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野田財務大臣臨時閣議後記者会見の概要(平成23年4月28日(木曜日))

 
 
【冒頭発言】
 平成23年度の補正予算については、先般概算の閣議決定がございましたけれども、印刷作業等が終わりまして、先程臨時閣議で決定いたしたところでございます。速やかに国会に提出し、今日からの審議に供したいというふうに思います。一日も早く成立することが被災地への一刻も早い支援にもつながると思いますので、速やかなご審議と、そして成立にご協力いただきたいと考えております。
【質疑応答】
問)  今後の国会審議にはどう臨んでいかれますか。
答)  衆・参しっかりとご説明して、一日も早く成立させたいと思います。関連法案も合わせてです。
問)  特例公債法案についてはどのような見込みで。
答)  まず1次の話をしっかり仕上げることが大事だと思います。
問)  今日提出ということですけれども、これまで阪神の例などからもう少し早い成立を期待していた向きもあったかと思うのですけれども、タイミングについてここまで時間がかかったということについてどのように評価されていますか。
答)  そんなに遅くないと思います。阪神・淡路の時も、最初の第1次補正予算というのは約40日後でございますので、阪神・淡路大震災に比べると被災の状況も大規模で広範でありましたから、被害の現況把握はどうしても阪神・淡路大震災よりも時間が若干かかると。しかもこういう災害対策の場合は基本は自治体ですが、自治体自体が大変壊滅的な状況を受けていた等々があって、阪神・淡路よりは若干遅いかもしれませんが、その割合としては私は決して遅くない。政府としては、最大限可及的速やかにまとめたつもりであります。
問)  先般被災地の方を視察されましたけれども、実際に現場を見られて最低限必要だなというものは基本的に全てこの1次補正に入っているという自信はおありでしょうか。
答)  可及的速やかな部分については、仮設住宅の建設であるとか瓦礫の撤去であるとか中小企業の事業再生に向けての金融支援であるとか、あるいは学校とか社会福祉施設が壊れた部分の復旧とか、河川・港湾等々も最低限の復旧とか、可及的速やかにやらなければならなくて年度内に執行出来る部分については基本的には網羅的にこの約4兆円で入っていると思います。これはまだ復旧ですが、復興に向けての議論はいつも申し上げている通りしっかりとした青写真をもとに作っていくべきだろうというふうに思います。
問)  まだ2次補正の時期というのは確定していないと思いますけれども、その2次補正までは十分な分が、基本秋ぐらいまでだとした場合には十分な分の4兆円という予算になったという解釈でよろしいですか。
答)  当面の分について、復旧についての分については基本的には足りる、財政需要を満たしているというふうに思います。
問)  特に財源のところで色々ご苦労されたかと思うのですけれども、昨日格付け会社がネガティブに変えたりして、なかなか市場もどこまで理解しているのかなというのがあると思うのですが、改めてこの1次補正の財源はどういう考え方で提出したのか。
答)  今回追加的に国債を発行しないで、ご苦労されたというご指摘がございましたけれども、既存の歳出の部分の見直しなどを中心に約4兆円規模の財源を確保いたしました。こういうことは、復旧・復興はもちろん最優先で大事でありますけれども、一面やっぱりさっきの格付けの話とか、あるいはマーケットの反応なんかもよく見ながら、財政健全化の道筋もしっかりと我々はたどっていくんだという、そういうメッセージを出すことが大事だったと思いますので、第1次補正予算はそういう枠組みとしてはそれらを、様々な観点をクリア出来ているというふうに思います。
問)  2次補正も当然歳出の話が中心になるかと思うのですが、財源の考え方というのはどういう考え方で。
答)  まずは復興構想会議で青写真を作られます。作られた後にというか、同時に復興の基本方針をまとめる中で、青写真をどうやって実現していくのかという話になります。国債を発行するのか、場合によっては税をどうするのかという議論になるかもしれません。税という議論が出た時に、初めて政府税調あるいは党のそういう議論も踏まえての対応になると思います。また与野党の議論もあるかと思いますが、そういう丁寧な積み重ねの中で青写真を実現していくという、そういうプロセスをたどっていくことになると思います。
問)  先程日銀が展望レポートを公表したのですが、11年度の成長率見通しを大幅に下方修正した0.6%に、加えて12年度については逆に大きく上方修正して2.9%にしているんですけれども、この受け止めと日銀自身は年度後半に緩やかな回復に戻るというふうな景気のパスを描いているようですが、こうした日銀との景気認識について、政府と相違があるのか同意されているのか、この2点をお願いします。
答)  今年度については、こういう大震災の直後ですからある程度の落ち込みがあるのはやむを得ないと思います。当初1.6%で見ていたのが0.6%、来年度については逆に従来よりも見通しを高めに持ってきて2.9%だったでしょうか、これは一時的には落ち込むけれども、復興の過程をたどる中でしっかりと日本が成長していくんだという見通しを立てられていまして、これは日銀だけではなくて民間でもそういう見方をするところも多いし、IMFもOECDもそうですから、それらの見方と基本的には歩調は合っているのではないかなと、政府も基本的には大体同じような感じだというふうに考えています。
問)  先程財政健全化が大事だというお話がありましたが、この1次補正の編成の中でいわゆる歳出の見直しというのも現時点では最大限やったという解釈でよろしいでしょうか。
答)  現時点では最大限やったというふうに思います。党内で色々なご意見もありました。野党からも色々なご意見がありましたが、現時点で出来る部分については手をつけたというふうに思います。
 

(以上)

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