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報道発表

平成29年7月10日

財務省

平成29年5月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
 前年同月比
貿易・サービス収支▲730億円▲1,857億円(赤字転化)
 貿易収支▲1,151億円▲1,459億円(赤字転化)
 輸出5兆7,145億円+6,509億円(+12.9%増加)
輸入5兆8,297億円+7,968億円(+15.8%増加)
サービス収支421億円▲398億円(黒字幅縮小)
第一次所得収支1兆9,243億円+306億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,973億円+514億円(赤字幅縮小)
経常収支1兆6,539億円▲1,037億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲730億円の赤字(前年同月比▲1,857億円 赤字転化)

「貿易収支」が赤字に転化したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字に転化した。

(1) 貿易収支:▲1,151億円の赤字(前年同月比▲1,459億円 赤字転化)

輸入額の増加が輸出額の増加を上回ったことから、「貿易収支」は赤字に転化した。

  1. 出:5兆7,145億円(前年同月比+6,509億円[+12.9%]増加、6か月連続の増加)

  2. 入:5兆8,297億円(前年同月比+7,968億円[+15.8%]増加、5か月連続の増加)

[参考1] 平成29年5月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局6月29日公表)

(1) 輸出:5兆8,512億円(確報値:前年同月比+7,592億円[+14.9%]増加、数量:同+7.5%増加、価格:同+6.9%増加)

  1. 「商品別」では、自動車(同+612億円[+8.2%]、数量:同+7.6%)、鉄鋼(同+455億円[+19.8%]、数量:同▲12.6%)、船舶(同+420億円[+42.0%]、数量:同▲14.3%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+4,650億円[+16.8%])等が増加。

(2) 輸入:6兆554億円(9桁速報値:前年同月比+9,161億円[+17.8%]増加、数量:同+5.4%増加、価格:同+11.8%増加)

  1. 「商品別」では、液化天然ガス(同+1,259億円[+68.6%]、数量:同+13.0%)、石炭(同+929億円[+74.7%]、数量:同▲6.0%)、原粗油(同+764億円[+17.0%]、数量:同▲13.5%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+3,692億円[+14.4%])、対中東(同+1,198億円[+24.0%])等が増加。

[参考2] 原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:53.83米ドル/バレル(前年同月比+32.1%)

  2. 円ベース:37,760円/キロリットル(前年同月比+35.3%)

(2) サービス収支:421億円の黒字(前年同月比▲398億円 黒字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字に転化したことから、「サービス収支」は黒字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(5月):2,294,700人(前年同月比+21.2%)

出国日本人数(5月):1,315,000人(前年同月比+6.6%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆9,243億円の黒字(前年同月比+306億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は3,411億円の黒字)

「証券投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
 
直接投資1兆6,182億円4,658億円
証券投資4兆9,751億円▲7兆3,080億円
 株式・投資ファンド持分7,020億円▲9,297億円
中長期債1兆6,178億円▲5兆3,973億円
短期債2兆6,553億円▲9,810億円
金融派生商品2,678億円▲4,532億円
その他投資▲4兆9,932億円8兆 577億円
外貨準備3,169億円3,083億円
金融収支2兆1,847億円1兆 705億円

「短期債」を中心とした「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が2兆1,847億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆7,662億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆3,900億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:3兆1,334億円の資産増

銀行等(銀行勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,480億円の負債増

本邦企業による海外子会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:6,880億円の負債増

情報・通信業等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:1兆5,156億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

112.21円/米ドル(前年同月:109.15円/米ドル、前年同月比2.8%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

124.14円/ユーロ(前年同月:123.21円/ユーロ、前年同月比0.8%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888