平成20年4月10日
財務省
経常収支:2兆4,677億円の黒字(前年同月比687億円[2.9%]黒字幅拡大)
以下のとおり、「貿易・サービス収支」 の黒字幅が縮小したものの、「所得収支」の黒字幅が拡大したことから、全体として2ヶ月連続で黒字幅が拡大した。
1.貿易・サービス収支:8,833億円の黒字(前年同月比▲1,409億円 [▲13.8%]黒字幅縮小)
「貿易収支」の黒字幅が縮小したことに加え、「サービス収支」の赤字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が縮小した。
(1) 貿易収支:1兆353億円の黒字(前年同月比▲735億円[▲6.6%]黒字幅縮小)
4ヶ月連続の黒字幅縮小。
@ 輸 出:6兆6,696億円(前年同月比5,529億円[9.0%]増加)
51ヶ月連続の増加。
A 輸 入:5兆6,343億円(前年同月比6,264億円[12.5%]増加)
5ヶ月連続の増加。
[参考1] 3月28日 財務省関税局発表 平成20年2月分貿易統計
(通関ベース:輸出は確報値、輸入は9桁ベースの速報値)
(1) 輸出:6兆9,754億円(前年同月比5,593億円[8.7%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲850億円[▲6.0%])が減少したものの、対EU(同723億円[7.1%])、対アジア(同4,036億円[13.8%])が増加。
A「商品別」では、自動車(同1,019億円[9.0%])、船舶(同679億円[87.7%])、鉄鋼(同354億円[11.0%])等が増加。
(2) 輸入:6兆92億円(前年同月比5,546億円[10.2%]増加)
@「主要地域別」では、対EU(同▲104億円[▲1.8%])、対アジア(同▲665億円
[▲2.7%])が減少したものの、対米国(同231億円[3.7%])が増加。
A「商品別」では、原粗油(同5,379億円[64.5%])、液化天然ガス(同1,052億円
[45.4%])、石油製品(同552億円[40.7%])等が増加。
[参考2] ドル・円相場(インターバンク直物相場・中心値の月中平均レート、東京市場)
107.16円/米ドル(前年同月:120.45円/米ドル、前年同月比11.0%の円高)
ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均)
158.18円/ユーロ(前年同月:157.60円/ユーロ、前年同月比0.4%の円安)
[参考3]原油価格(石油連盟資料)
@ドルベース:92.71米ドル/バレル(前年同月比68.3%上昇、5ヶ月連続の上昇)
A円ベース:62,336円/㎘(前年同月比48.7%上昇、5ヶ月連続の上昇)
(2) サービス収支:▲1,520億円の赤字(前年同月比▲674億円[79.8%]赤字幅拡大)
「旅行」の赤字幅が縮小したものの、「輸送」の赤字幅が拡大したことに加え、「その他サービス」の黒字幅が縮小したことから、全体として2ヶ月振りに赤字幅が拡大した。
@「輸送」は、「海上輸送」の赤字幅が拡大したことから、全体として赤字幅が拡大した。
A「旅行」は、外国人旅行者からの受取が増加したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
B 「その他サービス」は、「保険」の赤字幅が拡大したこと等から、全体として黒字幅が縮小した。
2.所得収支:1兆6,756億円の黒字(前年同月比2,091億円[14.3%]黒字幅拡大)
「直接投資収益」及び「証券投資収益」の黒字幅が拡大したこと等から、全体として8ヶ月連続で黒字幅が拡大した。
@「直接投資収益」は、「配当金・配分済支店収益」が 黒字に転じたこと等から、全体として黒字幅が拡大した。
A「証券投資収益」は、「配当金」の黒字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が拡大した。
1.投資収支・資産(居住者による投資)
(1) 対外直接投資:▲8,560億円の流出超(前月:▲1兆4,490億円の流出超)
本邦企業による海外子会社への貸付がみられたこと等から、引き続き流出(取得)超となった。
(2) 対外株式投資(除く貸借):▲5,905億円の流出超(前月:▲7,469億円の流出超)
銀行等(信託勘定)において流出(取得)超が継続していること等から、全体として引き続き流出(取得)超となった。
(3) 対外中長期債投資(除く貸借):▲1兆754億円の流出超(前月:▲2兆8,262億円の流出超)
銀行部門の流出(取得)超幅が縮小したことに加え、生命保険会社が流入(処分)超に転じたこと等から、流出(取得)超幅が縮小した。
2.投資収支・負債(非居住者からの投資)
(1) 対内直接投資:2,042億円の流入超(前月:1,893億円の流入超)
外国企業による本邦企業の増資引受がみられたこと等から、引き続き流入(取得)超となった。
(2) 対内株式投資(除く貸借):▲944億円の流出超(前月:▲1兆3,996億円の流出超)
海外投資家による日本株の処分がみられたことから、引き続き流出(処分)超となった。
(3) 対内中長期債投資(除く貸借):▲4,274億円の流出超(前月:6,439億円の流入超)
国債において流出(処分)超に転じたこと等から、全体として流出(処分)超に転じた。
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