平成24年度予算の後年度歳出・歳入の影響試算
平成24年1月
財務省
平成24年度予算を基に「社会保障・税一体改革素案」及び「中期財政フレーム」を前提とした後年度歳出・歳入への影響試算
| 本試算は、平成24年度予算における制度・施策を前提とした後年度負担額推計等に基づき、「社会保障・税一体改革素案」及び「中期財政フレーム(平成24年度〜平成26年度)」を前提とした上で、平成24年度予算が平成27年度までの歳出・歳入に与える影響を機械的に試算したものである。なお、本試算は、将来の予算編成を拘束するものではなく、計数は試算の前提等に応じ変化するものである。 |
[試算1-1](名目経済成長率1%台半ばを前提)
(単位:兆円)
( )書きは対前年度伸率
| 23年度 (2011年度) | 24年度 (2012年度) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 歳 出 | 国債費 | (1.8%) | (6.9%) | (10.0%) | (6.5%) | ||
| 21.5 | 21.9 | 23.5 | 25.8 | 27.5 | |||
| 基礎的財政収支対象経費 | (▲ 3.5%) | (0.0%) | (5.9%) | (2.0%) | |||
| 70.9 | 68.4 | 68.4 | 72.4 | 73.9 | |||
| 計 | (▲ 2.2%) | (1.7%) | (6.9%) | (3.2%) | |||
| 92.4 | 90.3 | 91.9 | 98.2 | 101.4 | |||
| 税 収 等 | 税収 | (3.5%) | (0.9%) | (16.5%) | (6.1%) | ||
| 40.9 | 42.3 | 42.7 | 49.7 | 52.8 | |||
| その他収入 | (▲ 47.9%) | (▲ 8.6%) | (▲ 6.7%) | (0.0%) | |||
| 7.2 | 3.7 | 3.4 | 3.2 | 3.2 | |||
| 計 | (▲ 4.2%) | (0.1%) | (14.8%) | (5.7%) | |||
| 48.1 | 46.1 | 46.1 | 52.9 | 56.0 | |||
| 差額 | (▲ 0.1%) | (3.4%) | (▲ 0.9%) | (0.2%) | |||
| 44.3 | 44.2 | 45.7 | 45.3 | 45.4 | |||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 22.3 | ▲ 19.8 | ▲ 18.2 | ||
-
1.23年度は当初予算額。
-
2.「基礎的財政収支対象経費」は、国の一般会計の歳出のうち、国債費を除いたもの。「中期財政フレーム(平成24年度〜平成26年度)」で定められた歳出の大枠に、「社会保障・税一体改革素案」に基づいて、社会保障の制度改革に伴う増(国分)、消費税率引上げに伴う社会保障支出等の増(国分)を加算。26年度からは基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額を含む。それまでの間は、24年度の措置が継続するものと機械的に想定し、年金交付国債の償還費は「国債費」に加算。27年度は、[試算1-2]における「基礎的財政収支対象経費」の伸びを含む。
-
3.「税収」は、「社会保障・税一体改革素案」に基づく税制抜本改革による税収増を含む。
-
4.「差額」は、「歳出」の計から「税収」及び「その他収入」の計を単純に差し引いた額であり、「差額」が新規国債発行額となることを意味するものではない。
-
5.「基礎的財政収支」は、「税収等−基礎的財政収支対象経費(年金交付国債の償還費を含む)」により算出。
平成24年度予算における制度・施策を基にした後年度歳出・歳入への影響試算
| 本試算は、平成24年度予算における制度・施策を前提とした後年度負担額推計等に基づき、平成24年度予算が平成27年度までの歳出・歳入に与える影響を機械的に試算したものである。なお、本試算は、将来の予算編成を拘束するものではなく、計数は試算の前提等に応じ変化するものである。 |
[試算1-2]
(単位:兆円)
( )書きは対前年度伸率
| 23年度 (2011年度) | 24年度 (2012年度) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 歳 出 | 国債費 | (1.8%) | (7.0%) | (8.9%) | (7.0%) | ||
| 21.5 | 21.9 | 23.5 | 25.6 | 27.4 | |||
| 基礎的財政収支対象経費 | (▲ 3.5%) | (2.1%) | (0.7%) | (0.8%) | |||
| 70.9 | 68.4 | 69.8 | 70.3 | 70.9 | |||
| (72.5) | (73.0) | (73.7) | |||||
