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税目的の透明性と情報交換に関するG20声明のポイント

税目的の透明性と情報交換に関するG20声明のポイント

20か国財務大臣・中央銀行総裁は、よい統治を強化し、あらゆる形態の金融システムの濫用と闘うことにコミット。その結果、我々は税に関する透明性と情報交換にコミット。これは、社会の公正性と衡平性を高め、経済発展を促進するために大変重要。
金融制度は商業上の機密を尊重しなければならないが、それらの機密によって違法な活動が助長されてはならない。税の分野における情報へのアクセスの欠如は、重大な悪影響をもたらす。それは、法律上支払うべき税の回避を助長し、税法を遵守する市民にとって不公正。また、租税回避よりも正当な商業上の考慮に基づいてなされるべき国際的な投資決定を歪曲。他国の税執行を制限又は阻害するような慣行を除去することがよき国際市民の証。
「税に関するモデル情報交換協定」(2002年4月にOECDにより公表)に反映されている、税目的の透明性と情報交換に関する高い基準を支持。これらの基準を採用するようすべての国に要請。
透明性に関する高い基準の実現には、政府当局が銀行の情報やその他の金融機関の保有する情報又は所有権に関する情報にアクセスできることが必要。情報交換に関する高い基準の実現には、国家間の情報交換が可能であることが必要。税に関する情報交換は、双方可罰性原則又は自国の課税利益の欠如によって制限されるべきものではない。交換された情報の利用と開示には適切な保護手段が必要。情報交換は、正当な税目的のみのために、納税者の権利や機密の保護を確保する法的メカニズムを通じて実行されるべき。
税に関する透明性の欠如と実効的情報交換の欠如によって国際金融制度に歪みが生じないよう、金融センターを有するすべての国に対してOECDの高い基準の採用・実施を要請。この基準を満たす国がそのことによって不利益を被ることがないという確信を持つこと及びこの基準を満たさない国の金融センターが、そのことによって利益を享受しないことが重要。
税目的の透明性と情報交換に関する高い基準を促進し、すべての国が、これらの基準に基づく公平な競争条件の確立に向けて作業するための場を提供する、OECD「税に関するグローバル・フォーラム」の努力を支持。

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