程の質問にもあったのですけれども、企業の方からは想定為替レートのことなどもあり、政府や日銀に対応を求める声というのがあるのですけれども、この件に関して例えばアメリカやヨーロッパの通貨当局とどのような形でお話をされているのかどうか、この2点についてお聞かせ願えますか。 |
| 答) | 当然その水準によって輸出型のところ、輸入型のところ、プラスマイナスが出てくるということは事実だと思います。特に円高傾向が続くならば、そのことによって影響が出る産業が多くあるということは間違いないと思いますので、そこは注意深く影響をさらに分析をしていかなければいけないと思います。あらゆるところと様々なコミュニケーションを図っています。 |
| 問) | 為替の部分でアメリカの議会の動向、進展が一定程度見られても円高がおさまらない、この辺の分析についてはいかがでしょうか。 |
| 答) | 合意案が出てきたこと自体は、これは前進だと思いますが、まだ議会でのどうなるかとか様々な見極めをされている状況なのではないかなと思います。 |
| 問) | アメリカの当局が円売りの介入を容認するという報道があるのですが、事実関係はいかがでしょうか。 |
| 答) | 介入についてはコメント出来ません。 |
| 問) | アメリカの債務の上限を引き上げる法案ですけれども、先程下院で可決されましたけれども、それについての受け止めをお願いします。 |
| 答) | その意味ではやっぱり前進だと、ぎりぎりの段階において皆さんが知恵を出されたのだなというふうに受け止めていますし、そのことが、好影響が出てくることを期待したいと思います。 |
| 問) | 米国の財政不安が為替を含む国際金融市場に大きな影響を与えて、ひいてはそれが円高、今回のような円の急騰を招くと、そういったような現状の国際通貨システムのあり方についてご所見をお願い出来ますでしょうか。 |
| 答) | 基本的にはファンダメンタルズがあらわれるマーケットというのが望ましいと思います。その意味では円については強く評価され過ぎている、一方的なそういう動きが続いているというふうに思います。 |
| (以上) | |