| 社会保障関係費 | (▲ 8.1%) | (3.2%) | (3.3%) | (3.1%) | |||
| 28.7 | 26.4 | 27.2 | 28.1 | 29.0 | |||
| 地方交付税等 | (▲ 1.1%) | (▲ 0.1%) | (▲ 2.6%) | (▲ 1.4%) | |||
| 16.8 | 16.6 | 16.6 | 16.1 | 15.9 | |||
| その他 | (0.1%) | (2.4%) | (0.1%) | (▲ 0.2%) | |||
| 25.4 | 25.4 | 26.0 | 26.0 | 26.0 | |||
| 計 | (▲ 2.2%) | (3.3%) | (2.8%) | (2.5%) | |||
| 92.4 | 90.3 | 93.3 | 95.9 | 98.2 | |||
| (95.9) | (98.6) | (101.1) | |||||
| 税 収 等 | 税収 | (3.5%) | (0.9%) | (2.0%) | (1.5%) | ||
| 40.9 | 42.3 | 42.7 | 43.6 | 44.2 | |||
| その他収入 | (▲ 47.9%) | (▲ 8.6%) | (▲ 6.7%) | (0.0%) | |||
| 7.2 | 3.7 | 3.4 | 3.2 | 3.2 | |||
| 計 | (▲ 4.2%) | (0.1%) | (1.3%) | (1.4%) | |||
| 48.1 | 46.1 | 46.1 | 46.7 | 47.4 | |||
| 差額 | (▲ 0.1%) | (6.6%) | (4.2%) | (3.5%) | |||
| 44.3 | 44.2 | 47.2 | 49.1 | 50.8 | |||
| (49.8) | (51.9) | (53.6) | |||||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 23.7 | ▲ 23.6 | ▲ 23.5 | ||
| (▲ 26.3) | (▲ 26.3) | (▲ 26.3) | |||||
| (再掲)[試算1-1]の基礎的財政収支 | |||||||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 22.3 | ▲ 19.8 | ▲ 18.2 | ||
| [試算1-2]からの収支改善額 | |||||||
| 収支改善額 | - | - | 1.4 | 6.5 | 8.1 | ||
-
1.23年度は当初予算額。
-
2.25年度以降の「歳出」及び「差額」における上段の計数は基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額について「歳出」に計上しない場合の額、下段の括弧内の計数は当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の額。なお、当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の社会保障関係費(24年度28.9兆円)は、25年度29.8兆円、26年度30.8兆円、27年度31.7兆円。
-
3.「収支改善額」で比較する[試算1-2]の基礎的財政収支は、25年度は基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額を「歳出」に計上しない場合の額、26年度及び27年度は当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の額。
平成24年度予算を基に「社会保障・税一体改革素案」及び「中期財政フレーム」を前提とした後年度歳出・歳入への影響試算
[試算2-1](名目経済成長率3%程度を前提)
(単位:兆円)
( )書きは対前年度伸率
| 23年度 (2011年度) | 24年度 (2012年度) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 歳 出 | 国債費 | (1.8%) | (7.3%) | (11.4%) | (8.6%) | ||
| 21.5 | 21.9 | 23.6 | 26.2 | 28.5 | |||
| 基礎的財政収支対象経費 | (▲ 3.5%) | (0.0%) | (5.9%) | (1.9%) | |||
| 70.9 | 68.4 | 68.4 | 72.5 | 73.9 | |||
| 計 | (▲ 2.2%) | (1.8%) | (7.3%) | (3.7%) | |||
| 92.4 | 90.3 | 92.0 | 98.7 | 102.3 | |||
| 税 収 等 | 税収 | (3.5%) | (1.8%) | (18.0%) | (7.7%) | ||
| 40.9 | 42.3 | 43.1 | 50.9 | 54.8 | |||
| その他収入 | (▲ 47.9%) | (▲ 8.6%) | (▲ 6.7%) | (0.0%) | |||
