現在位置 : トップページ > 国際政策 > 関連資料・データ > 国際収支状況 > 速報 > 平成29年7月中 国際収支状況(速報)の概要

報道発表

平成29年9月8日

財務省

平成29年7月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支3,293億円▲679億円(黒字幅縮小)
 貿易収支5,666億円▲341億円(黒字幅縮小)
 輸出6兆4,012億円+8,451億円(+15.2%増加)
輸入5兆8,345億円+8,792億円(+17.7%増加)
サービス収支▲2,373億円▲338億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支2兆1,470億円+4,535億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,563億円▲52億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆3,200億円+3,804億円(黒字幅拡大)

「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を拡大したことから、黒字幅を拡大した。

1.貿易・サービス収支:3,293億円の黒字(前年同月比▲679億円 黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,666億円の黒字(前年同月比▲341億円 黒字幅縮小)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆4,012億円(前年同月比+8,451億円[+15.2%]増加、8か月連続の増加)

  2. 入:5兆8,345億円(前年同月比+8,792億円[+17.7%]増加、7か月連続の増加)

[参考1] 平成29年7月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局8月30日公表)

(1) 輸出:6兆4,952億円(確報値:前年同月比+7,668億円[+13.4%]増加、数量:同+2.6%増加、価格:同+10.5%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+574億円[+5.9%]、数量:同+2.4%)、船舶(同+486億円[+71.5%]、数量:同+59.6%)、自動車の部分品(同+455億円[+15.8%]、数量:同+7.1%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,514億円[+14.8%])、対米国(同+1,363億円[+11.5%])等が増加。

(2) 輸入:6兆735億円(9桁速報値:前年同月比+8,496億円[+16.3%]増加、数量:同+3.2%増加、価格:同+12.7%増加)

  1. 「商品別」では、液化天然ガス(同+1,053億円[+46.8%]、数量:同+3.6%)、石炭(同+836億円[+67.7%]、数量:同+3.7%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,623億円[+18.0%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:48.34米ドル/バレル(前年同月比+1.3%)

  2. 円ベース:34,176円/キロリットル(前年同月比+10.5%)

(2) サービス収支:▲2,373億円の赤字(前年同月比▲338億円 赤字幅拡大)

「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(7月):2,681,500人(前年同月比+16.8%)

出国日本人数(7月):1,482,000人(前年同月比+3.2%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆1,470億円の黒字(前年同月比+4,535億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,339億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資1兆1,811億円1兆4,614億円
証券投資6兆3,329億円1兆1,731億円
 株式・投資ファンド持分4,086億円9,475億円
中長期債3兆 137億円2兆 263億円
短期債2兆9,107億円▲1兆8,007億円
金融派生商品3,702億円▲175億円
その他投資▲7兆 742億円▲1兆1,727億円
外貨準備441億円▲1,006億円
金融収支8,542億円1兆3,437億円

「中長期債」を中心とした「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が8,542億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆2,562億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆620億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:4兆6,804億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:751億円の負債増

海外企業による本邦企業への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:6,535億円の負債増

電気機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆6,667億円の負債増

その他債券が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.44円/米ドル(前年同月:103.9円/米ドル、前年同月比8.2%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

129.50円/ユーロ(前年同月:115.03円/ユーロ、前年同月比12.6%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888