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櫻井財務副大臣記者会見の概要(平成23年6月16日(木曜日))

 
 
【冒頭発言】
 皆さん、もうご案内のとおりかと思いますが、個人向け国債、リニューアルいたしました。私も買うことにいたしましたので、よろしければ皆さんにも国債を買っていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
【質疑応答】
問)  2次補正予算についてです。菅総理が先日、野田大臣に2次補正予算の編成をご指示されました。内容については二重ローンの問題など5点程度挙げられて、財源についても決算剰余金を使うということをおっしゃられました。今後の編成の方針と、規模についてどの程度のものというふうに現在では見越していらっしゃるのでしょうか。
答)  正直申し上げて、総理から7月の出来るだけ早い時期に提出してくれと言われているわけです。そうなると、各省庁と十分な話し合いが出来るのかというと、もうそういう期間もございません。それから、規模という話がありましたが、その剰余金以外のもので捻出しようとすれば、当然のことながら財源をどうするのかという議論もしなければいけないわけですが、とてもそういう議論をしている時間がございません。ですから、本当に必要なものについての十分な予算措置が出来るのかどうか、これから事務方には相当頑張っていただかなければいけないと思っていますけれど、とにかく申し上げておきたいのは、期日が先に決まりましたので、それから総理からご指示出されていることがありますので、最低限それに沿ってやらせていただきたい、こちら側として考えているのはもうその1点です。
問)  10年度の決算剰余金について、今日の一部報道では2兆円、税収の上振れだけでも1.6兆円位あるのではないかと。更に、その国債費の不用などで、それ以上の額になるのではないかというような見通しも出ていましたけれども、現時点ではどの程度確保できると。
答)  私が昨日、一昨日だったかちょっと忘れましたけれど、こういうことで総理からのご指示でと言われた時に明確に出てきたのは剰余金だけでして、あとは子ども手当であるとか、それから公務員の給与であるとか、色々あるかとは思いますけれど、考えられるものがです、今そういった議論をしていますから。ところがまだ、例えば子ども手当で言えば3党合意が出来上がっておりませんし、そういう点で言うとなかなかその財源の確保が難しい情勢でございます。ましてや、剰余金とて本来であれば2分の1は国債の償還財源に充てることとしているわけですから、そこの法律の改正も必要になってくるということでございます。ですから、我々ものすごく心配しているのは、例えばこの財源とて特例公債法のようにならないのだろうかと。結局のところは、ここの法律が通らないと一体何が起こるかというと、支出の枠は決まるけれど財政的な措置がされないという、本予算と同じことになってしまうのではないかとか、現状そういう心配もしておりまして、そういう意味では、野党の皆さんにもご了解をいただかないと編成が出来ないんだと、そう思っておりますから、きちんとこちら側としてご説明をさせていただいた上でやっていくしかないという状況でございます。ですから、今のところ本当に使えるのは、実は決算剰余金の半分の額でしかないということなのだろうと、そう思います。
問)  確認ですが、昨日、岡田幹事長が野党との幹事長会談の中で、2次補正の規模については2兆円程度になるという見通しをお話になられましたけれども、基本的にはそういう認識でよろしいのでしょうか。
答)  まだそこまで説明を受けておりませんで、要するに、先程申し上げたとおり、財源が確保出来ればそれはそれで可能なのだろうと思うんです、そこのところはですね。ですから、そういったものがこれから検討していって捻出出来るのかどうか、そこにかかってくるのだろうと。今本当に報告を受けているのは、まだそこまでしか受けておりませんので、ここまでしか今の時点ではお答え出来ないということです。
問)  先程もちょっとお話が出ましたけれども、子ども手当の見直しについて3党の政調会長で協議が行われる予定ですが、子ども手当を見直して、特例公債法の通過についても合意をするという、3党合意を進めていくということで昨日も一致して、今日、協議が行われる形になりますが、この子ども手当の見直しの論議についてどういう期待を今持ってらっしゃいますか。
答)  もう本当に特例公債法が通らないと運営上大変なことなので、とにかく一日も早く合意していただきたい。その上で特例公債法も早くに通していただいて、先週話をしたのかもしれませんけれど、地方からは交付税の前倒しで何とかしてくれと。地方で税収が上がらないから、こういったものの穴埋めをするためにも早くに交付税措置をしてくれということを言われているわけですが、国とて今、財政上非常に厳しいわけですから、地元の方にも申し上げたのは、それがなかなか出来ないんですと。ですから、こういうほんとに震災関係でも相当困った事例が出てきていますから、そこも含めて一日も早く特例公債法を通していただきたいと、そう思います。