| 7.2 | 3.7 | 3.4 | 3.2 | 3.2 | |||
| 計 | (▲ 4.2%) | (1.0%) | (16.2%) | (7.3%) | |||
| 48.1 | 46.1 | 46.5 | 54.1 | 58.0 | |||
| 差額 | (▲ 0.1%) | (2.6%) | (▲ 1.8%) | (▲ 0.6%) | |||
| 44.3 | 44.2 | 45.4 | 44.6 | 44.3 | |||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 21.9 | ▲ 18.7 | ▲ 16.2 | ||
-
1.23年度は当初予算額。
-
2.「基礎的財政収支対象経費」は、国の一般会計の歳出のうち、国債費を除いたもの。「中期財政フレーム(平成24年度〜平成26年度)」で定められた歳出の大枠に、「社会保障・税一体改革素案」に基づいて、社会保障の制度改革に伴う増(国分)、消費税率引上げに伴う社会保障支出等の増(国分)を加算。26年度からは基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額を含む。それまでの間は、24年度の措置が継続するものと機械的に想定し、年金交付国債の償還費は「国債費」に加算。27年度は、[試算2-2]における「基礎的財政収支対象経費」の伸びを含む。
-
3.「税収」は、「社会保障・税一体改革素案」に基づく税制抜本改革による税収増を含む。
-
4.「差額」は、「歳出」の計から「税収」及び「その他収入」の計を単純に差し引いた額であり、「差額」が新規国債発行額となることを意味するものではない。
-
5.「基礎的財政収支」は、「税収等−基礎的財政収支対象経費(年金交付国債の償還費を含む)」により算出。
平成24年度予算における制度・施策を基にした後年度歳出・歳入への影響試算
[試算2-2]
(単位:兆円)
( )書きは対前年度伸率
| 23年度 (2011年度) | 24年度 (2012年度) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 歳 出 | 国債費 | (1.8%) | (7.4%) | (10.3%) | (9.2%) | ||
| 21.5 | 21.9 | 23.6 | 26.0 | 28.4 | |||
| 基礎的財政収支対象経費 | (▲ 3.5%) | (2.0%) | (0.6%) | (0.7%) | |||
| 70.9 | 68.4 | 69.8 | 70.2 | 70.6 | |||
| (72.4) | (72.9) | (73.4) | |||||
| 社会保障関係費 | (▲ 8.1%) | (3.2%) | (3.4%) | (3.1%) | |||
| 28.7 | 26.4 | 27.2 | 28.2 | 29.0 | |||
| 地方交付税等 | (▲ 1.1%) | (▲ 0.5%) | (▲ 3.5%) | (▲ 2.5%) | |||
| 16.8 | 16.6 | 16.5 | 15.9 | 15.5 | |||
| その他 | (0.1%) | (2.4%) | (0.2%) | (▲ 0.0%) | |||
| 25.4 | 25.4 | 26.0 | 26.1 | 26.1 | |||
| 計 | (▲ 2.2%) | (3.3%) | (3.0%) | (3.0%) | |||
| 92.4 | 90.3 | 93.3 | 96.2 | 99.0 | |||
| (96.0) | (98.9) | (101.8) | |||||
| 税 収 等 | 税収 | (3.5%) | (1.8%) | (3.3%) | (3.1%) | ||
| 40.9 | 42.3 | 43.1 | 44.5 | 45.9 | |||
| その他収入 | (▲ 47.9%) | (▲ 8.6%) | (▲ 6.7%) | (0.0%) | |||
| 7.2 | 3.7 | 3.4 | 3.2 | 3.2 | |||
| 計 | (▲ 4.2%) | (1.0%) | (2.6%) | (2.9%) | |||
| 48.1 | 46.1 | 46.5 | 47.7 | 49.1 | |||
| 差額 | (▲ 0.1%) | (5.7%) | (3.5%) | (3.1%) | |||
| 44.3 | 44.2 | 46.8 | 48.4 | 49.9 | |||
| (49.4) | (51.2) | (52.7) | |||||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 23.2 | ▲ 22.4 | ▲ 21.5 | ||
| (▲ 25.9) | (▲ 25.2) | (▲ 24.3) | |||||
| (再掲)[試算2-1]の基礎的財政収支 | |||||||
