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報道発表

平成29年3月8日

財務省

平成29年1月中 国際収支状況(速報)の概要

T 経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支▲1兆  892億円▲4,714億円(赤字幅拡大)
 貿易収支▲8,534億円▲4,218億円(赤字幅拡大)
 輸出5兆5,173億円+1,561億円(+2.9%増加)
輸入6兆3,707億円+5,779億円(+10.0%増加)
サービス収支▲2,357億円▲496億円(赤字幅拡大)
第一次所得収支1兆2,655億円▲715億円(黒字幅縮小)
第二次所得収支▲1,108億円+184億円(赤字幅縮小)
経常収支655億円▲5,245億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が赤字幅を拡大したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:▲1兆892億円の赤字(前年同月比▲4,714億円 赤字幅拡大)

「貿易収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

(1) 貿易収支:▲8,534億円の赤字(前年同月比▲4,218億円 赤字幅拡大)

原油価格の上昇等により輸入額が増加したことから、「貿易収支」は赤字幅を拡大した。

  1. 出:5兆5,173億円(前年同月比+1,561億円[+2.9%]増加、2か月連続の増加)

  2. 入:6兆3,707億円(前年同月比+5,779億円[+10.0%]増加、25か月振りの増加)

[参考1] 平成29年1月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局2月24日付公表)

(1) 輸出:5兆4,220億円(確報値:前年同月比+706億円[+1.3%]増加、数量:同▲0.3%減少)

  1. 「商品別」では、鉱物性燃料(同+382億円[+52.1%])、自動車の部分品(同+289億円[+12.5%]、数量:同+8.6%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジアNIEs(同+884億円[+7.7%])等が増加。

(2) 輸入:6兆5,096億円(9桁速報値:前年同月比+5,105億円[+8.5%]増加、数量:同+6.2%増加)

  1. 「商品別」では、原粗油(同+1,677億円[+35.7%]、数量:同▲3.5%)、石炭(同+794億円[+52.3%]、数量:同+3.5%)等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同+1,629億円[+28.2%])等が増加。

[参考2] 原油価格(石油連盟)

  1. ドルベース:53.30米ドル/バレル(前年同月比+44.3%)

  2. 円ベース:39,043円/キロリットル(前年同月比+40.5%)

(2) サービス収支:▲2,357億円の赤字(前年同月比▲496億円 赤字幅拡大)

「旅行収支」が黒字幅を拡大したものの、「その他サービス収支」が赤字幅を拡大したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を拡大した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(1月):2,295,700人(前年同月比+24.0%)

出国日本人数(1月):1,300,000人(前年同月比+1.9%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆2,655億円の黒字(前年同月比▲715億円 黒字幅縮小)(うち再投資収益は3,516億円の黒字)

「直接投資収益」が黒字幅を縮小したことから、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U 金融収支

金融収支の内訳
直接投資1兆1,110億円2兆1,030億円
証券投資▲4兆7,137億円▲5兆1,609億円
 株式・投資ファンド持分8,430億円▲9,813億円
中長期債▲3兆2,710億円▲1兆6,136億円
短期債▲2兆2,858億円▲2兆5,659億円
金融派生商品5,916億円1兆1,969億円
その他投資3,775億円2兆3,110億円
外貨準備1兆  986億円▲704億円
金融収支▲1兆5,351億円3,796億円

「中長期債」を中心に「証券投資」において純資産が減少したことから、「金融収支」は純資産が▲1兆5,351億円減少した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆1,074億円の資産増

本邦企業による海外企業の買収等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:7,637億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲1兆2,593億円の資産減

銀行(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲36億円の負債減

本邦企業による海外子会社に対する借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲793億円の負債減

医薬品等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:2兆116億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

114.73円/米ドル(前年同月:118.25円/米ドル、前年同月比3.0%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

122.07円/ユーロ(前年同月:128.33円/ユーロ、前年同月比4.9%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888