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20か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G20)等

 アジア通貨危機の発生等を受け、国際金融システムや世界経済に関する議論に際しては、G7だけでなく、国際資本市場へのアクセスを有する主要な新興市場国の参加が必要、との認識が高まったことを受け、1999年6月にケルンで開催されたG7財務大臣会議において創設が合意されました。

 以来、G20財務大臣・中銀総裁会議は、国際金融システム上重要な国々が、主要な国際経済問題について議論し、世界経済の安定的かつ持続可能な成長の達成に向けて協力することを目的としたフォーラムとして、毎年開催されています。

 2008年の世界金融危機に対応すべく、首脳級の「G20首脳会合(サミット)」が初めて開催されて以降は、「G20財務トラック」として世界経済・財政・金融に関わる議論を主導し、成果を首脳に報告する役割も果たしています。G20財務トラックは、メンバー国が毎年持ち回りで議長を務め、メンバー国の財務大臣・中央銀行の総裁や国際機関のトップが、毎年複数回対面の議論を行うとともに、代理級の会合や、複数のテーマに分かれた作業部会が設置されており、年間を通じて、継続的・精力的に議論が行われています。議論の成果は、大臣・総裁会合の機会に発出される共同声明や議長声明という形で公表されています。

 日本は、最近では2019年に議長国を務め、同年6月には福岡において大臣・総裁級会合を開催しました。 

 参加メンバーはG7、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、南アフリカ、サウジアラビア、トルコの各国財務大臣及び中央銀行総裁と、EU議長国財務大臣と欧州中央銀行(ECB)総裁、AU(アフリカ連合)委員等のほか、IMFや世界銀行等の国際金融機関の代表です。

2019年6月に日本議長下で福岡にて開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議

2019年6月に日本議長下で福岡にて開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議



2019年6月に日本議長下で福岡にて開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議

2019年6月に日本議長下で福岡にて開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議


過去の声明等

令和7年(2025年)  

          • G20財務大臣・中央銀行総裁会議(令和7年2月26-27日 於:南アフリカ・ケープタウン)

     

    令和6年(2024年)  

     

    令和5年(2023年)

            • G20財務大臣・中央銀行総裁会議(令和5年10月12-13日 於:モロッコ・マラケシュ)
            • G20ニューデリー・サミット新しいウィンドウで開きます (令和5年9月9-10日)[外務省]
              • G20ニューデリー・サミット首脳宣言  仮訳 PDF新しいウィンドウで開きます / 英文PDF新しいウィンドウで開きます 
            • G20財務大臣・中央銀行総裁会議(令和5年7月17-18日 於:インド・ガンディーナガル)
            • G20財務大臣・中央銀行総裁会議(令和5年2月24-25日 於:インド・ベンガルール)

       

      令和4年(2022年)  


      令和3年(2021年)以前の声明はこちら(国立国会図書館にリンク)新しいウィンドウで開きます

       


       


      報道発表等