IMF研究会・議事要旨(2013年5月開催)
- 日時
平成25年5月23日(木)10:00〜12:00 - 場所
財務省4階 第三特別会議室(中412) - テーマ
「アベノミクスの経済効果とその波及効果(スピルオーバー)について」 - 出席委員
伊藤座長、荒巻委員、有吉委員、塩路委員、清水委員、小枝委員 - 議事概要
- IMF4条協議ミッッション団より、アベノミクスの経済効果とその波及効果(スピルオーバー)についてプレゼンテーションを行った。
- 出席者から出された主な意見
・ 予定どおり2段階の消費税増税を行うためには2014年の経済成長が非常に重要。成長戦略の全体像が見えない中、アベノミクスの最終的な成功については未知数であり、「三本の矢」の全ての確実な実施が重要。
・ 邦銀のバランスシートは、JGBの割合が多く、外国資産購入やアジア向けローン及び国内商業ローンが増えていくことが望ましい。国内商業ローンを増やすためには銀行側だけでなく、企業側の投資機会を増やす努力も必要。
・ 日本の政策の他国への波及効果は、日本が三本の矢を全て確実に実施し財政健全化を行えばポジティブなものになる。短期的には、最終財の輸出等における日本との競合の状況、グローバルなサプライチェーンにおける位置付け等に応じて、国毎に様々な影響が考えられる。資本の流出入を通じた波及効果もあり得るが、これまでのところその兆候はほとんどない。
・ 円安の日本企業へのインパクトは為替変動のスピードにも依る。円建で輸出を行っている企業は、為替の動きが早くかつ急であれば、国際競争力を損なわないように価格を調整する必要がでてくる。
(注)本研究会では、率直な意見交換を促進する観点から、議事録に代わって議事要旨を作成・公開することとしています。
