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報道発表

平成27年6月6日

財務省

第5回日中財務対話 共同プレスリリース 於:中国・北京

  1.   第5回日中財務対話が、麻生太郎・副総理兼財務大臣及び楼継偉・中華人民共和国財政部長の共同議長の下、両財務省の幹部の参加を得て、2015年6月6日、中国・北京で開催された。

  2.   両大臣は、財務対話が、双方にとって重要な意義を持つものであり、両国のマクロ経済情勢及び政策における意思疎通の深化と、金融分野における協力の強化に貢献するとともに、経済及び金融分野における日中の戦略的互恵関係をより一層推進させるものであるという見解で一致した。

  3.   両大臣は、世界経済は総じて未だ深い構造調整の過程にあることで一致し、コモディティー価格の変動や主要先進国の経済政策の波及効果がもたらすリスクが世界経済の回復に影響を与えうることに懸念を表明した。両大臣は、積極的に経済を構造転換する必要性を認識し、マクロ経済政策における意思疎通及び協調を深化し、外的なリスクと不確実性への対応における意志疎通及び協力を強化し、国際経済・金融に係る主要な問題における協議を継続することにコミットした。

  4.   両大臣は、両国間の金融分野における実務的な協力をさらに深化し、予算・税制・社会保障制度改革・公的債務管理・関税政策の各分野における政策的な意思疎通を強化し、金融協力を拡大し、並びに両国の経済、貿易及び投資の分野における協力を支援する必要性を強調した。

  5.   両大臣は、これまでのG20首脳会議における合意事項を積極的に実施するとともに、2015年のアンタルヤサミットにおける新たな成果を推進するため、G20における協力を強化し、これにより、国際経済協力における第一のプラットフォームとしてのG20の役割を強化し、このメカニズムの健全な発展を確保することに合意した。両大臣は、両国がアジアにおける2大大国として、東アジアにおける金融協力をさらに推進することを表明するとともに、ASEAN+3における金融協力の今後の進展の方向性について議論した。両大臣は、共通の利益に基づいて、開発金融機関との協調も含め、アジアのインフラ建設を推進する。

  6.   両大臣はまた、両国財務省間の理解を深め、互いから学び合うため、両国財務省における多様なレベル及び様々な分野における意思疎通と協調をさらに強化することに合意した。

  7.   両大臣は、来年、東京において第6回日中財務対話を開催することに合意した。