報道発表
平成25年2月18日
財務省
平成24年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況
覚醒剤の密輸入押収量が過去10年で最高を記録
大口摘発事犯の続発、密輸入手口の大口化傾向
財務省は、平成24年の1年間に全国の税関が空港や港湾等において、主な不正薬物の密輸入その他の関税法違反事件を取り締まった実績をまとめましたのでお知らせします。
1.不正薬物
〔主な不正薬物〕
- 主な不正薬物*注1全体の密輸入摘発件数は308件。覚醒剤・大麻等の粉末状薬物の押収量*注2は約626s。MDMA・向精神薬等の錠剤型薬物の押収量は約1万6千錠
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*注1 主な不正薬物には、覚醒剤、大麻、麻薬(コカイン、ヘロイン、MDMA等)、向精神薬が含まれる。
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*注2 覚醒剤・大麻等の押収量には、覚醒剤、大麻、麻薬の重量が計上されている。
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〔覚醒剤事犯〕
- 覚醒剤の密輸入事犯の摘発件数は141件、押収量は約482s
- 密輸入手口の“大口化傾向”
- 摘発件数が減少する一方、押収量が過去10年において最高
- 平成20年以来となる押収量100kg超の密輸入事犯の摘発
- 航空機旅客による密輸入事犯の覚醒剤押収量が“3年連続200s超”
- 84件摘発、約204sを押収(過去3番目)
- 運び屋による密輸入事犯のトレンドの“変化”
- 昨年横行した「欧州人」又は「若年層」の運び屋による密輸入事犯が激減
- メキシコを中心とする「中南米仕出し」の運び屋が増加
- 国際郵便による覚醒剤密輸入事犯の摘発件数が“急増”
- 31件摘発、約35sを押収(ともに過去2番目)
- 密輸入手口の“大口化傾向”
〔大麻事犯〕
- 大麻の密輸入摘発件数は82件、押収量は約132s
- 大麻密輸入事犯の摘発が、昨年に引き続き“増加”
〔麻薬事犯〕
- 麻薬の密輸入摘発件数は46件、押収量は約11s及び約4千錠
- コカイン、ヘロインの摘発件数及び押収量は“減少”
- 麻薬全体の摘発件数は“増加”
2.その他
- 薬事法に規定する指定薬物の密輸入事犯を告発(10月、門司税関)
- 商標権を侵害する財布等の密輸入事犯を告発(7・8月、大阪税関)
- 偽造有価証券の密輸入事犯を告発(12月、名古屋税関)
- 北朝鮮向けの中古自動車を中国向けと偽った虚偽申告輸出事犯を告発(5月、神戸税関)
- 豚肉の差額関税制度を悪用して、過去最高額となる関税約136億円を脱税した事犯を告発(5月、東京税関)
【参考資料】
問い合わせ先
財務省関税局 調査課 課長補佐 古島
代表03-3581-4111(内5389)
直通03-3581-4158

