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報道発表

平成29年11月9日

財務省

平成29年度上期中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同期比
貿易・サービス収支2兆1,104億円▲168億円(黒字幅縮小)
 貿易収支2兆6,869億円▲2,750億円(黒字幅縮小)
 輸出37兆5,619億円+4兆2,992億円(+12.9%増加)
輸入34兆8,750億円+4兆5,741億円(+15.1%増加)
サービス収支▲5,764億円+2,582億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支10兆3,823億円+1兆1,463億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲9,589億円+798億円(赤字幅縮小)
経常収支11兆5,339億円+1兆2,094億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:2兆1,104億円の黒字(前年同期比▲168億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は、黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:2兆6,869億円の黒字(前年同期比▲2,750億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:37兆5,619億円(前年同期比+4兆2,992億円[+12.9%]増加)

  2. 入:34兆8,750億円(前年同期比+4兆5,741億円[+15.1%]増加)

[参考1] 平成29年度上半期分貿易統計(通関ベース:財務省関税局10月31日付公表)

(1) 輸出:38兆3,739億円(確報値:前年同期比+4兆3,533億円[+12.8%]増加、数量:同+5.5%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+3,303億円 [+6.1%]、数量:同+4.6%)、半導体等電子部品(同+2,397億円[+13.6%])、自動車の部分品(同+2,271億円[+13.4%]、数量:同+6.9%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2兆8,861億円 [+16.0%])等が増加。

(2) 輸入:36兆4,605億円(9桁速報値:前年同期比+4兆8,468億円[+15.3%]増加、数量:同+3.3%増加)

  1. 「商品別」では、石炭(同+5,252億円[+73.1%]、数量:同+2.9%)、液化天然ガス(同+4,940億円[+36.1%]、数量:同▲0.6%)、原粗油(同+4,853億円[+17.8%]、数量:同▲4.3%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+1兆9,782億円[+12.4%])、対中東(同+5,572億円[+17.9%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同期比は財務省で算出)

  1. ドルベース:51.36米ドル/バレル(前年同期比+17.3%)

  2. 円ベース:35,860円/キロリットル(前年同期比+23.1%)

(2) サービス収支:▲5,764億円の赤字(前年同期比+2,582億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(29年度上期):14,659,247人(前年同期比+19.9%)

出国日本人数(29年度上期):8,882,621人(前年同期比+3.8%)

(出典:日本政府観光局(JNTO)の資料により財務省で算出)

2.第一次所得収支:10兆3,823億円の黒字(前年同期比+1兆1,463億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は2兆1,093億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資7兆5,191億円9兆9,716億円
証券投資3兆5,524億円▲8兆4,966億円
 株式・投資ファンド持分5兆6,335億円1兆1,964億円
中長期債▲1兆9,794億円▲5兆3,447億円
短期債▲1,018億円▲4兆3,483億円
金融派生商品3,296億円2兆7,851億円
その他投資▲3兆6,408億円2兆4,156億円
外貨準備1兆4,777億円7,785億円
金融収支9兆2,379億円7兆4,543億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が9兆2,379億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:8兆2,962億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:6兆3,654億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:5兆4,322億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:7,771億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:7,319億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:7兆4,116億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の期中平均レート)

111.01円/米ドル(前年同期:105.20円/米ドル、前年同期比5.5%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの期中平均レート)

126.34円/ユーロ(前年同期:118.06円/ユーロ、前年同期比7.0%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888