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7月27日 野田財務大臣閣議後記者会見の概要

野田財務大臣閣議後記者会見の概要

(平成22年7月27日(火曜日))

【冒頭発言】
 先程、口蹄疫の対策本部会合がございました。ここで発言したことをご報告したいと思います。これまで政府は家畜伝染病予防法に基づいて、宮崎県で発生した口蹄疫により殺処分になった家畜に対する手当金等に要する経費について、6月1日に96億円の予備費の財務大臣決定をしております。また口蹄疫対策特別措置法に基づくワクチン接種家畜の殺処分に関する損失補填等に要する経費については、これは6月18日に227億円の予備費使用の閣議決定をいたしました。加えて、本日でありますけれども、家畜伝染病予防法の手当金の支払いを円滑に実施するため追加として88億円の予備費使用の財務大臣決定をすることとしています。これで3回予備費を活用することとなりますが、3回合わせて、合計で411億円になります。なお今後、今回の想定を上回る額がさらに必要となる場合には改めて追加すること等を含め必要な財源措置を講じていきたいと考えています。
【質疑応答】
問) 1つ目は概算要求の組替え基準についてですが、昨日、予算関係閣僚会議で原案について合意をしたということで、今日閣僚に閣僚懇談会でお示しになったと思います。それを受けて今後のスケジュールとして速やかに閣議決定を目指すとしておりますが、本日中の閣議決定の見通しは立ったのかどうか、その点をお聞かせください。
答) 昨日、予算編成閣僚委員会で原案をお認めいただきまして、各省協議がスタートしています。先程の閣僚懇でも、改めて原案に基づいてのご意見をいただきました。それを踏まえて若干の案文の修正が出てくると思います。その作業と調整が終わった後に速やかに予算編成閣僚委員会を開いて、その上で臨時になると思いますが閣議決定という運びになると思います。タイムスケジュールは色々な閣僚の都合等もありますので、まだ確定的には申し上げられませんけれども、速やかにという姿勢は堅持をしていきたいと思います。
問) 調整が今日中に終われば今日中の閣議決定も。
答) 速やかに、はい。
問) その内容についてなんですが、一律の各省の1割削減というものについて前原国土交通相らから異論が出ている状況です。原案の内容についてそういった閣僚の理解は得られそうなのか、この点についていかがお考えでしょうか。
答) 個別の方の個別の発言についてはコメントを差し控えたいと思います、まだプロセスにありますので。ただ、先程閣僚懇では予算編成閣僚委員会に一任をするという形では決めておるということが事実でございます。
問) 確認ですが、基本的には閣僚懇では原案に対して了承を得られたということでよろしいのでしょうか。
答) 予算編成閣僚委員会に一任するということで得られている。
問) 元気な日本復活の特別枠についてですが、党の提言では、その規模2兆円とすることが提言の中に入っていたのですが、今回の原案では1兆円を相当程度超える額という形になりました。この差について、どうしてこういった形になったのかということが1点と、目標としてはやはり2兆円の規模を最終的には目指していく考えなのかどうか、その点を教えてください。
答) まだ最終案として閣議決定している段階ではないので、個別のことは今の段階ではコメントしづらいということでご理解いただきたいと思います。
問) 先週の金曜日の閣議後の会見の際に大臣の方から概算要求の組替え基準について、当日23日中に各省にお示しする段取りだというふうにご説明がありました。結果的にまだ、実際原案が決まったのが昨日の閣僚委員会という形になったと思うのですけれども、23日中に決定出来なかったというのか、各省に示せなくなって昨日という形、昨日原案が固まったと、そういうふうに変わった経緯についてご説明をいただけないでしょうか。
答) 政調のご提言をしっかり受け止めるための案文の調整であるとか、官邸としての政治主導としてのお考えを踏まえての対応とか、様々なことを含めて丁寧な議論を積み重ねたということです。
問) 特別枠についてですけれども、党の提言では2兆円で、今回の原案は1兆円を相当程度超える額。昨日、官房長官会見で官房長官は2兆円という額だと、そこに色々なものが放り込まれるというのか、要は歳出圧力が増えることを懸念してというようなご説明をされたんですけれども、先程個別のことはコメントされないというふうにおっしゃられましたけれども、今回の変更について大臣として見解というのか、狙いみたいなものは、出来れば伺いたいと思うのですがどうでしょうか。
答) それはさきほどお答えした通りです。そういう額の話は、最終的には予算編成のプロセスの中で固まってくるというふうに理解をしています。
