4月19日 野田財務副大臣記者会見の概要
野田財務副大臣記者会見の概要 | |
(平成22年4月19日(月曜日)) | |
| 【冒頭発言】 | |
| 本来ですと、私は先週末、ASEMの会議でマドリッドに行っているはずでしたが、ご案内のとおり火山灰の影響がございまして、成田発の飛行機がないということで残念ながら欠席をしました。本来は、今日はまだ帰っていなくて、峰崎副大臣が会見をする予定でございましたが、私がまた時間が出来ましたので会見ということになりました。2年に1回の会議ですので、EUとアジアの国々が色々意見交換をする大事な機会だとは思っていましたが、大変残念です。ただ、来週はG20がありますので、主だった国々の財務大臣同士の意見交換は来週出来るだろうと思いますが、G20に入っていない国々の財務大臣と、あるいは副大臣とお会いする機会が今回なくなったということは大変残念に思っております。 なお、会見ではこれからはなるべく政務三役会議で何があったかをお話をしておりますが、先週の木曜日の政務三役会議は、残念ながら私は地球環境問題の副大臣会議に出ておりましたので出席をしておりませんので、間接の報告ではあまり意味がないと思いますので、今日は割愛をさせていただきたいと思います。あとは皆さんから何かありましたらお答えしたいと思います。 | |
| 【質疑応答】 | |
| 問) | まず財政健全化法案についてですけれども、政府と与党との間の調整とか中期財政フレームの議論の進捗を見ながらの準備作業ということになると思いますが、今国会の提出に向けて現在の準備状況についてまずお願いします。 |
| 答) | まずはその中身になるのは、中期財政フレーム等々が骨格になると思いますので、それを横目ににらみながら、ということでございます。進捗状況はまだその段階だということでございます。 |
| 問) | 野田副大臣ご自身はこの法案について、どのような内容が望ましいとお考えでしょうか。例えば具体的な数値目標の設定はどうするかとか、お考えをまずお願いします。 |
| 答) | 基本的には、財政健全化の道筋を明らかにするということは、ある程度数字的にも目標みたいなものが出てくるということだと思いますし、具体的な各年度の予算編成にも強くコミットするものでなくては意味がないだろうというふうに思います。 |
| 問) | 次に、今年度予算の予備費の活用についてですけれども、鳩山総理が学校の耐震化への活用を指示もされております。既に計上されていた予算の必要性ということも含めて、副大臣のお考えをお願いします。 |
| 答) | 今回は衆参の文部科学委員会で耐震化を推進するための決議が出されました。加えて地方自治体からの要望も大変強うございますので、これは総理のご指示どおりきちっと対応していかなければいけないというふうに思います。そこで、例の予算に計上しています経済危機対応・地域活性化予備費の1兆円の枠の中での対応も視野に入れながら準備にこれから入っていきたいと思います。文科省と連携をしながら、その準備に入っていきたいと思います。 |
| 問) | いわゆる沖縄密約問題で菅大臣が、元事務次官など、当時の幹部への新たな調査の実施も検討するという考えを示していますが、この新たな調査について現在どのような検討がされているんでしょうか。 |
| 答) | 一応総ざらいをして資料を探したけれども、やはりなかなか見つからないという中で、ポジションとか期間とかを絞った中でもう少し、人については精査する必要があるのではないか、よくリサーチした方かよいのではないかという考え方のもとで今、整理をしている段階であります。 |
| 問) | 先ほど冒頭でもおっしゃられたASEMへの出席取りやめについて、金曜日の午前中までは出席される予定で準備されていたかと思うんですけれど、その後の経緯、いつごろ、どういうふうに取りやめが決まったのか、もう少し詳しくお伝えいただけますでしょうか。 |
