第68回世銀・IMF合同開発委員会 コミュニケ(ポイント)(平成15年9月22日)
| 第68回 世銀・IMF合同開発委員会 コミュニケ(ポイント) |
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| ○ | MDGs(ミレニアム開発目標)を達成しようとするなら、そのための努力を強化することが喫緊の課題。そのためには途上国、先進国、国際機関の間で協調した行動が必要なことに合意。 |
○ | 貧困削減戦略(PRSP)をMDGsにより密接に関連づけること、MDGsの進捗を加速するのに必要な行動を具体化すること、及び合意された戦略を実施するのに必要な資金量と支援形態を明らかにすることに、努力する必要。 適切・タイムリーで予見可能な資金の確保と、政策・制度改革を通じた援助吸 収能力の向上の双方が重要。 世銀に対し、IMFと協調して、追加的資金を動員するための様々な政策オプションの適否について精査することを要請。 |
○ | 支援は、国毎のニーズや政策優先度に適合させていくとともに、計測可能な結果を出すことができる国に対して集中・適合させて(align)いくべき。支援は被援助国の能力強化を支援する形で供与されるべき。コミットメントは予見可能かつ長期になされるべき。また、MDGsを達成するための具体的資金ニーズを満たす形で、かつ、債務持続性の観点も含め適切な場合にはより多くをグラントで、また条件が整えば経常費用の支払いに充てられるような形で、資金供与を行うべき。 |
○ | WTOの第5回閣僚会議での交渉が合意に至らなかったのは遺憾。全ての参加者に対し、プロセスを正常な形に戻すことを強く促す。途上国自身の貿易イニシァティブを支援するように世銀の融資を適合させていく努力を強く促す。 |
○ | モンテレー国連開発資金会議での要請に応え、世銀及びIMFの意思決定における途上国の発言権および効果的な参加を向上させるための方策について議論。我々は、途上国の理事室の能力を強化するための方策につき、更なる検討を求める。春の開発委員会までに具体的な措置を取ることを期待。 |
○ | 投票権・理事会の構成を変えることに関しては、政治的なコンセンサスが形成されるまでに相当の時間と労力を必要とするが、引き続き努力を行っていくことが必要。 以上のvoiceの問題につき、2004年の総会に報告するよう、世銀・IMF理事会に要請。来年春の開発委では、今後の進め方について検討。 |
○ | HIPCイニシァティブの目的、資金手当て、実施についてのコミットメントを再確認。現在行われているトッピング・アップ(支援の追加)の方法に関する継続中の議論に留意し、この問題についての更なる検討を要請。 全ての債権者のHIPCイニシァティブへの参加を強く要請。 |
○ | PRSPアプローチの進捗を歓迎。PRSPがより現実的となり、優先順位付けが行われ、PRSPの政策と予算がより統合されつつあることを歓迎。着実な実施が課題。 |
○ | 万人のための教育(Education for All)の早期実施イニシァティブ(Fast Track Initiative)の資金手当て及びその実施から得られた教訓についての進展を次回会合で報告するよう世銀に要請。 |
○ | インフラは持続的な経済成長や投資環境の改善を通じMDGsの達成に貢献するという観点から、世銀がインフラに再び焦点を当てつつあることを支持。世銀・IFC・MIGAの協調が重要。 |
| ○ | MDGs達成のための政策および行動のグローバル・モニタリングの実施報告を歓迎、次回会合での完全な報告を期待。 |
○ | パレスチナ西岸及びガザ地区における世銀の積極的な役割を歓迎。イラクの再建と開発に関するブレトン・ウッズ機関の建設的な役割に留意。イラクに関する今後のドナー会合に期待。 |
○ | アラブ首長国連邦の当局と国民への謝意。 |
○ | トレヴァー・マニュエル南アフリカ財務相の議長再任を歓迎。 |
○ | 次回開発委員会は2004年4月25日にワシントンで開催。 |
(以上) | |
