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財政融資資金の調達金利や貸付金利はどのように決まっているのですか

【答】

財政融資資金は、財投債と預託金を主な財源としています。財投債は国債の一種であり、商品性も通常の国債と同じで発行も通常の国債と合わせて行われているため、調達金利は国債金利そのものです。また、国の特別会計の積立金・余裕金等からの預託金については、財務大臣が預託期間に応じて、国債の利回りに即した預託金利を定めることとされています。

一方、貸付金利についても、国債の流通利回りを基準として、貸付期間に応じ、償還方法(元金均等、元利均等、満期一括)や据置期間(貸付を受けた日以降、元金を償還せず、利子のみを支払う期間)といった償還形態の違いを反映した上で財務大臣が定めています。

なお、預託金利・貸付金利ともに下限利率を0.001%としています。