問)  補正の関係で総理の指示があった使い途の中で、かねて副大臣が主張されていたような復旧・復興予備費のようなものを創設するというのが入っていると思いますけれども、副大臣からご覧になって、この予備費を使い勝手よくするにはどれ位の規模が必要だというふうにお考えでしょうか。
答)  次の補正予算がまずいつになってくるのかということなのだろうと、そう思います。そうでないと、幾ら必要なのかというのは全く違ってきている。それからもう1つは、現在本当に各省庁に一体どの位のものが今後補正予算として必要なのかということが、地元から上がってきているのかということが、まだまだよく分かっていないということもあります。それから、恐らく今、計算中なのだろうと思いますけれど、例えばうちの地元の気仙沼であるとか石巻であるとか、港の整備から始まって、水産加工場の施設とか、どの位の規模のものが必要なのかという、まさしく計算をしている最中です。ですから、計算している最中のものが上がってこないと、なかなか見当がつかないというところがあります。
 地元の方々は、サンマの漁に合わせたいという話をしていましたから、そのサンマの漁に合わせるために、いつまでに財政措置をしなければいけないのか。要するに、逆に言えば工事期間がどの位かかってくるのかということを早く出していただいて、額がどの位必要なのかとか、そういうものを全部合わせていった際にそのものが十分に足りるのか足りないのかということが、最大のポイントになるのだろうと。農家の方々も、例えば亘理とか山元とか、イチゴの栽培をやっていますけれど、これがやれるかやれないかの目安がつくのが大体9月位、ある特別な方法を使ってくると、今の地植えで、塩害のままだと出来ないんですけれど、地植えでないやり方にしてあげると、水耕栽培の方式をとると、塩害が全然関係なしにやれるんです。その苗を取るのに9月にやれるかどうかでして、それがやれないと1年繰り越しになってしまうんです。だから、そういった事業に本当に補助金を出して、それから、その地域の人達がちゃんとやれる体制を作るのかどうかとか、そういうことがまだまだ地元と十分協議が出来ていないというのが実態なんです。だから、話し合いがついた時点でどんどんそういう格好でお金が使えるようなものに本当はしていきたいと思っていますし、それから、額として本当にそれが十分なのかどうかというのが、現時点で全く分からないんです。私は地元の人達と話をして、これが欲しいとかあれが必要だということは言われているけれど、これはあくまで宮城県の、しかもある一部の、私と連絡がとれている人達だけであって、他の地域の人達がどういうような予算要求されているのかが全く分からないので、そこら辺のところを今回、後で事務方から、聞いてみないといけないことだと思っているのですが、それに対応出来るかどうかだと思っています。
問)  今回の2次補正については、菅さんの延命だという批判も与野党問わずあると思いますが、地元ということもあって、被災地の人にしてみれば、あまり今回時間がないということもありましたけれども、今回こういう形でやるのではなく、本格的な復興をやった方がよかったというふうに副大臣はお考えなのでしょうか。
答)  このことによって、この先の日程がどうなるのかということにかかっていると思います。要するに、7月の上旬位まではこれに全部事務方もかかりっきりになります。で、8月に概算要求が待っていますから、そうすると、その概算要求をどうしてくるのか。8月に3次補正だという、これは新聞報道、マスコミ報道ですけれど、それは実際総理が言われたのかどうかよく分かりませんけれども、そんな日程、私は組めないのだろうと思います。とてもじゃないけど、事務方としてそこまでやれるだけのマンパワーもないと思っていますし、それから、特に来年度予算というのは編成するのが非常に大変な予算だと感じていますから、こういう、はっきり申し上げれば中途半端なことをやって、本来大事なものまで先送りされるようなことになるとすると、本末転倒だと言わざるを得ないのではないだろうかと。全体のやはり、年間のタイムスケジュールを見ていただいた上で、予定を決めていただく必要性があるのではないのかなと、そこの点についてはそう思います。3カ月間、国会を延長するのかどうか、そこら辺もよく分かりませんけれど、これとて、そうなってくると、もし仮に8月にずっと議会が開かれるということになれば、本当に概算要求とかこういったことをきちんと行うことが可能になるのかどうか、そういうことも全体を考えてスケジュール管理をやっていただきたいというのが正直なところです。
 

(以上)

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