| 答) | 連絡が入ったのは午前の相当早い段階、6時前後に成田欠航だという報告が入りまして、車で自宅に迎えに来ていただいて成田へ向う手はずだったのですが、車に来ていただいて、すぐこちらへ戻りまして善後策を検討させていただきました。何とかルートはないかなということで調べたのですが、アメリカから回ってマドリッドというコースもあることはあったのですが、既に予約が集中して取れそうもないということと、それから、南の方からのルートで乗り継ぎを経て行くというやり方がありました。具体的に出たのは、バンコック、アテネ、ローマを経てマドリッドと。ただ、これは順調に行った場合でございまして、それで行った場合も土曜日の夕方到着ということで、実質的な会議が終わってしまうような段階でございましたので、火山灰が北から南に降りてくるとマドリッドも閉鎖になるのではないかという懸念がありましたし、実際そうなりました。そういうことで、これはちょっと難しいなという判断を。途中でアジアの他国の状況も聞きましたら、行けないという国も相当増えてきているという段階でございましたので、残念ながら、お昼ぐらいですか、断念をしました。それまでは色々ルートを模索しましたけれど、どうしても間に合わないということが分かりました。 |
| 問) | かねてから菅大臣が、増税した場合でもかなり経済成長が見込めるという話を繰り返しされていますけれども、野田副大臣ご自身は、増税した場合の経済や景気への影響というのをどのようにお考えかというのを教えて下さい。 |
| 答) | かつて増税をした時にどういう経済的な影響があったのかということを今分析している最中でございます。 |
| 問) | 子ども手当のバウチャー化について、現在お考えの変更とかがあったら教えていただきたいんですけれども。 |
| 答) | 私が今、特にどうのということではありません。マニフェストの企画委員会等でもご議論があるでしょうし、具体的には来年度の予算編成の時に具体化する話だと思いますので、現時点でどうのこうのと定まった考えは持っていません。 |
| 問) | 参院選のマニフェストの議論についてお伺いします。特に財源の問題なんですけれども、野党時代は実際政権を取ってみないといろんな情報等分からないことがあると。財布の中身を見てみないと、というようなことをおっしゃっていたかと思うんですが、実際、特に副大臣、予算編成に携わられたお立場で、次の参院選のマニフェストの財源のあり方についてどのようにお考えでしょうか。 |
| 答) | ちょうど間もなく行政刷新会議の事業仕分けも始まります。そういう行政刷新会議との連携もしっかりやりながら、なるべく歳出削減というのが王道だとは思いますが、そうは言いながらも、23年度の編成というのは、22年度の編成の時よりも大変財源的には難しくなると思っていますので、当然財源を踏まえたマニフェストということを作っていくということが大事ではないかなと思います。参議院の選挙で、公約で言った直後に、予算編成、23年度の編成に入ってやはり出来なかったというやり方は、国民から厳しく批判を受けると思いますので、そのことを念頭に置きながらマニフェストは作っていくべきではないかなと思います。 |
| 問) | 衆院選マニフェストでもある程度財源の説明のような表が添付されていたかと思うんですが、ああいったものを具体的に示すべきだというふうにお考えですか。 |
| 答) | その書き方とか書きぶりというのはこれからの議論だとは思いますが、財源論なくしては、マニフェストというのは、基本的に私は作り得ないというふうに思います。 |
| 問) | 先ほどのやりとりの中で、財政健全化法案の中身のイメージについてですけれども、今後の予算編成にも強くコミットするものでないと意味がないということですけれども、そうしますと、ある程度歳出を絞るような、数値目標的なものが財政健全化法の中には入ってくるというようなイメージを持っていらっしゃるということなんでしょうか。 |
| 答) | どうしても中期財政フレームと財政運営戦略は作るわけでありますから、中期財政フレームですと、これは複数年度、23年度から25年度までの歳出の骨格とか、こういうものが出てきます、歳入の見通しとか。だから、そういうものを踏まえます。当然、財政運営戦略ですと、さらに10年ぐらい先まで考えるわけですから、そういうことが内容的には入ってくる法律になると思います。 |
| (以上) | |
