平成20年7月10日
財務省
経常収支:2兆6億円の黒字(前年同月比▲1,249億円[▲5.9%]黒字幅縮小)
以下のとおり、 「貿易・サービス収支」の黒字幅が拡大したものの、「所得収支」の黒字幅が縮小したことから、全体として3ヶ月連続で黒字幅が縮小した。
1.貿易・サービス収支:5,066億円の黒字(前年同月比871億円 [20.8%]黒字幅拡大)
「貿易収支」の黒字幅が拡大したことに加え、「サービス収支」の赤字幅が縮小したことから、全体として7ヶ月振りに黒字幅が拡大した。
(1) 貿易収支:5,294億円の黒字(前年同月比313億円[6.3%]黒字幅拡大)
7ヶ月振りに黒字幅が拡大。
@ 輸 出:6兆5,045億円(前年同月比2,617億円[4.2%]増加)
54ヶ月連続の増加。
A 輸 入:5兆9,752億円(前年同月比2,304億円[4.0%]増加)
8ヶ月連続の増加。
[参考1] 6月27日 財務省関税局発表 平成20年5月分貿易統計
(通関ベース:輸出は確報値、輸入は9桁ベースの速報値)
(1) 輸出:6兆8,090億円(前年同月比2,412億円[3.7%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲1,227億円[▲9.4%])、対EU(同▲109億円[▲1.1%])が減少したものの、対アジア(同2,614億円[8.1%])が増加。
A「商品別」では、鉱物性燃料(同1,073億円[140.2%])、自動車(同377億円[3.5%])、船舶(同225億円[24.4%])等が増加。
(2) 輸入:6兆4,468億円(前年同月比2,745億円[4.4%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲634億円[▲8.3%])、対EU(同▲537億円[▲8.0%])、対アジア(同▲1,029億円[▲3.8%])が減少。
A「商品別」では、原粗油(同4,547億円[53.6%])、石炭(同771億円[47.5%])、液化天然ガス(同571億円[21.1%])等が増加。
[参考2] ドル・円相場(インターバンク直物相場・中心値の月中平均レート、東京市場)
104.14円/米ドル(前年同月:120.73円/米ドル、前年同月比13.7%の円高)
ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均)
162.05円/ユーロ(前年同月:163.19円/ユーロ、前年同月比0.7%の円高)
[参考3]原油価格(石油連盟資料)
@ドルベース:107.62米ドル/バレル(前年同月比63.5%上昇、8ヶ月連続の上昇)
A円ベース:70,371円/㎘(前年同月比42.1%上昇、8ヶ月連続の上昇)
(2) サービス収支:▲228億円の赤字(前年同月比558億円[▲71.0%]赤字幅縮小)
「その他サービス」の黒字幅が拡大したことに加え、「旅行」の赤字幅が縮小したこと等から、全体として2ヶ月連続で赤字幅が縮小した。
@「輸送」は、「航空輸送」の赤字幅が縮小したことから、全体として赤字幅が縮小した。
A「旅行」は、外国人旅行者からの受取が増加したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
B 「その他サービス」は、「特許等使用料」の黒字幅が拡大したこと等から、全体として黒字幅が拡大した。
2.所得収支:1兆5,650億円の黒字(前年同月比▲2,246億円[▲12.6%]黒字幅縮小)
「直接投資収益」の黒字幅が拡大したものの、「証券投資収益」の黒字幅が縮小したことから、全体として2ヶ月連続で黒字幅が縮小した。
@「直接投資収益」は、「再投資収益」の黒字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が拡大した。
A 「証券投資収益」は、「債券利子」の黒字幅が縮小したこと等から、全体として黒字幅が縮小した。
1.投資収支・資産(居住者による投資)
(1) 対外直接投資:▲5,693億円の流出超(前月:▲4,726億円の流出超)
本邦企業による海外企業の発行済株式の取得がみられたこと等から、引き続き流出(取得)超となった。
(2) 対外株式投資(除く貸借):▲1,827億円の流出超(前月:▲2,720億円の流出超)
銀行等(信託勘定)において流出(取得)超が継続していること等から、全体として引き続き流出(取得)超となった。
(3) 対外中長期債投資(除く貸借):▲2兆7,484億円の流出超(前月:3,072億円の流入超)
銀行部門において流出(取得)超に転じたこと等から、全体として流出(取得)超に転じた。
2.投資収支・負債(非居住者からの投資)
(1) 対内直接投資:1,615億円の流入超(前月:881億円の流入超)
海外企業による本邦支店への投資がみられたこと等から、引き続き流入(取得)超となった。
(2) 対内株式投資(除く貸借):8,808億円の流入超(前月:1兆1,330億円の流入超)
海外投資家による日本株の取得がみられたことから、引き続き流入(取得)超となった。
(3) 対内中長期債投資(除く貸借):▲7,539億円の流出超(前月:913億円の流入超)
国債において流出(処分)超に転じたこと等から、全体として流出(処分)超に転じた。
【連絡・問い合わせ先】
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