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全国財務局管内経済情勢報告概要(平成20年1月21日)

全国財務局

管内経済情勢報告概要

平成20年1月21日
財   務   省

目   次

各財務(支)局、沖縄総合事務局からの報告については、PDF形式、もしくは各財務局のホームページをご覧下さい。

 


 

地域経済の概況

I.概要

1.昨年10月から12月における地域経済の概況について、全国11の財務局(福岡財務支局及び沖縄総合事務局を含む。)に報告を求めたところ、

 ・ 東北で「持ち直しの動きがさらに緩やか」に、近畿、福岡、沖縄で「緩やかに回復」に、九州で「緩やかな回復の動きに足踏み」に総括判断を前回報告(11月2日)より下方修正している。

 ・関東、四国は総括判断に微修正が加えられているものの、回復基調が続いているという基本的な判断に変化はなく、北陸、東海、中国では前回報告の総括判断が据え置かれており、回復基調となっている。

 ・ 北海道は「横ばい」の総括判断が据え置かれている。

 
こうしたことから、地域経済の概況は、地域差はみられるものの、多くの地域で緩やかな回復基調が続いており、全体として「 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかな回復が続いている」と総括される。
  なお、先行きについては、緩やかな景気回復が続くと見込まれる。一方、サブプライム住宅ローン問題を背景とする金融資本市場の変動や原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。

 

2.地域経済の動きを主要項目別にみると、

 (1)
生産活動は、 北海道で引き続き「横ばい」となっているものの、北陸、中国で「緩やかに増加」、四国で「増加している」に上方修正されるなど、他の地域でも「高水準」、「堅調に推移」等となっている。

 (2)個人消費は、 東北で「持ち直しの動きが緩やか」と下方修正されているものの、北海道、九州の「横ばい基調」等を除き、その他の地域では「緩やかに回復」、「緩やかな持ち直し」等となっている。

 (3)雇用情勢は、 東北で「弱含み」、関東で「改善の動きが弱まっている」、近畿、中国、九州、福岡で「改善に足踏み」と下方修正されているものの、その他の地域で「緩やかな改善」等となっている。

  


 

II.各地域の経済動向
1.総括判断

財務局名

前回(11月2日) 今    回 前回との基調比較
全局総括 緩やかな回復が続いている。 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかな回復が続いている。
北海道 一部に緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、全体としては横ばいとなっている。 一部に緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、一方で弱い動きもあり、全体としては横ばいとなっている。
東 北 緩やかな持ち直しの動きが続いている。 持ち直しの動きがさらに緩やかになっている。
関 東 緩やかに回復している。 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復している。
北 陸 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復を続けている。 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復を続けている。
東 海 総じて拡大基調にある。 総じて拡大基調にある。
近 畿 回復している。 緩やかに回復している。
中 国 おおむね回復している。 おおむね回復している。
四 国 総じてみると緩やかに持ち直している。 このところやや足取りが鈍くなっているものの、総じてみると緩やかに持ち直している。
九 州 一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復を続けている。 緩やかな回復の動きに足踏みがみられる。
福 岡 回復を続けている。 緩やかに回復している。
沖 縄 基調としては引き続き回復している。 緩やかに回復している。

 

 

II.各地域の経済動向
2.総括判断の要点、主要項目(生産、個人消費、雇用)及びその他の主な項目について

 
北海道 前    回 今    回
総 括 判 断 一部に緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、全体としては横ばいとなっている。 一部に緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、一方で弱い動きもあり、全体としては横ばいとなっている。
判断の要点 設備投資は前年度を上回る計画であり、企業収益は増益見込みとなっているものの、住宅建設は前年を大幅に下回り、観光(来道客数)は前年を下回っている。また、個人消費、生産は横ばいとなっているほか、雇用情勢も横ばいの動きとなっていることなどから、管内経済は一部に緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、一方で弱い動きもあり、全体としては横ばいとなっている。






生   産 横ばい 横ばい
個人消費 横ばい基調の動き 横ばい基調の動き
雇   用 緩やかな改善の動きに足踏み感 横ばい
その他
の主な
項目
企業収益 19年度通期は増益見通し 19年度通期は増益見込み
観    光 来道客数はおおむね前年並み 来道客数は前年を下回る

 

