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五十嵐財務副大臣記者会見の概要(2月7日(月曜日))

五十嵐財務副大臣記者会見の概要

(平成23年2月7日(月曜日))

【質疑応答】
問)  一昨日、社会保障と税に関する集中検討会議初回が開かれて、副大臣もご出席されたと聞いています。初回の議論、有識者の方色々と意見あったようですが、それを踏まえて今後の議論の見通しですとか期待について一言お願い出来ますか。
答)  結構、最初から活発なご意見でした。今後の検討会議の進め方についての意見を求められて、それをお話していたのですが、そのうちに本質の問題にいつの間にか入っていまして、そのまま議論が続行しておりました。かなりそれぞれに問題意識を述べられて、単に年金制度だけではなくて、今の年金制度が出来るに至った背景と現在との違いとか、あるいは年金以外の医療制度やあるいは子育て支援の問題、世代間の負担、公平性の問題、様々な問題に委員の方触れられて、結構自由な雰囲気で話をされていたので、これはしっかりと詰めてやれば、いい結論が出るかなというふうに正直に感想、思いました。
問)  関連してですけれども、その自由な雰囲気で議論があったということですが、メンバーについて今なお与党の中から、自民党時代と同じだということで強い違和感と申しますか、率直に言うと反対みたいなことをおっしゃる方もいらっしゃるのですが、初回を踏まえられてそのメンバー人選について改めてどうお考えになりますか。
答)  それは色々なご意見あると思いますけれども、私自身は、例えば柳沢委員について言えば、財務金融委員会で激しくやり合った仲でございますけれども、自民党時代の反省も踏まえて、自民党の立場を離れて、とにかくこれからの日本のためにどうあるべきかということを、いわば最後のご奉公みたいなお気持ちでやりたいという気迫にあふれておられて、私は柳沢さんの見識が結構活かされるのではないかなというふうには思っています。委員の中からも、過去が悪かったから今があるというばかりでは先へ進まないので、どういう現状を踏まえてどう改良していくか。誰が悪い、彼が悪いではなくて、改良していくという観点からこの話を進めなければいけないというご意見がありまして、そのとおりだなというふうには思いました。
問)  別の話題ですが、公明党が予算及び予算関連法案に対してなかなか同意出来ないというか、賛成出来ないという意見をもう公然と強めている中で予算関連法案の成立が危ぶまれているのですが、予算の修正というのがかなり強く出始めていますが、税法について改めて、以前も聞きましたが、確認させて下さい。修正があり得るのかどうかということについて。
答)  いや、私はどういう修正を求められているかということがはっきり言って分かりません。公明党さんの場合も、私が伺ってきたところでは、証券税制の延長がけしからんというお話は伺っていましたけれども、総論での色々なご意見はあったと思いますが、今度の改正のどの点がどうすべきだというお話は伺っていませんので、そんなに差し迫った改正を要する点があるようには思えないわけであります。もし色々な分野から見て、これは明らかにおかしいぞというところがあれば改正するに、それは謙虚に受け止めるのにやぶさかではありませんけれども、基本的には今回の改正案というのは、非常に私は配慮を多方面にした、また税のあるべき姿からも離れていない、良い案だと思っておりますので、この間もお話し申し上げましたけれども、謙虚に受け止めなければいけない点があれば、それは柔軟に対処しますという部分だけを先日書かれましたけれど、その前にちゃんと、私は今の案が良いと、現時点でベターだと思っておりますので、これは当然、この法案のままお通しをいただきたいというふうに思っているところであります。
問)  昨日、愛知のトリプル選挙で河村たかしさんの減税日本というのがかなり圧勝されました。減税というのを掲げてこういう地域政党が勝っているというのは、世の中の流れとして消費税含めて増税という方向が打ち出されようとしている中で、どういうふうに副大臣としては受け止められているのでしょうか。
答)  今の行政サービスの水準と、そしてその負担の関係がどうなっているかということをよく考えていただきたいなと思います。確かに無駄が全くないわけではない、非効率な面がないわけではないと思いますが、ただ減税をすればいいということであれば、これは負担のツケ回しが起きるか、サービスの極端な低減が起きるか、どちらかということになります。このことについてはちゃんと考えないといけない。いたずらに、減税は耳障りがいいわけですけれども、減税だけを取り上げるというのは、私は問題が多いと考えております。
