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野田財務大臣閣議後記者会見の概要(1月28日(金曜日))

野田財務大臣閣議後記者会見の概要

(平成23年1月28日(金曜日))

【質疑応答】
問)  昨日、アメリカの大手格付け会社が、日本の国債の格付けを8年9カ月ぶりに引き下げました。この中で理由について、民主党政権に一貫した戦略が欠けているという指摘もありましたけれども、この国債の格下げについての受け止めというのと、これがマーケットに与える影響について大臣はどのようにお考えでしょうか。
答)  昨日も申し上げましたけれども、1つの民間会社の評価でございますので、その問題意識のことも含めて逐一コメントすることは控えたいというふうに思います。ただ、マーケットの信認を得るべく我が国はきちっと財政運営戦略に基づいて財政健全化の道筋をたどっていく、というメッセージは常に出していかなければいけないなというふうに思いますし、そのためにも予算と関連法案の年度内成立であるとか、社会保障といわゆる税財政の一体改革も含めて、これからやろうとしていることはきちっと結果を出すということが大事だと思います。
問)  関連して昨日、菅総理がそういうことに疎いという発言をしたことについて、野党側からリーダーの資質に欠けるのではないかという指摘も出ています。この発言について大臣はどのようにお考えでしょうか。
答)  全体の文脈を見ればお分かりいただけると思いますが、十分まだしっかり情報が入っていないという意味で表現をされたというふうに思いますので、この格付けというか、国債の問題そのものについて疎いというはずはありません。それは明確に指摘しておきたいと思います。
問)  B型肝炎についてですけれども、国が和解を受け入れた場合、長期的に3兆円以上のお金がかかるということで特別な財源を確保するということになっていますが、以前大臣は増税の可能性ということにも言及されていますけれども、今の時点でのお考えと今後どのような段取りでその財源の議論というのを進めていくべきだとお考えでしょうか。
答)  正式にはその方針については、今日厚生労働大臣から詳しく会見を通じたご説明があると思いますので、基本的にはそちらにお任せをしたいと思いますけれども、ご指摘のように救済のフレームを作る際には当然のことながら財源確保が必要になってまいります。今どうのこうのという話ではありませんが、白紙の状態でありますけれども、きちっと財源確保をしていくということを幅広に考えていきたいと思います。
問)  先程政府の財政健全化の道筋を示していくことが大事だというお話があったと思うのですが、6月に示す一体改革案の中で基礎的財政収支の黒字化に向けた道筋を、もう少し明確に今よりも出すということをお考えなんでしょうか。
答)  それとこれは別だと思います。ただ、タイミング的には中期財政フレームの見直しも6月ですので、時期的には色々議論を並行していくだろうと思います。
問)  S&Pのコメントの中にも、政府が目標の20年度のプライマリーバランスの黒字化の達成が難しいのではないかということを指摘している、マーケットが疑念を抱いている状況だと思うんですけれども、それに対してどういう対策をとっていくのか。
答)  歳出歳入両面にわたってきちっと改革を進めていくということです。そのために、実現をするためにローリング方式の中期財政フレームを取り入れているわけですので、きちっと、険しい道でありますけれども、その道筋はたどっていくということは常に発信をしながら、またその都度結果を出していくということが大事だと思います。
問)  週末に総理がダボス会議に行かれるということですけれども。
答)  今日出発と聞いています。
問)  こうした日本国債が云々されている中での国際会議の場ということで、世界的にソブリンリスクというものも言われている中で、改めて日本政府としてどのようなアピールをするべきだというふうにお考えになっていますでしょうか。
答)  きちっと財政健全化に向けての取り組みもやっているし、加えてこれは財政だけではなくて、経済成長を果たすということも当然のことながら財政には好影響が出るわけですから、そういう総合的なお話をメッセージとして出していただけるものと思います。
  (以上)
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