東 北 前    回 今    回
総 括 判 断 緩やかな持ち直しの動きが続いている。 持ち直しの動きがさらに緩やかになっている。
判断の要点 生産活動は高水準で、設備投資も増加見込みとなっているものの、企業収益は減益見込みとなっている。また、雇用情勢は一部に緩やかな持ち直しの動きがみられるものの弱含んでいるほか、個人消費は持ち直しの動きが緩やかになっていることなどから、管内経済は持ち直しの動きがさらに緩やかになっている。






生   産 上昇している 高水準
個人消費 一部弱含みながらも持ち直しの動きが続いている 持ち直しの動きが緩やかになっている
雇   用 緩やかな持ち直しの動きに足踏み感 一部に緩やかな持ち直しの動きがみられるものの弱含んでいる
その他
の主な
項目
企業収益 19年度上期は減益見込み
19年度通期は増益見通し
19年度通期は減益見込み
住宅建設 前年を下回っている 前年を下回っている

 

関 東 前    回 今    回
総 括 判 断 緩やかに回復している。 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復している。
判断の要点 個人消費は緩やかに回復しているものの、住宅建設は低調に推移している。また、企業の設備投資は増加見込みとなっており、輸出は前年を上回っている。こうした需要動向のもと、製造業の生産は堅調に推移しており、企業収益は増益見込みとなっている一方、雇用情勢はこのところ改善の動きが弱まっていることなどから、管内経済は一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復している。






生   産 堅調に推移している 堅調に推移している
個人消費 緩やかに回復している 緩やかに回復している
雇   用 改善している このところ改善の動きが弱まっている
その他
の主な
項目
輸   出 前年を上回っている 前年を上回っている
住宅建設  前年を下回っている 低調に推移している

 

北 陸 前    回 今    回
総 括 判 断 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復を続けている。 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復を続けている。
判断の要点 個人消費は全体として緩やかな持ち直しの動きとなっている。また、生産活動は緩やかに増加しており、19年度の企業収益は増益見込み、設備投資は増加見込みとなっているほか、雇用情勢は全体として改善していることなどから、管内経済は一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに回復を続けている。






生   産 持ち直しの動きとなっている 緩やかに増加している
個人消費 全体として持ち直しの動きが緩やかとなっている 全体として緩やかな持ち直しの動きとなっている
雇   用 全体として改善している 全体として改善している
その他
の主な
項目
企業収益 19年度上期は減益見込み
19年度通期は増益見通し
19年度通期は増益見込み
設備投資 19年度上期は増加見込み
19年度通期は増加見通し
19年度通期は増加見込み

 

東 海 前    回 今    回
総 括 判 断 総じて拡大基調にある。 総じて拡大基調にある。
判断の要点 消費は緩やかに回復しており、輸出も引き続き増加していることなどから、生産は輸送用機械等を中心に増加している。また、雇用情勢は労働力需給が引き締まり基調にあることなどから、管内経済は総じて拡大基調にある。






生   産 増加している 増加している
個人消費 緩やかに回復している 緩やかに回復している
雇   用 労働力需給が引き締まり基調にある 労働力需給が引き締まり基調にある
その他
の主な
項目
設備投資 19年度通期は増加見通し 19年度通期は増加見込み
企業収益 19年度通期は増益見通し 19年度通期は増益見込み

 

近 畿 前    回 今    回
総 括 判 断 回復している。 緩やかに回復している。
判断の要点 新設住宅着工戸数は前年を大幅に下回っており、雇用情勢は完全失業率が前年を下回っているものの有効求人倍率は下降しているなど改善に足踏みが見られる。一方、企業活動については、輸出が好調に推移しているなか生産は堅調で、設備投資も前年を大幅に上回る計画となっているなど底堅く推移しているほか、個人消費は緩やかな持ち直しが続いていることなどから、管内経済は緩やかに回復している。






生   産 堅調に推移している 堅調に推移している
個人消費 総じてみると緩やかな持ち直しが続いている 総じてみると緩やかな持ち直しが続いている
雇   用 改善している 改善に足踏み
その他
の主な
項目
設備投資 前年を大幅に上回る計画となっている 前年を大幅に上回る計画となっている
輸    出 好調に推移している 好調に推移している

 

