現在位置 : トップページ > 国際政策 > 関連資料・データ > 国際収支状況 > 速報 > 平成29年9月中 国際収支状況(速報)の概要

報道発表

平成29年11月9日

財務省

平成29年9月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支7,764億円+2,021億円 (黒字幅拡大)
 貿易収支8,522億円+1,850億円 (黒字幅拡大)
 輸出6兆7,253億円+8,448億円 (+14.4%増加)
輸入5兆8,731億円+6,598億円 (+12.7%増加)
サービス収支▲758億円+171億円 (赤字幅縮小)
第一次所得収支1兆7,025億円+1,925億円 (黒字幅拡大)
第二次所得収支▲2,077億円+123億円 (赤字幅縮小)
経常収支2兆2,712億円+4,069億円 (黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:7,764億円の黒字(前年同月比+2,021億円 黒字幅拡大)

「貿易収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:8,522億円の黒字(前年同月比+1,850億円 黒字幅拡大)

輸出額の増加が輸入額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:6兆7,253億円(前年同月比+8,448億円[+14.4%]増加、10か月連続の増加)

  2. 入:5兆8,731億円(前年同月比+6,598億円[+12.7%]増加、9か月連続の増加)

[参考1] 平成29年9月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局10月31日付公表)

(1) 輸出:6兆8,111億円(確報値:前年同月比+8,421億円[+14.1%]増加、数量:同+4.8%増加、価格:同+8.9%増加)

  1. 「商品別」では、原動機(同+400億円[+19.6%]、数量:同+10.7%)、半導体等電子部品(同+392億円[+12.3%])、有機化合物(同+379億円[+31.5%] )等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,832億円[+18.7%])等が増加。

(2) 輸入:6兆1,434億円(9桁速報値:前年同月比+6,610億円[+12.1%]増加、数量:同▲0.2%減少、価格:同+12.3%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+685億円[+15.0%]、数量:同▲5.3%)、石炭(同+549億円[+41.8%]、数量:同▲9.7%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+2,212億円[+7.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:51.51米ドル/バレル(前年同月比+13.1%)

  2. 円ベース:35,472円/キロリットル(前年同月比+21.5%)

(2) サービス収支:▲758億円の赤字(前年同月比+171億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(9月):2,280,100人(前年同月比+18.9%)

出国日本人数(9月):1,625,000人(前年同月比+4.7%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆7,025億円の黒字(前年同月比+1,925億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は 4,257億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資2兆1,495億円5,927億円
証券投資▲358億円▲1兆4,135億円
 株式・投資ファンド持分1兆9,104億円2兆6,073億円
中長期債▲1兆4,305億円▲1兆8,078億円
短期債▲5,156億円▲2兆2,130億円
金融派生商品1,648億円▲31億円
その他投資▲8,564億円2兆4,528億円
外貨準備6,149億円2,941億円
金融収支2兆371億円1兆9,230億円

「直接投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が2兆371億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:2兆795億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:5,616億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲866億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲700億円の負債減

本邦企業による海外関連会社に対する借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1兆3,488億円の負債減

輸送用機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆3,439億円の負債増

その他債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

110.68円/米ドル(前年同月:102.04円/米ドル、前年同月比8.5%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

131.86円/ユーロ(前年同月:114.35円/ユーロ、前年同月比15.3%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888