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報道発表

平成28年3月8日

財務省

平成28年1月中 国際収支状況(速報)の概要

I 経常収支

経常収支の内訳
 金 額前年同月比
貿易・サービス収支 ▲6,377億円 +5,950億円 (赤字幅縮小)
 貿易収支 ▲4,110億円 +4,455億円 (赤字幅縮小)
 輸出 5兆3,550億円 ▲9,739億円 (▲15.4%減少)
輸入 5兆7,660億円 ▲1兆4,194億円 (▲19.8%減少)
サービス収支 ▲2,267億円 +1,495億円 (赤字幅縮小)
第一次所得収支 1兆3,310億円 ▲880億円 (黒字幅縮小)
第二次所得収支 ▲1,726億円 ▲880億円 (赤字幅拡大)
経常収支 5,208億円 +4,190億円 (黒字幅拡大)

「経常収支」は、「貿易・サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、平成26年7月以降19か月連続の黒字となった。

1.貿易・サービス収支:▲6,377億円の赤字(前年同月比+5,950億円 赤字幅縮小)

「貿易収支」及び「サービス収支」が赤字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は、赤字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:▲4,110億円の赤字(前年同月比+4,455億円 赤字幅縮小)

鉱物性燃料の輸入額が減少したこと等から、「貿易収支」は赤字幅を縮小した。

  1. 輸 出:5兆3,550億円(前年同月比▲9,739億円[▲15.4%]減少)
    前年同月比で5か月連続の減少。

  2. 輸 入:5兆7,660億円(前年同月比▲1兆4,194億円[▲19.8%]減少)
    前年同月比で13か月連続の減少。

[参考1] 平成28年1月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局2月26日付公表)

(1) 輸出:5兆3,514億円(確報値:前年同月比▲7,920億円[▲12.9%]減少、数量:同▲9.1%減少)

  1. 「商品別」では、鉄鋼(同▲1,052億円[▲31.3%])、有機化合物(同▲501億円[▲24.0%])、鉱物性燃料(同▲482億円[▲39.6%])等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対アジアNIEs(同▲2,653億円[▲18.7%])等が減少。

(2) 輸入:6兆2億円(9桁速報値:前年同月比▲1兆3,170億円[▲18.0%]減少、数量:同▲5.1%減少)

  1. 「商品別」では、液化天然ガス(同▲4,348億円[▲55.4%]、数量:同▲14.1%)、原粗油(同▲3,618億円[▲43.4%]、数量:同▲3.4%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対中東(同▲4,444億円[▲43.5%])等が減少。

[参考2] 原油価格(石油連盟)

  1. ドルベース:37.01米ドル/バレル(前年同月比▲41.6%)

  2. 円ベース:27,838円/キロリットル(前年同月比▲41.4%)

(2) サービス収支:▲2,267億円の赤字(前年同月比+1,495億円 赤字幅縮小)

「旅行収支」が平成8年以降過去最大の黒字となったこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3] 訪日外国人旅行者数(1月):1,851,800人(前年同月比+52.0%)1月として過去最高、単月として過去2番目

出国日本人数(1月):1,276,000人(前年同月比+3.3%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:1兆3,310億円の黒字(前年同月比▲880億円[▲6.2%] 黒字幅縮小)

「証券投資収益」が減少したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

II 金融収支

金融収支の内訳
 1 月前 月
直接投資 1兆  708億円 1兆2,820億円
証券投資 1兆1,673億円 7,398億円
 株式・投資ファンド持分 2兆8,452億円 1兆  188億円
中長期債 ▲6,064億円 1兆5,545億円
短期債 ▲1兆  716億円 ▲1兆8,335億円
金融派生商品 153億円 3,169億円
その他投資 ▲1兆2,170億円 ▲7,949億円
外貨準備 1,790億円 ▲1,516億円
金融収支 1兆2,154億円 1兆3,921億円

1月中においては、「株式・投資ファンド持分」を中心とした「証券投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆2,154億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆225億円の資産増

本邦企業による海外子会社の増資引受け等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:1兆1,825億円の資産増

信託銀行(信託勘定)が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:350億円の資産増

金融商品取引業者が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:▲483億円の負債減

海外企業に対する本邦企業の借入金返済等がみられ、負債減(回収超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲1兆6,627億円の負債減

輸送用機器等の業種において売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:6,414億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4] ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

118.25円/米ドル(前年同月:118.24円/米ドル、前年同月比0.0%の円安)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

128.33円/ユーロ(前年同月:137.27円/ユーロ、前年同月比6.5%の円高)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888