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報道発表

平成29年10月10日

財務省

平成29年8月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支3,389億円+1,714億円(黒字幅拡大)
 貿易収支3,187億円+1,006億円(黒字幅拡大)
 輸出6兆1,656億円+8,657億円(+16.3%増加)
輸入5兆8,470億円+7,650億円(+15.1%増加)
サービス収支202億円+708億円(黒字転化)
第一次所得収支2兆2,385億円+2,575億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,970億円▲188億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆3,804億円+4,100億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したこと等から、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:3,389億円の黒字(前年同月比+1,714億円 黒字幅拡大)

「貿易収支」が黒字幅を拡大したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:3,187億円の黒字(前年同月比+1,006億円 黒字幅拡大)

輸出額の増加が輸入額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を拡大した。

  1. 出:6兆1,656億円(前年同月比+8,657億円[+16.3%]増加、9か月連続の増加)

  2. 入:5兆8,470億円(前年同月比+7,650億円[+15.1%]増加、8か月連続の増加)

[参考1] 平成29年8月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局9月28日公表)

(1) 輸出:6兆2,786億円(確報値:前年同月比+9,622億円[+18.1%]増加、数量:同+10.4%増加、価格:同+7.0%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+1,127億円[+14.5%]、数量:同+12.5%)、半導体等電子部品(同+569億円[+19.1%])、自動車の部分品(同+470億円[+18.1%]、数量:同+8.9%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+5,834億円[+19.9%])、対米国(同+2,121億円[+21.8%])等が増加。

(2) 輸入:6兆1,660億円(9桁速報値:前年同月比+8,149億円[+15.2%]増加、数量:同+2.4%増加、価格:同+12.6%増加)

  1. 「商品別」では、石炭(同+818億円[+69.9%]、数量:同+6.6%)、液化天然ガス(同+745億円[+27.4%]、数量:同▲6.0%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,615億円[+13.7%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:49.02米ドル/バレル(前年同月比+7.9%)

  2. 円ベース:34,159円/キロリットル(前年同月比+15.7%)

(2) サービス収支:202億円の黒字(前年同月比+708億円 黒字転化)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は黒字に転化した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(8月):2,477,500人(前年同月比+20.9%)

出国日本人数(8月):1,889,000人(前年同月比+3.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆2,385億円の黒字(前年同月比+2,575億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,350億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資5,927億円1兆1,811億円
証券投資▲1兆4,135億円6兆3,329億円
 株式・投資ファンド持分2兆6,073億円4,086億円
中長期債▲1兆8,078億円3兆 137億円
短期債▲2兆2,130億円2兆9,107億円
金融派生商品▲ 31億円3,702億円
その他投資2兆4,528億円▲7兆 742億円
外貨準備2,941億円441億円
金融収支1兆9,230億円8,542億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆9,230億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:8,266億円の資産増

本邦企業による海外子会社への貸付等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆5,434億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:6,016億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:2,340億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1兆639億円の負債減

輸送用機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:2兆4,094億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

109.91円/米ドル(前年同月:101.27円/米ドル、前年同月比8.5%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

129.84円/ユーロ(前年同月:113.54円/ユーロ、前年同月比14.4%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888