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報道発表

平成29年12月8日

財務省

平成29年10月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支3,967億円+1,578億円(黒字幅拡大)
 貿易収支4,302億円▲1,357億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆5,735億円+8,245億円(+14.3%増加)
輸入6兆1,433億円+9,602億円(+18.5%増加)
サービス収支▲334億円+2,935億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆9,405億円+4,656億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,608億円+65億円(赤字幅縮小)
経常収支2兆1,764億円+6,298億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:3,967億円の黒字(前年同月比+1,578億円 黒字幅拡大)

「サービス収支」が赤字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:4,302億円の黒字(前年同月比▲1,357億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆5,735億円(前年同月比+8,245億円[+14.3%]増加、11か月連続の増加)

  2. 入:6兆1,433億円(前年同月比+9,602億円[+18.5%]増加、10か月連続の増加)

[参考1] 平成29年10月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局11月29日付公表)

(1) 輸出:6兆6,936億円(確報値:前年同月比+8,233億円[+14.0%]増加、数量:同+3.8%増加、価格:同+9.8%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+644億円[+6.5%]、数量:同▲0.9%)、半導体等製造装置(同+477億円[+29.5%] 、数量:同+66.3%)、有機化合物(同+394億円[+30.9%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,903億円[+18.9%])等が増加。

(2) 輸入:6兆4,090億円(9桁速報値:前年同月比+1兆199億円[+18.9%]増加、数量:同+3.2%増加、価格:同+15.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,721億円[+43.0%]、数量:同+7.8%)、石油製品(同+609億円[+90.3%])、石炭(同+552億円[+36.7%]、数量:同▲7.2%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,689億円[+17.2%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:54.76米ドル/バレル(前年同月比+20.9%)

  2. 円ベース:38,719円/キロリットル(前年同月比+32.7%)

(2) サービス収支:▲334億円の赤字(前年同月比+2,935億円 赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したほか、「旅行収支」が黒字幅を拡大したことから、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(10月):2,595,200人(前年同月比+21.5%)

出国日本人数(10月):1,464,000人(前年同月比+0.1%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆9,405億円の黒字(前年同月比+4,656億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は 4,259億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 10月
直接投資7,911億円2兆1,495億円
証券投資▲2兆2,280億円▲358億円
 株式・投資ファンド持分▲2兆2,319億円1兆9,104億円
中長期債▲1兆9,152億円▲1兆4,305億円
短期債1兆9,192億円▲5,156億円
金融派生商品5,142億円1,648億円
その他投資1,022億円▲8,564億円
外貨準備▲327億円6,149億円
金融収支▲8,532億円2兆371億円

「株式・投資ファンド持分」を中心とした「証券投資」において純資産が減少したこと等から、「金融収支」は純資産が▲8,532億円減少した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:9,789億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆2,293億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲1兆4,706億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,878億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:3兆4,613億円の負債増

銀行業等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:4,446億円の負債増

その他債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.96円/米ドル(前年同月:103.82円/米ドル、前年同月比8.8%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

132.81円/ユーロ(前年同月:114.41円/ユーロ、前年同月比16.1%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888