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報道発表

平成30年1月12日

財務省

平成29年11月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支2,227億円▲1,808億円(黒字幅縮小)
 貿易収支1,810億円▲1,591億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆7,683億円+8,265億円(+13.9%増加)
輸入6兆5,873億円+9,856億円(+17.6%増加)
サービス収支417億円▲218億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支1兆3,298億円+1,249億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲2,052億円▲236億円(赤字幅拡大)
経常収支1兆3,473億円▲795億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:2,227億円の黒字(前年同月比▲1,808億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:1,810億円の黒字(前年同月比▲1,591億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆7,683億円(前年同月比+8,265億円[+13.9%]増加、12か月連続の増加)

  2. 入:6兆5,873億円(前年同月比+9,856億円[+17.6%]増加、11か月連続の増加)

[参考1] 平成29年11月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局12月27日付公表)

(1) 輸出:6兆9,210億円(確報値:前年同月比+9,646億円[+16.2%]増加、数量:同+5.5%増加、価格:同+10.1%増加)

  1. 「商品別」では、半導体等製造装置(同+837億円[+54.7%]、数量:同+44.9%)、自動車(同+792億円[+7.7%] 、数量:同+2.5%)、鉄鋼(同+633億円[+27.9%]、数量:同▲2.1%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+6,597億円[+20.4%])等が増加。

(2) 輸入:6兆8,088億円(9桁速報値:前年同月比+9,989億円[+17.2%]増加、数量:同+2.6%増加、価格:同+14.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,402億円[+28.4%]、数量:同+1.1%)、通信機(同+1,399億円[+54.5%])、非鉄金属(同+570億円[+52.5%]、数量:同+22.7%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,701億円[+19.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:57.68米ドル/バレル(前年同月比+17.5%)

  2. 円ベース:41,187円/キロリットル(前年同月比+27.0%)

(2) サービス収支:417億円の黒字(前年同月比▲218億円 黒字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字に転化したこと等から、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(11月):2,377,900人(前年同月比+26.8%)

出国日本人数(11月):1,547,000人(前年同月比+4.6%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆3,298億円の黒字(前年同月比+1,249億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は4,235億円の黒字)

「証券投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 11月
直接投資6,484億円7,911億円
証券投資▲1兆9,464億円▲2兆2,280億円
 株式・投資ファンド持分2兆 918億円▲2兆2,319億円
中長期債▲1兆8,252億円▲1兆9,152億円
短期債▲2兆2,130億円1兆9,192億円
金融派生商品5,914億円5,142億円
その他投資2兆2,484億円1,022億円
外貨準備▲1,372億円▲327億円
金融収支1兆4,046億円▲8,532億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆4,046億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:8,432億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆6,880億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲6,840億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,949億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲4,038億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆1,412億円の負債増

政府機関債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.92円/米ドル(前年同月:108.18円/米ドル、前年同月比4.4%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート

132.46円/ユーロ(前年同月:116.96円/ユーロ、前年同月比13.3%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888