宮澤蔵相ステートメント(2000.3.14)
| 平成12年3月14日 |
| 宮澤蔵相ステートメント |
| 1. | IMF専務理事の後任として我が国が推薦した榊原候補は、アジア諸国を中心に多くの国の支持を集めたものの、先日の非公式投票で3位となった。その後、新たにケーラーEBRD総裁が推薦されたのを受け、我が国としては、ケーラー氏が国際的なコンセンサスの下にIMFにおいて強力なリーダーシップを発揮することを期待し、榊原候補の推薦を取り下げることとした。 | |
| 2. | 今回の我が国による榊原候補の推薦は、IMFが真にグローバルな機関として、出身地域によらず本人の資質などに基づきそのリーダーを選んでいくべきであるとの我が国の立場を反映するものであり、同候補を支持して頂いた諸国に対して、厚く御礼申し上げたい。 | |
| 3. | この機会に我が国としては、今後のIMFのあり方に関して、以下の点が重要であると考えていることを明確にしておきたい。 | |
| (1) | IMFがサーベイランスやプログラムの力点を急激で大規模な国際的な資本移動への対応に置くなど、新たな国際経済の現実に適合するよう改革を行うこと | |
| (2) | IMF改革の一環として、世界経済の変化を反映したクォータ配分の見直しを行うこと | |