問)  河村さんは昔から議員定数の削減とか、身を切るところも結構主張されてきておられたかと思うのですけれども、その点、今の国の取り組みというのが身を切るところというのは、増税を訴える前に十分に出来ているのかどうか、その辺はどうお考えでしょうか。
答)  心構えとしては、河村さんのお考えは間違いではないのだと思います。しかし、心構えと客観的な事実、先程申し上げました行政のサービスの水準と負担との関係という意味で言えば、逆にサービスが過剰で負担が少ないというのが今の日本の実情ですから、そこをちゃんとお考えにならないと、いたずらに誰かが得をしている、議員が得をしているというお話だけでは、サイズが違う、規模が違うんだというふうに思わざるを得ません。つまり、議員定数の削減、私は必要だと思っています。公務員の給与の、総人件費の縮減というのも必要だと思っています。だけれども、それで、では年金の今の不足を補えるのかというと、全然補えない。そのサイズの感覚が全く出来ていないのではないか。心構えとしてはご立派ですけれども、しかし、そこが出来なければ、逆に言うと、そこを間違えると大変な不幸を国民にもたらすのではないか。あるいは、後世代に大きな負担を押し付けることになるのではないか、ということを心配いたしております。
問)  先般、政府税調の方も色々様子を見て動かしていきたいというお話がありましたが、もう2月に入りましたけれども、そこら辺のスケジュールの見通し、固まっていたら教えて下さい。
答)  まだ具体的には、完全には固まっておりませんが、今週中に政府税調のキックオフ、与謝野大臣が新たに会長代行になられまして、会長代行であった海江田大臣が代わられる、去られると、会長代行からはですね。ということになりましたので、それを含めたキックオフをさせていただいて、その上で税調の懇談会を開始して、税調としても抜本改正に向けての、あるいは税と社会保障の一体改革に向けての勉強を開始したい、このように考えて、一応その考え方については大臣のご了承をいただいたと思っております。
問)  テーマとしては、どういうようなテーマから入っていくイメージでしょうか。
答)  まず、どこまでの範囲で勉強するかというところからしていかなければいけないと思いますが、例えば今の状況を踏まえて専門家委員会にどのような検討をさらにしていただくか、というようなことをお話させていただかなければいけないと思いますし、その勉強会には神野専門家委員会委員長にもお入りをいただいて、一緒に検討させていただきたいというようなことも考えております。とにかくこれまでの様々な提言が出されています。新聞各社からもご提案が出ております。そのようなことについて、これまでの流れ、今出されている提案の状況などをまずおさらいをする必要があるかなと、こう思っています。
問)  今の点ですが、懇談会というのは、企画委員会に神野先生であるとかが入ってやるというようなメンバーになるのでしょうか。そういうイメージでしょうか。
答)  基本的には企画委員会に神野先生にお入りをいただいて、まだ決まっていませんが、多分私が座長となって勉強会をやるという形になるかと思います。
問)  例えばその政府の方の検討会とか、また民間からお呼びするという形でなくて、今のメンバーでやると。
答)  まだその先のことは決まっておりません。
問)  今の話に関連しまして、土曜日の初会合ではいわゆる消費税の逆進性の問題とかマクロ経済、ミクロ経済への関係について詳細なものをお願いしたい、それが今後の議論にも生かされていくということでしたが、この税調の今後の勉強というのもそういったものと関連してくるというお考えでよろしいのでしょうか。
答)  はい。今の点は、与謝野大臣から一応税務当局に対してこのような検討を進めておいてくれないかというリクエストが来ているというふうに解釈をしておりますので、これは税調の勉強会の場で検討していくべき内容の1つだろうと思っております。
                                                                                                                  (以上)
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