| 基礎的財政収支 | ▲ 22.7 | ▲ 22.3 | ▲ 21.9 | ▲ 18.7 | ▲ 16.2 | ||
| [試算2-2]からの収支改善額 | |||||||
| 収支改善額 | - | - | 1.4 | 6.5 | 8.2 | ||
-
1.23年度は当初予算額。
-
2.25年度以降の「歳出」及び「差額」における上段の計数は基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額について「歳出」に計上しない場合の額、下段の括弧内の計数は当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の額。なお、当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の社会保障関係費(24年度28.9兆円)は、25年度29.8兆円、26年度30.8兆円、27年度31.7兆円。
-
3.「収支改善額」で比較する[試算2-2]の基礎的財政収支は、25年度は基礎年金国庫負担割合の2分の1への引上げ所要額を「歳出」に計上しない場合の額、26年度及び27年度は当該所要額を機械的に「歳出」に加算した場合の額。
[経済指標の前提]
| 24年度 (2012年度) (政府経済見通し) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) | ||
|---|---|---|---|---|---|
| [試算1-1] | 名目経済成長率 | 2.0% | 1.4% | 1.5% | 1.6% |
| [試算1-2] | 消費者物価上昇率 | 0.1% | 0.4% | 0.7% | 1.0% |
| [試算2-1] | 名目経済成長率 | 2.0% | 2.3% | 2.7% | 3.0% |
| [試算2-2] | 消費者物価上昇率 | 0.1% | 0.7% | 1.0% | 1.5% |
- [試算1-1]及び[試算1-2]は、「財政運営戦略」における「財政健全化の道筋を示すに当たっては、慎重な経済見通しを前提とすることを基本とすべきである」との記述等に基づき設定。
- [試算2-1]及び[試算2-2]は、「日本再生の基本戦略」における「2011年度から2020年度までの平均で名目成長率3%程度、実質成長率2%程度を政策努力の目標として取り組む」との記述等に基づき設定。
[算出要領]
| 国債費 | : |
| ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||
| 基礎的財政収支 対象経費 (地方交付税等 を除く) | : | 平成24(2012)年度予算における制度・施策を前提とし、消費者物価上昇率等を用いて後年度負担額を推計。 | ||||||||||||||||||
| 地方交付税等 | : | 法定率分について名目経済成長率×弾性値1.2等を用いるとともに、地方交付税法附則で定められる加算などにより推計。 | ||||||||||||||||||
| 税収 | : | 名目経済成長率×弾性値1.1に、平成24(2012)年度税制改正の影響等を調整して推計。 | ||||||||||||||||||
| その他収入 | : | 平成24(2012)年度予算額を基本とし、個別要因を勘案して推計。なお、現時点で具体的に見込めない収入については計上していない。 | ||||||||||||||||||
[参考] 名目経済成長率及び金利が変化した場合の試算([試算1-1]を基に算出)
平成25(2013)年度以降名目経済成長率が変化した場合の税収の増減額
(単位:兆円)
( )書きは「税収」の額
| 名目経済成長率 (上記の前提からの変化幅) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) |
|---|---|---|---|
| +2% | 0.9 | 2.2 | 3.5 |
| (43.6) | (51.9) | (56.3) | |
| +1% | 0.5 | 1.1 | 1.7 |
| (43.2) | (50.8) | (54.5) | |
| −1% | ▲ 0.5 | ▲ 1.1 | ▲ 1.7 |
| (42.2) | (48.7) | (51.1) |
平成25(2013)年度以降金利が変化した場合の国債費の増減額
(単位:兆円)
( )書きは「国債費」の額
| 金利 (上記の前提からの変化幅) | 25年度 (2013年度) | 26年度 (2014年度) | 27年度 (2015年度) |
|---|---|---|---|
| +2% | 2.0 | 4.9 | 8.3 |
| (25.5) | (30.7) | (35.8) | |
| +1% | 1.0 | 2.4 | 4.1 |
| (24.5) | (28.3) | (31.6) | |
| −1% | ▲ 1.0 | ▲ 2.4 | ▲ 4.1 |
| (22.4) | (23.4) | (23.4) |