中 国 前    回 今    回
総 括 判 断 おおむね回復している。 おおむね回復している。
判断の要点 雇用情勢は改善に足踏みが見られるものの、個人消費や生産は緩やかに増加している。また、設備投資計画、企業収益なども前年を上回る見込みとなっていることなどから、管内経済はおおむね回復している。






生   産 おおむね横ばい 緩やかに増加
個人消費 緩やかに増加 緩やかに増加
雇   用 改善している 改善は足踏み
その他
の主な
項目
設備投資 前年度を上回る見通し 前年度を上回る見込み
企業収益 増益見通し 増益見込み

 

四 国 前    回 今    回
総 括 判 断 総じてみると緩やかに持ち直している。 このところやや足取りが鈍くなっているものの、総じてみると緩やかに持ち直している。
判断の要点 生産活動は増加しており、個人消費は総じてみると緩やかに持ち直している。また、雇用情勢は厳しさはみられるものの、緩やかな改善の動きが続いていることなどから、管内経済はこのところやや足取りが鈍くなっているものの、総じてみると緩やかに持ち直している。






生   産 緩やかに増加している 増加している
個人消費 緩やかに持ち直している 総じてみると緩やかに持ち直している
雇   用 厳しさはみられるものの、緩やかな改善の動きが続いている 厳しさはみられるものの、緩やかな改善の動きが続いている
その他
の主な
項目
設備投資 19年度は前年度を上回る見通し 19年度は前年度を上回る見込み
企業収益 19年度上期は減益見込み 19年度通期は減益見込み

 

九 州  前    回 今    回
総 括 判 断 一部に弱さがみられるものの、緩やかな回復を続けている。 緩やかな回復の動きに足踏みがみられる。
判断の要点 生産は高い水準で推移しているものの、雇用情勢はこのところ改善の動きに足踏みがみられる。また、個人消費は底堅く推移しているものの一部に弱い動きがみられ、企業収益も減益の見込みとなっていることなどから、管内経済は緩やかな回復の動きに足踏みがみられる。






生   産 高い水準にあるものの、一部に弱さがみられる 弱さがみられるものの、高い水準で推移している
個人消費 底堅く推移しているものの、一部に弱い動きがみられる 底堅く推移しているものの、一部に弱い動きがみられる
雇   用 厳しさはみられるものの、緩やかに改善している 改善の動きに足踏みがみられる
その他
の主な
項目
設備投資 前年度を上回る見通し 前年度を上回る見込み
企業収益 19年度上期は増益見込み 19年度下期は減益見込み

 

福 岡   前    回 今    回
総 括 判 断 回復を続けている。 緩やかに回復している。
判断の要点 生産は高水準で推移しており、設備投資も高水準が続いているほか、企業収益も増益の見込みとなっている。また、雇用情勢はこのところ改善に足踏みがみられ、住宅建設は前年を下回っている一方、個人消費は一部に弱い動きがみられるものの、底堅く推移していることなどから、管内経済は緩やかに回復している。






生   産 高水準で推移している 高水準で推移している
個人消費 一部に弱い動きがみられるものの、底堅く推移している 一部に弱い動きがみられるものの、底堅く推移している
雇   用 足元低調な動きがみられるものの、全体としては緩やかな改善の動きが続いている このところ改善に足踏みがみられる
その他
の主な
項目
企業収益 19年度通期は増益見通しとなっている 19年度通期は増益見込みとなっている
輸   出 引き続き前年を上回っている 引き続き前年を上回っている

 

沖 縄   前    回 今    回
総 括 判 断 基調としては引き続き回復している。 緩やかに回復している。
判断の要点 観光が引き続き好調に推移し、個人消費も引き続き順調となっているほか、雇用情勢は緩やかに改善している。また、住宅建設は前年を下回っているものの、企業の設備投資は前年度を上回る見込みとなっていることなどから、管内経済は緩やかに回復している。






観   光 引き続き好調に推移 引き続き好調に推移
個人消費 引き続き順調に推移 引き続き順調に推移
雇   用 緩やかに改善 緩やかに改善
その他
の主な
項目
住宅建設 前年を下回っている 前年を下回っている
生   産 弱含みながら一部に持ち直しの動き 弱含みで推移している

 


(参考)47都道府県ごとの経済情勢

 47都道府県ごとの経済情勢(PDF形式)

  地域別主要経済指標

 各地域における主要経済指標(EXCEL形式)

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