ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議
1997年夏に始まったアジア通貨危機を契機に、地域協力の必要性が強く認識され、1997年12月に、マレーシアのクアラルンプールにおいて第1回ASEAN+3(日中韓)首脳会議が開催されました。 その後、幅広く東アジアの通貨・金融問題を議論するため、ASEAN+3の枠組みでの閣僚レベルの会議としては他に先駆けて、財務大臣会議が設けられ、1999年から毎年開催されています(これまでに14回、原則としてアジア開発銀行年次総会時に開催)。
2011年5月に開催された第14回ASEAN+3財務大臣会議(於:ベトナム・ハノイ、日本及びインドネシアが共同議長)では、域内の経済情勢に関する政策対話に加え、チェンマイ・イニシアティブ(CMI)、アジア債券市場育成イニシアティブ(ABMI)、リサーチ・グループを含む地域金融協力の進展についての議論が行われました。
チェンマイ・イニシアティブのマルチ化(CMIM)に関しては、CMIMの迅速かつ円滑な発動に貢献する「実務ガイドライン」を承認したほか、「ASEAN+3マクロ経済リサーチオフィス(AMRO)」の組織や法的地位の強化の必要性について認識が一致しました。更に、今後の地域金融協力の課題として、地域における危機予防の研究開始に合意しました。
ABMIについては、「信用保証・投資ファシリティ」(CGIF)の設立等、その進捗が歓迎されました。
また、2012年より、大臣会議へ中央銀行総裁が参加し、「ASEAN+3財務大臣・中央銀行総裁会議」とすることに合意しました。
なお、ASEAN+3の参加国は日本、中国、韓国及びASEAN加盟10カ国(※)の計13カ国です。
※ ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
過去の声明等
- 第16回ASEAN+3(日中韓)財務大臣・中央銀行総裁会議 共同ステートメント(ポイント)(平成25年5月3日 於:インド・デリー)
- 第15回ASEAN+3(日中韓)財務大臣・中央銀行総裁会議 共同ステートメント(ポイント)(平成24年5月3日 於:フィリピン・マニラ)
- 第14回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議 共同ステートメント(ポイント)(平成23年5月4日 於:ベトナム・ハノイ)
- 第13回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(ポイント)
(平成22年5月2日 於:ウズベキスタン・タシケント) - 第12回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議(平成21年5月3日 於:インドネシア・バリ)
- ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(仮訳)(平成21年2月22日 於:タイ・プーケット)
- 第11回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(ポイント・仮訳)(平成20年5月4日 於:スペイン・マドリード)
- 第10回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(ポイント・仮訳)(平成19年5月5日 於:京都)
- 第9回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(ポイント・仮訳)(平成18年5月4日 於:インド・ハイデラバード)
- 第8回ASEAN+3(日中韓)財務大臣会議共同声明(ポイント)(平成17年5月4日 於:トルコ・イスタンブール)
- 第7回ASEAN+3財務大臣会議共同声明(仮訳)(平成16年5月15日 於:韓国・済州島)
- 第6回ASEAN+3財務大臣会議(平成15年8月7日 於:フィリピン・マカティ)
- アジアにおける債券市場の育成にかかるASEAN+3ハイレベルセミナー(平成15年3月1日 於:東京)
- 第5回ASEAN+3財務大臣会議共同声明(仮訳)(平成14年5月10日 於:中国・上海)
- 第4回ASEAN+3財務大臣会議共同声明(仮訳)(平成13年5月9日 於:アメリカ合衆国・ホノルル)
- 第2回ASEAN+3蔵相会議共同声明(仮訳)(平成12年5月6日 於:タイ・チェンマイ)
