平成19年12月12日
財務省
経常収支:2兆2,291億円の黒字(前年同月比6,989億円[45.7%]黒字幅拡大)
以下のとおり、「貿易・サービス収支」及び「所得収支」の黒字幅が拡大したことから、全体として10ヶ月連続で黒字幅が拡大した。
1.貿易・サービス収支:9,223億円の黒字(前年同月比4,904億円 [113.5%]黒字幅拡大)
「貿易収支」の黒字幅が拡大したことに加え、「サービス収支」の赤字幅が縮小したことから、全体として黒字幅が拡大した。
(1) 貿易収支:1兆1,584億円の黒字(前年同月比3,979億円[52.3%]黒字幅拡大)
@ 輸出:7兆1,112億円(前年同月比8,544億円[13.7%]増加)
47ヶ月連続の増加。
A 輸入:5兆9,528億円(前年同月比4,564億円[8.3%]増加)
2ヶ月振りの増加。
[参考1] 11月29日 財務省関税局発表 平成19年10月分貿易統計
(通関ベース:輸出は確報値、輸入は9桁ベースの速報値)
(1) 輸出:7兆5,066億円(前年同月比9,092億円[13.8%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同▲235億円[▲1.5%])が減少したものの、対EU(同2,176億円[23.7%])、対アジア (同3,965億円[12.6%])が増加。
A「商品別」では、自動車(同2,349億円[21.3%])、自動車の部分品(同533億円[20.9%])、通信機(同500億円[113.5%])等が増加。
(2) 輸入:6兆4,989億円(前年同月比5,148億円[8.6%]増加)
@「主要地域別」では、対米国(同440億円[6.0%])、対EU(同566億円[9.4%])、対アジア(同1,268億円[4.8%])のいずれも増加。
A「商品別」では、原粗油(同1,806億円[20.2%])、液化天然ガス(同639億円[25.9%])、 通信機(同453億円[90.9%])等が増加。
[参考2] ドル・円相場(インターバンク直物相場・中心値の月中平均レート、東京市場)
115.74円/米ドル(前年同月:118.66円/米ドル、前年同月比2.5%の円高)
ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均)
164.74円/ユーロ(前年同月:149.66円/ユーロ、前年同月比10.1%の円安)
[参考3]原油価格(石油連盟資料)
@ドルベース:76.10米ドル/バレル(前年同月比18.1%上昇、2ヶ月振りの上昇)
A円ベース:55,510円/㎘(前年同月比16.1%上昇、2ヶ月振りの上昇)
(2) サービス収支:▲2,360億円の赤字(前年同月比924億円[▲28.1%]赤字幅縮小)
「輸送」、「旅行」及び「その他サービス」の赤字幅が縮小したことから、全体として赤字幅が縮小した。
@「輸送」は、「航空輸送」の赤字幅が縮小したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
A「旅行」は、外国人旅行者からの受取が増加したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
B 「その他サービス」は、「特許等使用料」の黒字幅が拡大したこと等から、全体として赤字幅が縮小した。
2.所得収支:1兆3,920億円の黒字(前年同月比2,066億円[17.4%]黒字幅拡大)
「直接投資収益」及び「証券投資収益」の黒字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が拡大した。
@「直接投資収益」は、「再投資収益」の黒字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が拡大した。
A「証券投資収益」は、「配当金」及び「債券利子」の黒字幅が拡大したことから、全体として黒字幅が拡大した。
1.投資収支・資産(居住者による投資)
(1) 対外直接投資:▲4,228億円の流出超(前月:▲3,814億円の流出超)
本邦企業による海外子会社の増資引受がみられたこと等から、引き続き流出(取得)超となった。
(2) 対外株式投資(除く貸借):▲223億円の流出超(前月:▲2,070億円の流出超)
金融商品取引業者が流出(取得)超に転じたものの、投資信託委託会社等が流入(処分)超に転じたこと等から、流出(取得)超幅が縮小した。
(3) 対外中長期債投資(除く貸借):▲3兆1,715億円の流出超(前月:▲3兆9,315億円の流出超)
銀行(銀行勘定)の流出(取得)超幅が縮小したものの、生命保険会社が流出(取得)超に転じたこと等から、引き続き流出(取得)超となった。
2.投資収支・負債(非居住者からの投資)
(1) 対内直接投資:1,528億円の流入超(前月:1,798億円の流入超)
外国企業による本邦企業の増資引受がみられたこと等から、引き続き流入(取得)超となった。
(2) 対内株式投資(除く貸借):5,118億円の流入超(前月:▲5,168億円の流出超)
海外投資家による日本株の取得がみられたことから、流入(取得)超に転じた。
(3) 対内中長期債投資(除く貸借):1兆5,055億円の流入超(前月:▲6,455億円の流出超)
主に国債において流入(取得)超に転じたこと等から、全体として流入(取得)超に転じた。
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