問) 個別の話にかかわるかもしれませんけれども、1割減の要求の事業とか、あるいはマニフェストの戸別所得補償等、要求を認めているものがございますけれども、そういったものというのは今後の査定の中では原則認めるというふうな方向で考えていらっしゃるということなのか、あるいはそれはそれでまた改めて査定をして、さらに絞り込むというふうなことになるのか、その辺のお考えはどうなのでしょうか。
答) 個別のことは、閣議決定した後にはそういうご質問のための会見等でご説明したいと思いますが、今最終段階でございますので是非ご理解いただきたいと思います。
問) 今日閣議決定を仮にした場合には、その後大臣からそういうご説明をされる機会は。
答) 決定した暁には当然官房長官等からの会見もあるでしょうし、またそれを踏まえた対応はしたいと思います。
問) 先週末にヨーロッパの銀行のストレステストの結果が出されましたが、まずそれについての大臣のご感想と、そのテストの結果の後も対ドルで見ると円高、大体86.9ぐらいのレベルにとどまっています。その点についての大臣のご感想をお願いします。
答) ストレステストを通じて、91行だったですね、その透明化を図ったということは大変意義のある試みだったと思いますし、こうしたEUの取り組みに対して歓迎を基本的にはしたいと思います。その後のマーケットの動向を見ても、やっぱり一定の評価をしているのではないのかなというふうに受け止めています。
問) 口蹄疫の関連ですけれども、おおむね終息したということになりましたけれども、今後地域の再生のためには、基金を設立して地域の再生に取り組むというふうな項目が特措法の中に入っているかと思いますが、基金については今回、先程おっしゃった予備費の中から支出するというのは今後検討されるのでしょうか。
答) 基本的に予備費の対応というのは家畜伝染病予防法に基づく、既に概算払いは終わって、今日がむしろ精算払いです。特別措置法に基づく概算払いは1回やっています、閣議決定して。それのまた精算というのは出てくると思いますが、基本的には予備費はその範囲が基本だというふうに思います。
問) 殺処分に伴う補償ということかと思うのですけれども。
答) 今後は、だからどういう追加措置が必要かというのはこれからの検討課題だと思います。
問) 基金を設立して地域の、個別の話ではなくて地域の再生に取り組むというふうな項目が特措法には入っているかと思うのですけれども、その項目は予備費での対応というふうに。
答) その財源措置をどうするかというのは、今後の検討課題ということです。
問) 先週末から昨日にかけての政治プロセスの中で、昨日池田さんがここでの会見で形の上での政治主導だったという言い方をされました。これは仙谷さんが官邸での会見などで政治主導、官邸主導で決定したというのと随分齟齬のある発言だと思うんですけれども、大臣から池田さんの発言に対し具体的なことを池田さんに申されたのか、その辺の確認を。
答) 昨日の夜の段階で電話で、また今日の午前中、ご本人にお会いをしながら、いわゆる真偽を確認させていただきました。またいわゆるどういうことをおっしゃったのかというメモも見ながら判断をさせていただきましたけれども、丁寧に政治主導に議論を進めてきたということが本意であって、その説明をしていた中で一部言葉足らずで誤解を生むような発言があったというふうに思います。そのことについては、副大臣に私の方から注意をさせていただきました。本人もそのことは受け止めていると思います。
問) 誤解を生むということは、池田さんが昨日のここの部分の発言は撤回されるということですか。
答) 今後気をつけるということです。全体のトーンは丁寧な政治主導の議論を進めてきたというのが本意だったというふうに思います。その中で誤解を生んだり、あるいは言葉足らずの表現があったということですから、今後そういうことのないようにということの注意をさせていただきました。間違いなく本質的に政治主導の議論をやってきたというのが我々の基本認識です。
問) 先程概算要求基準について、予算編成閣僚会議の方に一任を受けたというふうにおっしゃいましたが、この予算編成閣僚会議については、例えば午後に開く予定などはもう既に設定されているのでしょうか。
答) その一任を受ける際に、若干案文を変えた方がいいのではないかという色々なご提起もありました。それを飲み込みながらの判断でございますので、速やかにという表現で今の段階はご理解いただきたいと思います。
問) じゃあ、まだ決まってはいないと。
答) はい。
問) 先程おっしゃられた一任を受ける際に案文を変えた方がいい、そこの部分というのはどういった部分なのか、例えば一律削減についてやはりまだ問題が残っているのか、その辺伺えませんか。
答) まさに案文修正中ですから中身は申し上げられませんが、どなたでも基本的には理解出来る方向の案文になるだろうと思います。
 (以上)
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