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報道発表

平成28年2月19日

財務省

平成27年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況

指定薬物の「輸入してはならない貨物」への追加に伴い

摘発件数が過去最高を記録

財務省は、平成27年の1年間に全国の税関が空港や港湾等において、不正薬物の密輸入その他の関税法違反事件を取り締まった実績をまとめましたのでお知らせします。

1.不正薬物等

  • 不正薬物*1全体の摘発件数は1,896件(前年比約4.9倍)と“過去最高”を記録し、押収量*2は約519s*3(前年比18%減)と、“5年連続で500kgを超える”など、依然として深刻な状況
    • *1 覚醒剤、大麻、あへん、麻薬(コカイン、ヘロイン、MDMA等)、向精神薬、指定薬物をいう

    • *2 錠剤型薬物を除いたもの

    • *3 薬物乱用者の通常使用量で約1,498万回分

〔指定薬物事犯〕

  • 指定薬物*4(いわゆる危険ドラッグ)は、平成27年4月、関税法上の「輸入してはならない貨物」に追加。摘発件数は1,462件と“不正薬物全体の約8割”を占め、押収量は約37kgを記録。
    • *4 中枢神経系の興奮・抑制・幻覚の作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがあるとして、厚生労働大臣が指定する薬物(医薬品医療機器等法第2条第15項)

〔覚醒剤事犯〕

  • 摘発件数は83件(前年比52%減)、押収量は約422s(前年比23%減)と、いずれも減少

〔大麻事犯〕

  • 摘発件数は122件(前年比23%増)と増加した一方、押収量は約34s(前年比55%減)と半減

〔麻薬事犯〕

  • 摘発件数は213件(前年比約2.3倍)、押収量は約26kg(前年比約4倍)と、いずれも増加し、特に摘発件数については“過去最高”を記録

2.その他

  • 知的財産侵害事犯として、商標権を侵害するバッグ等の密輸入事犯を11件告発
  • 北朝鮮関連事犯として、壁紙の不正輸出事犯及び松茸の不正輸入事犯を告発

【参考資料】

問い合わせ先

財務省関税局調査課 代表03-3581-4111

(内線) 5389