平成20年6月11日
財務省
経常収支:1兆3,809億円の黒字(前年同月比▲5,813億円[▲29.6%]黒字幅縮小)
以下のとおり、 「貿易・サービス収支」の黒字幅が縮小したことに加え、「所得収支」の黒字幅が縮小したことから、全体として2ヶ月連続で黒字幅が縮小した。
1.貿易・サービス収支:1,994億円の黒字(前年同月比▲3,027億円 [▲60.3%]黒字幅縮小)
「サービス収支」の赤字幅が縮小したものの、「貿易収支」の黒字幅が縮小したことから、全体として3ヶ月連続で黒字幅が縮小した。
(1) 貿易収支:6,347億円の黒字(前年同月比▲3,953億円[▲38.4%]黒字幅縮小)
6ヶ月連続の黒字幅縮小。
@ 輸 出:6兆6,029億円(前年同月比3,078億円[4.9%]増加)
53ヶ月連続の増加。
A 輸 入:5兆9,681億円(前年同月比7,030億円[13.4%]増加)
7ヶ月連続の増加。
[参考1] 5月29日 財務省関税局発表 平成20年4月分貿易統計
(通関ベース:輸出は確報値、輸入は9桁ベースの速報値)
(1) 輸出:6兆8,914億円(前年同月比2,579億円[3.9%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲1,222億円[▲9.1%])が減少したものの、対EU(同132億円[1.3%])、対アジア(同2,275億円[7.1%])が増加。
A「商品別」では、自動車(同1,308億円[12.4%])、船舶(同255億円[22.0%])等が増加。
(2) 輸入:6兆4,120億円(前年同月比6,815億円[11.9%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲458億円[▲6.7%])が減少したものの、対EU(同258億円[4.4%])、対アジア(同1,178億円[4.6%])が増加。
A「商品別」では、原粗油(同4,817億円[55.0%])、液化天然ガス(同1,357億円[65.8%])、石炭(同612億円[51.1%])等が増加。
[参考2] ドル・円相場(インターバンク直物相場・中心値の月中平均レート、東京市場)
102.49円/米ドル(前年同月:118.83円/米ドル、前年同月比13.8%の円高)
ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均)
161.58円/ユーロ(前年同月:160.36円/ユーロ、前年同月比0.8%の円安)
[参考3]原油価格(石油連盟資料)
@ドルベース:100.75米ドル/バレル(前年同月比65.5%上昇、7ヶ月連続の上昇)
A円ベース:63,780円/㎘(前年同月比40.9%上昇、7ヶ月連続の上昇)
(2) サービス収支:▲4,353億円の赤字(前年同月比925億円[▲17.5%]赤字幅縮小)
「その他サービス」及び「旅行」の赤字幅が縮小したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
@「輸送」は、「航空輸送」の赤字幅が縮小したことから、全体として赤字幅が縮小した。
A「旅行」は、出国日本人旅行者の支払が減少したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
B 「その他サービス」は、「その他営利業務」の赤字幅が縮小したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
2.所得収支:1兆2,955億円の黒字(前年同月比▲2,685億円[▲17.2%]黒字幅縮小)
「直接投資収益」及び「証券投資収益」の黒字幅が縮小したことから、全体として10ヶ月振りに黒字幅が縮小した。
@「直接投資収益」は、「配当金・配分済支店収益」の黒字幅が縮小したこと等から、全体として黒字幅が縮小した。
A「証券投資収益」は、「債券利子」の黒字幅が縮小したことから、全体として黒字幅が縮小した。
1.投資収支・資産(居住者による投資)
(1) 対外直接投資:▲4,726億円の流出超(前月:▲7,550億円の流出超)
本邦企業による海外企業の発行済株式の取得がみられたこと等から、引き続き流出(取得)超となった。
(2) 対外株式投資(除く貸借):▲2,720億円の流出超(前月:▲2,828億円の流出超)
銀行等(信託勘定)において流出(取得)超が継続していること等から、全体として引き続き流出(取得)超となった。
(3) 対外中長期債投資(除く貸借):3,072億円の流入超(前月:▲1兆1,666億円の流出超)
銀行部門において流入(処分)超に転じたこと等から、全体として流入(処分)超に転じた。
2.投資収支・負債(非居住者からの投資)
(1) 対内直接投資:881億円の流入超(前月:2,477億円の流入超)
海外企業による本邦企業の発行済株式の取得がみられたものの、海外企業による本邦子会社への貸付回収がみられたこと等から、全体として流入(取得)超幅が縮小した。
(2) 対内株式投資(除く貸借):1兆1,330億円の流入超(前月:▲1兆7,269億円の流出超)
海外投資家による日本株の取得がみられたことから、流入(取得)超に転じた。
(3) 対内中長期債投資(除く貸借):913億円の流入超(前月:▲1兆1,800億円の流出超)
国債において流入(取得)超に転じたことから、全体として流入(取得)超に転じた。
【連絡・問い合わせ先】
国際局為替市場課国際収支室 国際収支第1係 Tel:03(3581)4111 内線2888
財務省ホームページ http://www.mof.go.jp