| 日本経済の効率性と回復策に関する研究会(II) (平成12年12月〜平成13年6月) |
|---|
1.研究会開催目的
90年代になって、わが国経済の成長率が長期的に低下していることから、日本経済の効率性の回復が課題となっております。
このため、日本経済の効率性について、産業別にアメリカとの比較等を通じたファクトファインディング研究を行い、効率化を妨げている要因を探るため、平成11年10月から平成12年5月まで「日本経済の効率性と回復策に関する研究会」において議論を進めてきました。
同研究会では、8業種(農業、自動車、パソコン、流通、情報・通信、銀行、航空、映画)の経営システムや生産システムにかかわる問題、更に産業横断的に見られる共通の問題について多角的に議論・検討を行った上で,各分野においてそれぞれ効率性の低下をもたらしている要因を分析、指摘するとともに、日本経済に共通する経営戦略の問題と規制など社会制度の問題を明らかにしてきました。
しかし、日本経済にはこれまで分析対象とした産業だけでなく、他にも先進諸国に比べて効率性に問題のある産業もいまだ数多く存在します。そのため、「日本経済の効率性と回復策に関する研究会(II)」を発足し、建設、医療、薬品、電力、食品、住宅の6業種について、効率化・コスト削減を妨げている要因を明らかにしていくものです。
2.「日本経済の効率性と回復策に関する研究会(II)」メンバー名簿
| ・座長 | 中条 潮 | 慶応義塾大学商学部教授 |
| ・メンバー | 泉田 成美 | 東北大学大学院経済学研究科助教授 |
| (50音順) | 遠藤 久夫 | 学習院大学経済学部教授 |
| 川本 裕子 | マッキンゼ-・アンド・カンパニー シニアエクスパート | |
| 木村 福成 | 慶應義塾大学経済学部教授 | |
| 桑原 秀史 | 関西学院大学経済学部教授 | |
| 斎藤 勝宏 | 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授 | |
| 杉本 義行 | 成城大学経済学部教授 | |
| 竹内 弘高 | 一橋大学大学院国際企業戦略研究科長 | |
| トラン・ヴァン・トゥ | 早稲田大学社会科学部教授 | |
| 長岡 貞男 | 一橋大学イノベーション研究センター教授 | |
| 西村 周三 | 京都大学経済学部教授 | |
| 藤井 眞理子 | 東京大学先端科学技術研究センター教授 | |
| 松村 秀一 | 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教授 | |
| 矢島 正之 | 電力中央研究所研究参事 |
3.研究会の進め方
原則として毎月1回程度の頻度で実施し、メンバーからの担当産業に係る報告を基に議論を行い、平成13年6月27日に全体報告書をとりまとめました。
4.研究会開催実績等
| ○ | 第1回研究会(平成12年12月19日) |
| ・今後の進め方等に係るフリートーキング | |
| ○ | 第2回研究会(平成13年2月2日) |
| ・事務局から「住宅」についての報告 | |
| ・メンバー杉本義行、斎藤勝宏から「食品」についての報告 | |
| ○ | 第3回研究会(平成13年3月16日) |
| ・メンバー泉田成美から「建設」についての報告 | |
| ・メンバー遠藤久夫から「薬品」についての報告 | |
| ○ | 第4回研究会(平成13年3月29日) |
| ・メンバー西村周三から「医療」についての報告 | |
| ・メンバー矢島正之から「電力」についての報告 | |
| ○ | 第5回研究会(平成13年4月10日) |
| ・メンバー中条潮から「総論」についての報告 | |
| ・包括的検討 | |
| ○ | 「日本経済の効率性と回復策に関する研究会」報告書(平成13年6月27日) |
| ・――制度依存的経営から挑戦的経営へ―― |
| 連絡・問合わせ先 大蔵省財務総合政策研究所 調査統計部 TEL03−3581−4111(内線5328) |
|---|